初コミックスだそうですが、絵が上手だと思いました。
こちらは短編集ですが、次は長編も読んでみたいなー。
「知ってるよ。」 「知れば知るほど」目つき悪い受けが、目つき悪いのに可愛いです。攻めは常に笑顔で穏やかなんですが、二面性というか、周囲に合わせているだけ。
それを見抜くほど受けは攻めを見つめていたのですが、好きなのに無自覚なのが可愛いです。
攻めが嫉妬や独占欲から受けに冷たくするので、ちょっと嫌なヤツだなと思ってしまって…。2話目では、そんな自覚大ありな攻めの嫌なとこひっくるめて、好きだという受けは男前でした。
「兄ちゃんの恋愛革命 前後編」前作の受けのお兄ちゃんが主人公。
弟に彼氏が出来たかもしれない、と焦る兄。兄をワンコのように慕う、後輩の一途さに気付いてません。読んでるこっちは分かるから、後輩がちょっと切ない。
後輩は兄に思い余ってキスしてしまいますが、傷ついてるのは後輩の方で。
後輩が離れてしまったと思い、ポロっと泣いてしまう兄が可愛かったです。
この時点では兄的にはまだ恋愛になってないですが、描き下ろしでいたしてくれてます。兄弟で受けでしたww
余談ですが、兄の友人のメガネの子が気になりました。
「理性は淫魔に喰われる」短いですが面白かったー。も少し長い話で読みたかったなぁ。こういう人外のキャラもとても綺麗です。
最初は、行為は単なる“餌”の意味なんだけど、ラストはそうではなくなっていて。
一言も言ってませんが、淫魔は絶対受けを好きになってるはず。まだ無自覚な、ツンツンしてる受けって好きです。
「だって先輩が、俺を見てたから」この短編が一番好き。受けの古屋が、もう可愛くて可愛くて可愛くて(エンドレス)
学校では俯きがちの古屋は、後輩の桔田の前では正面を見ていられる。じっと見つめるのは、桔田が好きだから。それに桔田はうすうす気付いています。
停電なった時に切羽詰まったように迫る桔田のぎこちなさとか、年下の10代らしくて良かったー。
戸惑ってるけど本当は嬉しくて真っ赤になって、仕舞には泣いてしまう古屋が可愛いー! そのままHになだれ込んだのは早っ!でしたが、可愛いので全然良いです。むしろもっと見たかったww。
『雑談。』 『付箋の気持ち』 『2冊まとめて。』 『犬の地下鉄(同人誌)』に拍手をいただきました。読んで下さった方もありがとうございます!!