![]() | きみに注ぐ (IDコミックス gateauコミックス) (2011/08/12) 雲之助 商品詳細を見る |
初めての作家さんです。表紙が綺麗だったので購入しました。
やばい…。いや、やばくないんだけど、ラスト見開きの二人に泣きそうになった。
眩しくて、きらきらしていて、誰かを好きになった喜び、嬉しさ、高揚感。
堂々と何の衒いもなく、「愛してる」と言える恋愛をしてる彼らが、
もう私には眩しすぎる……。
目を背けたくなるけど、もっと見ていたいような矛盾した気持ちになりました。
そんな眩しくてきれいなものを私は、BLに求めて探して読んでいるし、
出来れば自分でも書きたいとも思っている(これが一番難しいけど……)。
この話をいいなと思ったのは、10代前半とかでなく20才を過ぎた二人だからなんです。
攻はまるで初恋のように、はしゃいで眠れないとか言ってるし。
軽いしどっか飄々とした攻の、受を好きで好きでたまらない感が溢れてる。
そんなラスト間近は、すごく好きでした。
以下に畳んでいます…。
1/15 『≠ノットイコール 2』 1/16 『≠ノットイコール 2』
1/17 『拍手コメのお礼』 1/18 『夢の果てまでも』
に拍手とコメントを、いつもありがとうございます~

大学4年生同士。
校内でキスしてるところを、偶然受に見られてしまう攻。
受は生真面目で頭も良くて、いつも独りでいる有名人です。それに比べて攻は軽くて、
飄々としている印象です。
そんな攻から見たら、受に興味を持つのも当然と言えば当然で。
気になってちょっかい出しますが、相手にされないし殴られたりしてます。
まぁ、いきなりキスしたら殴られるだろうけどさ…。
BLの女性キャラって可哀想だったり、嫌な人だったりが多い気がします(私的統計結果)。
でも受の妹は、どちらにも当てはまらなかったです。
ブラコンはブラコンなんだろうけど…、本当に好きなんだなって思った。
兄は大切な宝物なんだって、妹の子供ん時のエピソードで納得しました。
この人の妹だという喜びと誇りが、彼女にはある。
結果、大切な宝物は攻に取られてしまいますが。
宝物はどこにあっても変わらずに輝いているって、気付いたんだと思う。
この子、可愛いです。
この話の何が良いかって、受の存在な気がします。
まっすぐで生真面目で、彼の発する言葉に嘘はない。
それが間違った方向に行ってしまったのが、高校ん時のエピソードでした。
正しいと思って、受は行動したのにね…。
同級生二人、苛める側と苛められる側の話なんですが、
もっと、どうにかならなかったのだろうか……。結構つらい話だった。
こういう感情のすれ違い、うまくいかないエピソード読むと難しいな…って。
それしか言えないのですが、人が分かり合うのって難しいんだなって、改めて思います。
受はこのことを引きずっていて、人と関わるのを怖がって、自分を許せずにいました。
この告白を読んでいて、ぎゅってしてあげたくなった。
優しい受です。当然攻がぎゅっとしていました。
「大好き」って字にしたらたった三文字だけど、すごい力があるんだ…。
攻のこの言葉は、受の心を解いていきます。
付き合うようになって、飄々とした中に子供っぽさ、甘えみたいのも見える攻。
生真面目な中に可愛らしさを覗かせる受。二人とも良い方向に変わっているみたい。
受にとっては予想外の流れで、両親に男と付き合うことになったと告白するのですが。
すごくかっこ良かったです。
他の本も読んでみたいです。
校内でキスしてるところを、偶然受に見られてしまう攻。
受は生真面目で頭も良くて、いつも独りでいる有名人です。それに比べて攻は軽くて、
飄々としている印象です。
そんな攻から見たら、受に興味を持つのも当然と言えば当然で。
気になってちょっかい出しますが、相手にされないし殴られたりしてます。
まぁ、いきなりキスしたら殴られるだろうけどさ…。
BLの女性キャラって可哀想だったり、嫌な人だったりが多い気がします(私的統計結果)。
でも受の妹は、どちらにも当てはまらなかったです。
ブラコンはブラコンなんだろうけど…、本当に好きなんだなって思った。
兄は大切な宝物なんだって、妹の子供ん時のエピソードで納得しました。
この人の妹だという喜びと誇りが、彼女にはある。
結果、大切な宝物は攻に取られてしまいますが。
宝物はどこにあっても変わらずに輝いているって、気付いたんだと思う。
この子、可愛いです。
この話の何が良いかって、受の存在な気がします。
まっすぐで生真面目で、彼の発する言葉に嘘はない。
それが間違った方向に行ってしまったのが、高校ん時のエピソードでした。
正しいと思って、受は行動したのにね…。
同級生二人、苛める側と苛められる側の話なんですが、
もっと、どうにかならなかったのだろうか……。結構つらい話だった。
こういう感情のすれ違い、うまくいかないエピソード読むと難しいな…って。
それしか言えないのですが、人が分かり合うのって難しいんだなって、改めて思います。
受はこのことを引きずっていて、人と関わるのを怖がって、自分を許せずにいました。
この告白を読んでいて、ぎゅってしてあげたくなった。
優しい受です。当然攻がぎゅっとしていました。
「大好き」って字にしたらたった三文字だけど、すごい力があるんだ…。
攻のこの言葉は、受の心を解いていきます。
付き合うようになって、飄々とした中に子供っぽさ、甘えみたいのも見える攻。
生真面目な中に可愛らしさを覗かせる受。二人とも良い方向に変わっているみたい。
受にとっては予想外の流れで、両親に男と付き合うことになったと告白するのですが。
すごくかっこ良かったです。
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