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「ニタイ ピリカ」はBL漫画・小説(たまに非BL)の感想を好きなように書いたブログです。ネタバレしてますのでご注意ください…
 

 

 
晴れときどき、わかば荘まあまあ (H&C Comics ihr HertZシリーズ)晴れときどき、わかば荘まあまあ (H&C Comics ihr HertZシリーズ)
(2015/03/02)
羽生山 へび子

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既刊の読後も思ったけど、ラストのママの言葉に救われます。「あなたはどぉお? 幸せかしら」って。

今回のメインは何と言っても、「わかば」のママと板前のケンちゃんとの馴れ初めのお話だと思います。ママの包容力のある雰囲気と笑顔の過去に、こういう話があったとは…。ケンちゃんとの出会いがこんな形だったとは…。

へび子さんの描かれる子供は本当に可愛らしい。そのせいか、つらい状況にあるのがとても悲しくなります。子供なりの懸命さがいじらしくて。
最初は困っている子供をほっとけない、わかばの優しさからだと思います。親切にする機会が増えるにつれ、「おねえちゃん」と慕う子供への愛情が増えてきて。
別れたあと、淡々と時間の流れが描かれている中、わかばのモノローグがほんと切ない。自分の幸せよりも他人の、あの子供の幸せを願う姿がね……。読んでるこっちは、わかばの幸せをすごく強く願ってしまう。

10年経って、成長した子供・ケンちゃんが迎えにきてくれて本当に良かった、泣いちゃったよ。面影ありながらイケメンなったケンちゃん、だいぶ年下だろうけど、一途でとても強い愛情を感じました。
個人的にこういう設定つーか、攻めが成長して受けを迎えにくるパターンは大好きです! 須磨子さんの作品でもあったね。思い出したけど、多分私のこの設定萌えの原点は、川原泉さんの『架空の森』だと思う…。泣き虫だった中学生が、立派なイケメン実業家になって迎えに来るんだった、確か。
話が逸れましたが、会えない時間ずっと受けを好きでいてくれてありがとう!ってお礼言いたい自分に、我ながら若干引くいてます…。


もう一組のカプも年下攻めでした。バーテンダー×ゲイの高校教師。こちらのお話は特に濡れ場が印象的でした。攻めの入れ墨のせいもあるかな? とてもエロくて良かったです。会話ないのが更に良くて、とても萌えました。秀樹がちょっと可哀想だったな…。

このわかば荘のシリーズ、ドラマCDにならないかな~。前巻も入れて2枚組で。音声で聴いたらもっと楽しく、且つほろっと来るんじゃないかなぁ。


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晴れときどき、わかば荘 あらあら (H&C Comics  ihr HertZシリーズ 144)晴れときどき、わかば荘 あらあら (H&C Comics ihr HertZシリーズ 144)
(2013/09/25)
羽生山 へび子

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発売日を2日過ぎたし、あると信じてと新刊の棚を探したけどありませんでした。
BLの棚は決まってるから「ええ~」と思いながらも、頭を切り替えてsherlockのコミカライズを探すため違う棚を見たら、そこに並んでました。少年漫画系の棚に。何でだろう、表紙が男ばっかだから? ヤンキーがいるから? ……分からん。

『僕の先輩』に続いて好きな作品になりました。短編集もいいですね。
小料理屋を営む女装のママが大家さんなわかば荘を舞台に、3組のカプのお話です。同時収録の子持ちやもめと同僚の話も、すごく良かったー。


「101号室 千葉晃太 ~マイフェアなんとか~ 前後編」
なんちゃってヤンキー高校生・晃太と親友の翔の話。
賢く親切な真一くんに恋をして、それを親友の翔に協力してもらいます。
練習とは言え、翔と晃太のキスシーンにドキドキしちゃった…。「口あけろ」っていいね。後から翔の気持ちが分かりますが、それを思うと「練習」としか言えず、でも欲しくて仕方ない翔の不器用さが伝わって、すごくエロく感じた。

晃太の中で、翔とのキスをだいぶ脚色してて笑ったー。そんなこと言ってないのにww。
母が再婚して居場所のない寂しさも、真一くんへの想いが叶わないのも親友の翔は分かっていた。いつも晃太のそばにいて見守る、翔なりの優しさがあって。
「俺にしとけ」って翔の台詞、かっこいいー!言われてー!(関係ない) ほんとお似合いな二人です。 

「103号室 長崎恵一 ~ムーンリバーと俺~ 前後編」
リーマン長崎恵一の話。10代の頃に夢見たことと、現在の仕事に追われる自分との落差に疲れ、思い出すのは高校の友人と過ごした懐かしい楽しい日々。
羽生山さんも小ネタ多くて好きです。コマの隅にリーマン川柳あったりww
友人・清川の登場シーンのあまりの爽やかさにやられました。端正な雰囲気で好きな攻めだー。
取引先の社員達からセクハラまがいにからかわれても我慢できたのは、清川との思い出があったから。清川も同じくつらい時には恵一を思い出していた。30才なっても純情な男達がいいです。3カプの中では甘い雰囲気を感じました。

「102号室 幕之内大輔 ~青い影~ 前後編」
幕之内大輔、32才。フリーターなのかな、汚部屋で暮らしてます。でも以前は、実力も人気もあった騎手でした。辞める時に唯一引き留めた一条誠が、6年ぶりに訪ねてきます。
ジョッキー設定って初めて読んだけど、いいですね! 私、たまにテレビで見る程度に好きなので…。

前に羽生山さんのサイト覗きに行って、マンガだったかイラストかうろ覚えなんですが、寺山修司のハイセイコーの詩が引用されていて感動したんです。感動したならちゃんと覚えていろ、つー話ですね(汗)。まぁ、私の思い出はさておき。

一条は大輔の部屋をちょくちょく訪れ、スランプのことを相談し、それに大輔も答える。二人の距離が何となく近づくんだけど、元兄弟子と言っても、過去の栄光と現在の大輔はあまりに差があって。
かつて自分がいた場所で後輩の一条が一位を取る姿を見せられるのって、喜びを経験しているから嫉妬もあるだろうし…。このカプが一番痛々しく、生々しい感じしました。
一条は挑発されたとは言え、無理やり大輔といたしてしまう。ずっと憧れていたんだもん、辛かっただろうな…。
年下の一条の真摯さが良かったー。思わず「青い影」聴いちゃいました。


「ごはんですよ」
妻に逃げられ、幼い息子と二人暮らしの松本。松本に片思いしている、職場の同僚・はる。松本は40歳、はるは20代かな~? ほんわかしながらもエロいとこはきっちりあります。羽生山さんのおっさん攻め、いいなぁ。
下町の、古い懐かしい雰囲気は羽生山さんらしいです。
息子のまさるがすっごく可愛いー! 何この生き物!(褒めてます。)髪の毛切らないでほしいな…。
はると父ちゃんのために、息切らしてジュースを買いに行ったまもる、すっげー可愛いー! ぎゅっとしてえ!はあはあ…。落ち着こう。

はる視点から松本視点に変わったら、実ははるの気持ちにとっくに気付いていて、むしろ自分の感情を隠していたのが分かります。
はるのうなじや足首、憂いのある表情に欲情していた。ギャグっぽいとことそうでないとこのギャップがありすぎ。はるの伏せた目と満開の朝顔が艶っぽかったです。
晴れて三人一緒に暮らして、めでたしめでたしって感じです。見るだけじゃなくてさわれるようになって、ほんと良かったね!


「わかば荘」のシリーズはみんな一階の住人でした。他の住人の話は続くのかな~? 続いてほしいな。
二階にメガネのリーマン住んでますね、ちらっと出てた。出てこない板前のケンちゃんも気になるよー。CB400乗ってるのかぁ。つか、ママとデキてたりして(笑)

ママの「また明日ね!」で締めくくられている、描き下ろしのラスト。
何だか「明日も頑張ろう」って前向きな気になりました。BLだけど。
いや、BLで明日に希望持ったっていいんだよと自分に言い聞かせつつ、何度も読み返してます。


『その距離を縮めるな』 『2冊まとめて。』 『雑談。』 『拍手コメのお返事。』 『雪よ林檎の香のごとく』
に拍手をいただきました。古い記事にもいただいて…。どうもありがとうございました!!  
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夜明けのブルース (花丸コミックス・プレミアム)夜明けのブルース (花丸コミックス・プレミアム)
(2012/10/26)
羽生山へび子

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急に『僕の先輩』が読みたくなって読み返したら、やっぱり面白かったー。そんでこっちもすぐに買って読みました。発売ん時は何でだか、スルーしていたというのに(汗)。
読むのも買うのもタイミングがあるのかな…。


スナックのマスターとその店のバイト、元ヤンのカッチー。
「カツアゲのカッチー」って洗礼名(あだ名?)貰ってます。
マスターとはだいぶ年の差あるみたい。 マスターって、魔性の三十路(笑)。若くて美人です。

寂しそうな顔をするマスターが笑ってほしい、そしたら自分も嬉しいって、恋愛の基本だと思うのですが。
そういう一筋な、熱い男のカッチーを応援したくなります。店の借金を自分も払おうと、昼間もカフェでバイトしたり。
好きな人を守ろうとしているのに、傷つけてしまうことを悔やんで悩むかっちーは、カッコ悪くないです。むしろカッコいい。

当て馬的存在な川崎っちは、結構いいヤツで、いい男です。二人の周囲のキャラが「僕の先輩」のように個性的。
猫のヤーさん、お客のマリンさんとファーザー、親友のジョニーなどなど。
賑やかで楽しくて、根っこの部分に優しさがあって、読んでいて安心感がありました。

羽生山さんの描く濡れ場が見れて良かった…、色っぽかったなぁ…、しみじみ。
これ見れただけでも私は満足。
「僕の先輩」がほんの少しだったからさー、いや、皆無に近いか。
がっつく年下の攻を、受け止める美人な受って好きです。




さっき気付きました。表紙の画像、こちらなんですね。
カナさん (バンブーコミックス/麗人セレクション)カナさん (バンブーコミックス/麗人セレクション)
(2013/06/27)
トジヅキハジメ

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なにこれすてきすぎる。

今までの私の駄文を蹴散らすような存在感。カッチー、ごめん…。  
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
僕の先輩 (ミリオンコミックス  CRAFT SERIES 40)僕の先輩 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 40)
(2010/10/16)
羽生山 へび子

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これすっごく面白いです、大好き~。

このBLCDが前から気になってて、買おうか迷ってます。お金あったら即買うのになー…。
いや、無いけど聴きたい! だったら買うしかないよなぁ。でもお金がなぁ。
こんな風に何につけてもよくエンドレスで悩む……。

そんで読み返してみたけど、やっぱり笑える。笑えるのに、ほろっときたりして。
この羽生山さんの個性、すごいです。
帯の「恋はぶつかり稽古のように、激しく力強いものでした」ってさ~。

夏祭りに不良に絡まれていたところを、
学校中から恐れられている二宮に助けられます。
その後まさにハイエナのように、二宮を追いかけて付き合いだしますが
学校の先輩・後輩のままのような関係。
それでも二宮は優しいと、これ以上求めるのはぜいたくなのかな、と言うはじめ。
確かに二宮は口数多くはなくて、「好き」だなんて言ってないし、言うタイプに見えません。

それに肝心の、仕事で沖縄に行くことさえも言わないんだよね。
言えないタイプなんだろうな。訊かれたら隠すことなく答える。
でもはじめは気遣ってしまって、中々訊けないからさ…。そのへんがもどかしくて、
きゅんとなります。

ラスト近くで先輩がはじめに、「名前かいとけここに おめーに全部やる」って
胸はだけるんだけど、もう、ここでぶわーってなってしまった。
これ以上の台詞ないんじゃないかって言うくらい。先輩が言うからこその言葉です。
あ、あと「サーターアイカギー」もあった(笑)。これも名台詞だと思う。

主人公のはじめが、可愛いんですよね。多分顔立ちは整っているはずなのに、
まんまるだったり、白目剥いてたり、とにかく崩しすぎなほど(笑)。
はじめが“動”なら、先輩は“静”みたいな。
それに脇キャラの三木や千早、初天町の懐かしい雰囲気も良いんですよね。
工務店の個性的な人たちも存在感あります。私はハゲが好き。

もっとこの二人のマンガが読みたいです。
サイトでも読めるけど、本で出ないのかな~。
いや、その前にCD買っちゃうか~!




 
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立夏

Author:立夏
BL大好きで感想・思ったことなどを、好きなように書いてます。
好きな本ばかりなので、独りよがりなってる自覚はあります。

ほとんどネタバレしてますので、ご注意下さい…。

記事に拍手や拍手コメを、いつもありがとうございます。
拍手コメのお返事は、該当の記事に書かせていただいています。お時間ある時に見ていただけたら嬉しいです☆

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