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「ニタイ ピリカ」はBL漫画・小説(たまに非BL)の感想を好きなように書いたブログです。ネタバレしてますのでご注意ください…
 

 

 






連休中特に用事もないので、こんな時こそ読まなくは! と一冊目の『天使の影』を読みました。
面白かった~! 元々ミステリーは好きだし、それに男同士の要素があって、もっと早く読んでたら…と後悔。


主人公は書店を経営する32才のゲイでもあるアドリアン。黒髪に色白で青い目の持ち主で美形です。
1冊目の『天使の影』は、雇っていた高校時代の友人が殺されてしまい、その理由を追ううちに事件に深くかかわって自分のも標的にされそうになって。
さっきも書いたけどミステリーを味わいつつ、年上の殺人課の刑事・ジェイクとのやりとりを見つつ、この二人は今後どうなるのかと見届けたくなりました。


2冊目の『死者の囁き』では二人の仲が一気に縮まります。三巻までしか読んでないけど、この巻が一番好き。ミステリー要素ばっかでなく、今んとこ一番恋愛の要素がある巻だと思う。
二人のエロシーンは読みやすくて好きです。私は受けが喘いでいるのが苦手だと最近ようやく自覚したんですが(マンガは好きなんですが)、この作品はそういうシーンが地の文で進んでいくのが好みでした。
秘密にしているから本気の恋をしたことがないジェイク。男とは初めてだというキスシーンもすごく情緒あってよかった。

ジェイクの容姿が、何て言うか、いかにもな攻めで好きです。でもこの人は自分がゲイだと誰にもカムアウトせず、自分自身すら嫌悪してます。そんな人と付き合ってうまくいくのかよ…と思ったら、やっぱりね…。

3巻読後すぐに、4冊目の『海賊王の死』もポチりました。
いや、このままじゃ終われないよー。
二人が気持ちを通じ合えてますようにと願ってます。


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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
BLのマンガ雑誌が溜まったので、少しずつ出してます。表紙を破って、カタログや別マガ(これは表紙破らない)の間にそっと隠すように(笑)
何なんですかね、別に悪いことしていないのにねー(笑)。でもすごく狭い範囲のごみ置き場なので、紐とか括り方でウチだとバレてないかしら?と、心配がなくもない。ここまでくると被害妄想だよなー…。

では、さくっといきますー。
はなだま人魚 (花丸文庫BLACK)はなだま人魚 (花丸文庫BLACK)
(2013/09/20)
沙野 風結子

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好きな兄弟もので(兄☓弟)、しかも人魚です。
人魚萌えは特別ないのですが二次で読んだことあったし、川上弘美さんの『海馬』(人魚ものじゃないけど、異種姦繋がりで)が大大大好きなので、こちらもおもしろく読みました。

「おにぃ」って呼び方が良いですね、萌えました。
上質な真珠を作ることが出来る真相、その島の元締めのいかにもな悪役っぷりにわくわくしました。

人魚のアレの形状というか、描写? やっぱし人間とは違うんですね~。

ラスト近くでどうなるのかと心配しましたが、幸せになって欲しかったのでホッとしました。
永い時を生きていく悲しさみたいのは無くて、むしろ兄弟二人きりで良かったです。終わり方もすごく好みでした。

優しいプライド (幻冬舎ルチル文庫)優しいプライド (幻冬舎ルチル文庫)
(2013/09/18)
砂原 糖子

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2002年発行作品の文庫化なんですね。研修医☓ホスト。砂原さん作品で、受けがホストってありましたね。
受けの生い立ちや境遇など、結構しんどかったです。
お札に火を着けるシーンが良くも悪くも印象的。

中学ん時に出会って25才で再会した二人ですが、当時受けのことが好きだったのにはちょっと驚きました。

利き腕を骨折した受けに自分を重ねてしまいました。片手じゃ何も出来ないんだよなぁー。レジで小銭が出せずに、お店の人に取ってもらったこともあった(笑)

『どぶがわ』   『山田酉子さん、2冊まとめて。』  
『Lucky Charm & Apple Jacks』
『2冊まとめて。【コミック】』   『匂い系小説、いろいろ。』

に拍手とコメントをいただき、ありがとうございます!
読んで下さった方も、ありがとうございました~(*^_^*)

 
テーマ * 腐女子の日記 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
素敵な入れ替わり (ディアプラス文庫)素敵な入れ替わり (ディアプラス文庫)
(2013/12/07)
小林 典雅

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小林さん作品は面白いな~。ミスドで途中まで読んでたけど、ニヤけてしまって不審者に思われそうなので家に帰って続きを読みました。最初から家で読むべきだよ、私。

高校生・17才×総菜店の若主人・38才。
年の差設定、最近よく読んでます。もっと色んな年の差BLを読みたいと、欲が出てきました。


以下にたたんでいます。


 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
恋はドーナツの穴のように (ディアプラス文庫)恋はドーナツの穴のように (ディアプラス文庫)
(2013/11/09)
砂原 糖子

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砂原さんの他の本を買いに行って、見かけたこちらも追加。
年上受け、年の差、ノンケ×ゲイです。そんな私の萌えだけでなく、攻めが魅力的でした。

「恋はドーナツの穴のように、いつの間にかそこに存在している」
何かの格言のようです。
全国チェーンのドーナツ店を舞台に、バイトの高校生×店長・29才のお話。久しぶりに砂原さん読んだけど、やっぱり面白いなー。

以下にたたみました。


 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
極道幼稚園 (二見書房 シャレード文庫)極道幼稚園 (二見書房 シャレード文庫)
(2012/11/26)
海野 幸

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ブロ友さんに教えていただいて、気になっていました。

幼稚園の立ち退きをしない代わりに、付き合ってと言われる見習いのひかり。
ヤクザの組長の息子で社長でもある蓮也は、しつこく幼稚園に通います。

ある時、木から落ちそうになった園児をかばって、蓮也は頭を打ってしまう。目覚めると29才の蓮也は、20数年の記憶を失って4才児になってしまいました。
仕方なく園で預かることになりますが、一緒に過ごすうちにひかりは4才の蓮也の淋しさを知ります。

ひかりは身寄りがなくて、引き取ってくれた園長夫婦の為、園児の為、幼稚園を残す為に頑張っていて。
自分のことは二の次で、弱音も吐かない。頑張りすぎる姿が、痛々しくもあります。

蓮也親子の長い間の確執は、ひかりのおかげで解決しました。でも記憶が戻れば、蓮也は帰ってしまう。
熱があったとは言え、やっと蓮也と一緒にいたいと本音が言えて良かった~。

ひかりは蓮也と比べたら小さいけど、サッカーで鍛えた男らしさがあります。
そういう人が、連也に甘えたいけど自分は男だし…と、対等にいたいと思っていて。
住む世界が違っても、お互いが甘えて甘えられる関係いいなぁ。
読後はほんわかした気持ちになりました。
小椋ムクさんのイラストも雰囲気にぴったりです。


こちらを2日に買ってきました。↓↓↓
理系の恋文教室 (二見書房 シャレード文庫)理系の恋文教室 (二見書房 シャレード文庫)
(2011/11/24)
海野 幸

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受けが48才! 紛うことなき、オジサン受けですww
楽しみーー。  
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
真夏のクリスマス (白泉社花丸文庫BLACK)真夏のクリスマス (白泉社花丸文庫BLACK)
(2013/06/20)
水原とほる

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表紙が宗教画のような雰囲気。小山田さんの挿絵は、どれもとても綺麗です。
悲しい物語でした。ラストのその後まで考えてしまった。

水原さん作品はそれほど読んでないです。数冊読んだきりの私でも、あとがきにあったように「重さ」と「痛さ」が別のベクトルな気がしました。

プロローグ読んだだけで、なんかもう泣きそうになってしまって。
これから3人は、翻弄されていくんだろうって分かるからかな…。

以下にたたみました。ネタバレしてますので、ご注意くださいませ。


『雑談。』  『家計簿課長と日記王子』  『シャイニースター 1』  『知ってるよ。』  『ぼくのせんせい。』
に拍手とコメントをいただきました。いつもありがとうございます!
見て下さった方もありがとうございます!(*´∇`*)

 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
ぼくのせんせい。 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)ぼくのせんせい。 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)
(2013/10/18)
岩本 薫

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岩本さんのお名前はよくお見かけしてましたが、初めて読みました。
高校生☓副担任。攻めはマンションに一人暮らしするイケメン。
受けは地味で、鉄オタな社会科の教師です。
先生受け大好きだし、腰乃さんのイラストに惹かれたのもあります。

表題作と他二本収録。『ぼくとせんせい。』 『せんせいとぼくのハニーデイズ』は書き下ろしです。

受けの秘密を握って、攻めは「俺の奴隷になってよ」と脅します。
週末に自分の部屋の掃除をさせますが、受けは料理は出来ず。仕方なく攻めが作って、二人で話しながら食事をし、そろそろ受けが帰ろうと言い出す。
それに寂しさを覚え、帰ってほしくないと攻めは思う。過去の彼女達に、そんな気持ちを持ったことはないのに。

この辺が良くも悪くも、高校生っぽい気がした。奴隷つっても、二日間限定だし。
もっとヒドイのを想像した私が悪いんだろうんな…(^_^;)。
いや、“キチク”なんて書かれたらさー、期待するよねー…。あ、カタカナなのは“鬼畜”よりもライトってことなのか…?
無理矢理いたすのですが(あ、これがキチクか)、初めてな受けを気遣ってた所もあったので根は優しい気がした。


その後、告白したもののつっぱねられて、攻めは頑張る健気なワンコになってました。こっちが本来の攻めなんだろうな。

試験で学年1位になった時に話しかけると、攻めの本気を見せられて、かつ距離を置かれて、受けの中で攻めの存在が変わっていきます。

攻め視点と受け視点が、交互になって進みます。
同じ台詞が出るのは、別視点だから当然なんですが。私には少し、くどく感じてしまいました。
あと攻め視点の時の語り口が、たまに引っ掛かってしまった。
他の既刊を読んでないので、それが岩本さんらしさなのかは分かんないんだけど…。でも読みやすかったです。

腰乃さんのイラスト、すごく合ってます。
巻末にミニ・コミカライズ収録されてますが、いっそのこと全部でもいいんじゃないかと思いました。読んでみたいなー。

 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
つい先日、気になってたこちらを読みました。
イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)
(2013/06/19)
坂本 眞一

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正直怖かったです。絵が微細で美しすぎて、何だか直視できないような。でも引き込まれました。
怖いんだけど読みたい、という矛盾な気持ちになりました。続きが気になる。
死刑執行人の家に生まれ、なりたくないけれどそれ以外の道はなくて。14才のシャルルが可哀想だったな…。
それにしても、シャルルの造りものめいた美しさと言ったら…。
2巻、買ってくれば良かったー!

と、近況はさておき。
家計簿課長と日記王子 (二見書房 シャレード文庫)家計簿課長と日記王子 (二見書房 シャレード文庫)
(2013/09/24)
海野 幸

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久しぶりな海野さん作品です。
同じ会社の営業25才くらい?×購買部の課長34才。
攻めは“王子様”とあだ名され、イケメンぶりと立ち居振る舞いが良くも悪くも噂のネタになっています。
童顔な受けは伊達メガネで誤魔化し、家計簿をつけ日頃から節約しています。昼時に女子社員達に混ざっても、違和感のない人畜無害的な受けはゲイで、まだ恋人がいた経験がありません。

受けの住んでいるアパートが火事になり、攻めとルームシェアすることになります。他人との同居がいかに気を遣うか。そうだよねぇなんて思いながら読んでました。
私はドライヤーのコンセントは抜く派ですが、電気代うんぬんよりも差したままそれを置く場所がないからです…。ま、いいや。
攻めの行動が気になっ不機嫌になる自分自身も嫌で、そういうのが丁寧に書かれてると思います。
だから受けを責める気にならず、子供の時の思い出話なんて、そんな風に母親に言われちゃったらショックだろうな…と自分に置き換えてみたり。

完璧に見える攻めにも悩みがあって、付き合っても振られるばかりで、幻滅したと言われてしまう。本人はそんなつもりないから、傷ついただろうなぁ。
いくら王子様然しようとも、中身は大家族の末っ子で育った普通の男子なので、そういうギャップおもしろかったです。

お互い打ち解けていって、同居も少しずつ快適になっていきますが、攻めがつけている日記をたまたま見てしまってから受けは意識し始めます。
手帳に短く書いただけのものだけど、その中に『課長のことが好きかもしれない』の文を見つけてしまう。

攻めの部屋で、再びその手帳を見たところを攻めに見られます。そんなことしない方がいいのは、言うまでもないんですが。でもそれ以上に確かめたかったほど、受けは攻めを好きになってなっていたんだろうな。
その前に、「寮に空きが出来た」と攻めに話したら、笑顔で「引っ越し手伝いますね」なんて言われちゃって、受けは傷ついてもいて。

酷いことを言われて部屋を出ていく受けが可哀想でした。
ひょっとしたら攻めも…と淡い期待を抱いていたから。

部内でのトラブルを、的確に処理する受けはかっこよかったです。温厚だけどもやる時はびしっとやる。
攻めに触られた時と赤くなったりするのとギャップが感じられて、攻めでなくとも可愛いって思った。

もともと、ノンケ×ゲイの設定も年上受けも好きなんですがそれ以上に、行き違いあったけど二人が真面目に誠実に恋している気がしました(大げさかな…)
節約倹約だった受けの家計簿の内容だけでなく、お弁当の中身まで攻めの為に良い方向に変わって、良かったね~とほのぼのした気持ちになりました。

気になってる『極道幼稚園』も読まなくては!


『メガネと恋と青い鳥』 に拍手をいただきました。どうもありがとうございます!!
最近、いや結構前から感想というか文章を、どう書いていいか分かんない時がたまにあって…。そもそもこんな拙いくせに、悩む自体が恥ずかしいんですが(;´д`)。
見に来て下さるだけでも、本当にありがとうございます…。  
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
今回は小説ですー。下書きのまま、しばらく放置してしまった…。
感想って生ものだなとつくづく感じました。読後のテンションのまま、一気に書けるようになりたい。


てのひらにひとつ (ディアプラス文庫)てのひらにひとつ (ディアプラス文庫)
(2012/08/09)
夕映 月子

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医大合格を目指すリーマン・32才×大学生・20才。年の差あり、身長差もあるカプ。
受は予備校で講師のバイトをしていて、そこで攻と出会います。
仕事を辞めて医師を目指すのってすごいと思うので、小説にもかかわらず応援したくなりました。

受は恋愛や将来の進路を諦めてきました。攻を好きになって、本能から攻を求めて、でも臆病さと羞恥心が勝って、一度は攻の誘いを断ってしまうのですが。
そこからの攻への気持ちが、確固たるものになっていく流れが丁寧でした。

いかにも良い人な攻は通常「私」なんですが、攻目線の書き下ろしでは「俺」になっていて、そんなとこにも萌えました。


love from you (二見シャレード文庫)love from you (二見シャレード文庫)
(2013/04/24)
夜月 ジン

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面白かった~。攻がおじさんかと思ったら、30前半でした。私よりうんと若いじゃなねえか! おじさん呼ばわりしてすみません…。

偶然知り合った受を助けて、DVの彼氏を部屋から追い出し、ちゃっかり自分が住んでしまいます。
ずいぶん強引だけど、妙に憎めない攻でした。
二人の会話はテンポ良いし、攻の喋り方っていうか、会話の雰囲気が好きです。家事全般難なくやるのもまた良い。やっぱり優しい攻だな~。

受の元彼がいつ戻ってくんのかと、ヒヤヒヤしながら後半読んでました。
健気な受が可愛くて、ノンケの攻めが恋してしまうのも分かります。
夕映さんの作品の受と似ていて、恋も友情すらも諦めて、更に暴力にも耐えていた受なので、幸せになって良かったです。
夜月さんの他の既刊も読んでみようかな~。


『恋襲ね』  『2冊まとめて 【非BL】』  『うつつのほとり』  『青い初恋 ひみついろ』  『カナさん』  『媚の椅子』
に拍手とコメントをいただきました。いつもありがとうございます!!

 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
恋襲ね (白泉社花丸文庫BLACK)恋襲ね (白泉社花丸文庫BLACK)
(2013/04/19)
小林 典雅

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おもしろかったー。今まで読んだ3Pもの(小説)の中で、一位二位を争うぐらい好き。つってもそんなには、読んでないのですが(汗)。時代物なのも萌えます。

知らなかったけど月代はNGなんですね~。へぇ~、そうなんだ~、私は全然気にしませんぜ(でも獣道のような萌えかな…)。
むしろ月代も滑らかな美丈夫旗本受けって、萌える! 地方の小国の藩主でもいいよ。理想は受けの身分が高いほどいいです。悪い老中の陰謀で失脚した元藩主と、身分の低い乳兄弟とか。元藩主庇って傷負ったりして。
……私の萌えはひとまず置いてきます(笑)。

『チョコストロベリーバニラ』を読んだせいか、健全さを感じました。あ、『チョコ~』を否定するのでなく(大好きです)、あちらは歪んだ関係が魅力だと思うので。


小林さんはラブコメを書かれるイメージだったので意外でしたが、すんなり物語の世界に入れたしエロかったです。まぁ、3Pつーだけでエロいとは思いますがそれだけでなく、シリアスさもあって展開にドキドキしました。

長くなったのでたたみました。


『9月に買ったもの。』『不憫BL』 『泣けるBL その1』 『高村作品のこと、ちょこっと』 『恋愛☆コンプレックス』 『晴れときどき、わかば荘 あらあら』  『可南さん、2冊まとめて。』
に拍手とコメントをいただきました。続ける励みにさせていただいていますヽ(・∀・)ノ。どうもありがとうございました!!  

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
君だけが僕の奇跡 (ラヴァーズ文庫)君だけが僕の奇跡 (ラヴァーズ文庫)
(2013/07/25)
千地イチ

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読み終わるのが惜しいと思いました。
以前の感想記事に「登場人物が多くて」みたいなこと書いてたけど、こちらも多めです。
受の大学時代からの友人、攻の所属するR&Bグループのメンバー逹、攻の同居人。
でもそれぞれの立場で活き活きとしていて、それぞれが存在感ありました。
特に攻の同居人・フクオは、個人的に幸せな恋をしてほしいなと思いました。


23才の倉沢は、視力が弱く色が認識できません。色のない世界に突然、極彩色の“色”が飛び込んでくる。そのポスターを描いたのが31才の武でした。

武は美大出身の絵画教室を開く先生で、若い時のトラウマから人との関わりを拒絶している。
子供達と触れあう喜びを大事にして、静かな生活を送っています。それが倉沢との出会いで変わってしまう。倉沢の声が武の臆病な心を引きずり出す。
お互いにとっても運命的な出会いでした。

モノクロの世界しかない倉沢にとって、武の描く色だけが見えるのは奇跡です。そんな相手に恋をするのは必然に思えます。
ゲイではない倉沢ですが、武に恋をして歌声までもが変わっていく。大切な人を包み込むような優しい声に。

倉沢と武視点で、交互に変わって物語が進んでいくのも新鮮でした。
二人の立場がそれでより伝わった気がする。

武のキャラがすごく良いです。優しい人で私の好みな年上受でした。
8才下の倉沢に敬語を使い、倉沢よりも背が高くて細くて。猫っ毛で目尻が下がり気味で笑うと可愛く、頬にソバカスのある31才なんて! Hん時も恥じらいながらも素直で可愛い!!

あとがきの「弱さを認め合い、どちらが強者ということなく支えあう。」との千地さんの言葉が沁み入りました。
倉沢にやがて困難がやってきても、二人は乗り越えられる。
ラストは読んでるこっちにも輝く黄色い星が見えるような、とても良い読後感で胸がいっぱいになりました。

 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
ウサギの国のナス (幻冬舎ルチル文庫)ウサギの国のナス (幻冬舎ルチル文庫)
(2013/06/17)
松雪 奈々

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先週末、一気に新刊が7冊届きました。
一日一冊読んで7日連続で記事にしようと思ったのに、日曜で早々と挫折…。無理だろうなとは思ってたけどさ…。


日曜に神宮に行ったら、その日は夏大祓という行事らしく、生まれて初めて茅輪くぐりをやりました。んで、夏大祓も。人型の紙に名前と年書いて、撫でて息を吹きかけるんです。それはお祓いの後に石狩川に流すそうです(有料です)。私の厄や穢れを乗せた人型は、川から大海原へ…。なんかロマンを感じたお祓いです。
前置き長くてすみません。


目を惹く面白いタイトルですねー。読みやすくてすいすい進みました。
前作も面白かったけど、こちらも面白かったー。秋芳が気になってたので、彼も幸せになって良かったです。
専門学校の学生・那須は、前作の稲葉と同様に大久島で白い子ウサギの後を追って、気が付いたら海岸に寝ていました。案の定大騒ぎで、那須の名前から勝手に「式神」扱いされます。

話が噛み合わないウサ耳族の会話は、相変わらず面白いです。こっちの話を聞かず、どんどん進行してっちゃう(笑)
ウサ耳に触るのは変態行為って、どれほどの変態行為か今回で具体的に書いてあったので、ちょっと納得(笑)。

秋芳と那須の関係もまた良いです。どっちかが庇護するのでなく対等で、お互いを信頼して。那須が見かけとちょっとギャップあって、けっこう男前です。

兎神と陛下の関係は崇拝に近いものを感じます。もちろんそればかりじゃないですが。
こっちの二人は年も近いし、那須視点なので友情から恋へって感じかな。

でも秋芳は那須を性的な意味込みで好きだから、相当我慢をしていて。日本に彼女がいるという那須の嘘を信じて、交わりも我慢して我慢して倒れちゃったり。
見送りには行かないと言ったのに、離れた場所で見つめる秋芳に切なくなりました。
男は初めてだしそういう趣味もない那須だけど、だんだんと秋芳に惹かれていきます。その変化が伝わりました。元々友情から恋へって話が好きなので。

妙ちくりんなファンタジーかな?という読む前のイメージを簡単に吹き飛ばす、種族を越えた恋愛物語でこのシリーズ好きです。
次はぜひ九里でお願いします(笑)! 2作とも日本人が受けだったから、次は攻めてもいいんじゃないかな…。
だめかな…、読んでみたいな…。(小声)


『雨の下の君に捧ぐ』 『カナさん』 『俺と部下の恋の先』
に拍手とコメントをいつもありがとうございます!
以前の記事にもいただいて嬉しいです~。  
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
雨の下の君に捧ぐ (ラヴァーズ文庫)雨の下の君に捧ぐ (ラヴァーズ文庫)
(2013/03/25)
千地 イチ

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26才の美容師・二戸島と、高校のバスケ部の先輩で、現在は「王子様」とも呼ばれるカリスマ美容師・橋本。
高校の印象とは別人になっていました。
そんな橋本が店長を務める新規の店に異動になって、物語は始まります。
二戸島が恋愛でも仕事の面でも成長していく物語に感じました。

「俺」の一人称って、個人的に時々読みにくいと感じることがあるんですが、このお話はすいすい読めました。
でも登場人物が結構多くて、それが一度来た客であっても描写が多く感じました。
それは二戸島に少なからず影響を与えるからなんだろうけど、私はつい細目に…(汗)。
自分の小説を読む姿勢を改めなくちゃと思った次第です。

橋本の高校時代の過去は結構驚きでした。そういうことがあったから、現在があるのかなと。
それを知って謝罪する二戸島が素直で可愛い。彼は悪くないのに。
こういう後輩はみんなに愛されるだろうなぁと納得です。

橋本がぐいぐい攻めていくのに、いくのに受!なのが私は衝撃でした。
言動がどう見ても攻なのに、受…。
それも二戸島を好き過ぎるあまり、彼の望むようにしたい現れかと思ったら、すっごい萌えた(笑)。
まだ後ろは心の準備が…と二戸島は言っているので、準備が出来るのも時間の問題でしょう、きっぱり。
描写はないけどそう匂うだけでも、十分萌えさせてくれました。
ここまで書いておきながら、店のオーナーと二戸島の組み合わせも私はありでした(笑)。



『彼の嫌いな生徒について。』 『夜明けのブルース』 『秘めごとあそび 2』 『冷血 上』 『俺と部下の恋の先』
に拍手とコメントをどうもありがとうございます!
来週は読みたい新刊がたくさん出るので、すっごい楽しみです。
購入決定本だけでなく、表紙とざっとなあらすじでポチポチやって、6、7冊?
8冊か?(覚えてない…)一気に届きそう。嬉しいー。
でも、私のいる時に届いてもらわないと困るな…。

 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
殺人音楽 (花音ノベルス)殺人音楽 (花音ノベルス)
(1996/11)
西条 公威

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スペル・イー・エスシリーズの1冊目です 。
エスがかっこよくて、大きな画像にしちゃったー。
絶版になってるであろうこの作品を読めた喜び。


長くなったので以下に畳んでいます。
よろしかったらどうぞ…。


『白のころ』 『Vssalord.7』『愚か者ども、愛を知れ』
に拍手とコメントをいつもありがとうございます~!!
ひとりでこそこそ書いているので嬉しいです。

『白のころ』は何か月かに一回拍手を頂いているような。古い記事にありがとうございます。三田さんの新刊はまだ出ないのかな~?  

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
隣りにいる人 (ショコラ文庫)隣りにいる人 (ショコラ文庫)
(2013/03/09)
ひのもと うみ

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明日届く予定だったのに、帰りに本屋に寄ったら売ってたので買ってしまった…。
間違えて同じ本買ったことは何度かあるけど、今回のように分かっていても我慢出来なかったのは初めてだ。
明日から数日人が来るので、絶対読めないのが分かってるからさー。
現物あるのに2、3日おあずけくらうのって悲しいと思ってさー…(言い訳)。


表題作は、小田島と治樹が付き合いだして一年経った頃です。
治樹の部屋に小田島は泊まることあるので、ソファを新調したという治樹にしょっぱなからやられました。可愛いなー、もう。そして安定の控えめさと臆病っぷりです。

前作の小田島の傲慢さは無くなってます。
治樹と付き合う以前の自分は、自分本位だと認めているし。今回の話は治樹が変わる話なのかもしれません。

小田島は見合いをさせられます。男の恋人がいると、見合いはしないと告げても、叔父は諦めません。
治樹は新人の教育係になります。この水野は素質も意欲もあるのに、先走ってしまうというか。そのせいでミスをしてしまいます。
でも治樹は新人係の責任だけでなく、前作で小田島や三津、課長達に助けてもらった経験から、水野の支えになりたいと思う。この辺が前向きに変わったなぁと感じました。

見合いした女性の方が小田島を諦めず、彼女を乗せた小田島の車は事故を起こしてしまう。検査入院先に見舞いに行った治樹は、いつもの遠慮と控えめさで小田島を傷つけてしまって。
まだ自信がないんですよね。大切だから、小田島の重荷になりたくないのは本心ですが。小田島にしてみれば、信用されていないと受け取る。

悩んでいる治樹を動かしたのは、新人の水野でした。
この子、良いヤツです。小田島の自宅へ連絡なしで訪ねてしまうほど、治樹は必死になってました。

大事なことだから言えなかったり、聞けなかったりってあるから、この話を読んで
やっぱり言葉や会話することって大事だなぁと思いました。
治樹の後ろ向きなトコは直らないかもしれないけど、本音をぶつけても小田島はしっかり受け止めてくれる。
甘いなぁ~、良かったです。もう結婚しちゃえばいいのに!(笑)


同時収録の「追う男」三津の後輩・臼井目線でした。
臼井から見ても三津も小田島に対する態度は横柄で、でも治樹には親しい和やかな雰囲気になって、その差が気になっていきます。元々先輩として尊敬もしていたけど、三津の弱っている寂しい部分を見てしまってから、好きだと自覚します。

二人で飲んだ時に酔った三津が、ぽろっと本音を吐露する。
「だったら、俺の方がよっぽど…」と。あー、すっごい良い! きたよ! 
幼なじみで何でも知ってるような長い付き合いの二人は、友情も恋もすっとばしたものだと私は思っていたので。三角関係だったらいいなぁってちょっとは思ったけど、ほっとけない治樹だからかと思っていたよー。
そっかー、そうねー、そうなのね(ニヤニヤ…) あ、気持ち悪くてすみません。
私も三津は、口が悪くてきつくて不適に笑っていてほしいなぁ。
臼井にはこれから、もっと頑張ってほしいです。

あー、面白かった~。 また続いてほしいな…。

『いとしい、ということ』 『on BLUE 6』  『きみのとなり』 『今頃何なんですが…』
に拍手とコメントをありがとうございます!!
前の記事に拍手をいただくと、少しでもお役に立てたのかな??と思ったりしています。
ありがとうございました~(*^_^*)  
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
造花の解体 (Holly NOVELS)造花の解体 (Holly NOVELS)
(2011/09/17)
西条 公威

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またまた『造花の解体』より、短編の感想です。しつこくてすみません。
今書いておかないといつ書くんだ? という妙な焦燥感あります(何でだか)


同時収録で書下ろしなこの、『愛されたい。ただ、愛されたい。』です。
どストレートのタイトル。すごく良いタイトルだと思う。


高級ホテルのツインで二人の男が出会います。
ウリ専の25才・敦史と、四十前後とおぼしき客・中山。予約は3時間コース。
ベッドの真ん中で怯えたように正座をする中山の希望は、「後ろからずっと抱きしめてほしい」でした。


長くなったのでたたんでいます。
よろしかったらどうぞ…。


『坂の上の魔法使い、無二の王』 『on BLUE 8』 『シャイニースター 1』
『2冊まとめて』  『room share』  『ヒマだったので考えた。』 『どうでもいい話。』 『宇田川町で待っててよ』 


に拍手をありがとうございました!
反応いただけるとほんとに嬉しいです…。ありがとうございます。  

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
造花の解体 (Holly NOVELS)造花の解体 (Holly NOVELS)
(2011/09/17)
西条 公威

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『造花の解体』に収録されている、9つの短編につけられたタイトルです。
本当なら『造花の解体』の記事ん中で書けばいいんですが、これだけすごく長くなったので、先に記事にしてしました。また別に『造花の解体』の感想は書こうと思っています。
書き下ろしの『愛されたい。ただ、愛されたい。』も、もう、もうね…(涙)。これも後で書きたい。

そんで『gearrsceal』ですが。あの、eの上に ’←これが付くんですが、うまく出来なくて付けていません。すみません。フランス語なのかな…。

短編というか掌編? ほんとに短いです。
なのに、すごーくずしりときて、『空港バス』では目から汗でちゃったよ…。良いもの読んだなぁって、しみじみ思った。

9つの世界は設定も登場人物も全く異なりますが、目の前にその景色が浮かんできて。
ここんとこ小説から逃げてた私がリハビリとして読むには、あまりに濃く揺さぶられた短編集でした。


文体、それだけでなく何だろう、雰囲気がすごく私好みです。
多くを語らず、大事なことだけが綴ってあって、そっけなさすぎないし押しつけられてる感じもなくて。
読む側はそれで十分に主人公達の気持ちが伝わる。
掌編書く上でのテクニックかもしれないけど、それ以前に西条さんの才能なんだと思いました。

あと、硬質って言うのかな? BLに限らず好きな小説は、そんなひんやりとしている感じなんです。淡々として。
……あー、ほんっとに語彙ないわー、数え切れないくらいがっかりしてきたけど、今ほど自分に愛想尽かしたことないな。素晴らしさを伝えたいのに、自分が未熟過ぎる。
そもそも私なんかが、偉そうに語っちゃっていいのか…?
自虐的になってきたけど、でも書いちゃうよ。

もっと早くに読んでればよかったな…。


支離滅裂ですが(汗)、以下にほんとに長々続いています、よろしかったらどうぞ…。
思い切りネタバレしています。

『10DANCE 1』 『2冊まとめて。』
に拍手とコメントをありがとうございます!

 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
溺れる人魚 (ディアプラス文庫)溺れる人魚 (ディアプラス文庫)
(2010/08/10)
いつき 朔夜

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別の記事でちょこっと書いたのですが、ちゃんと書こうと思いました。

この作品の攻は、はっきり言うと好きじゃないんです。
恋愛を軽く考えていて、自分の魅力をよく分かった上で遊んでます。女性とも。
その根性が私的にイヤなんですよね…。それにちょっとめんどくさい性格というか。

でも、そんな攻がだんだんと受にはまっていって、本気になって、受に嫌われるのを怖がるようになる。
それの変わりようが面白くて、好きなんですよねー。

もっともっと受に翻弄されろ~、メロメロ(死語?)になってしまえ~、と思って読んでます。
元々、自信満々な攻があまり好きじゃないからかな。
そんな攻が受に本気になって、今まで通りにいかないのを読んでてほくそ笑む私…(笑)。

スポーツクラブに行った攻は、そこのプールで受を見かけます。
大学水泳の有望な選手でしたが、現在は原因不明な足の痛みのせいで休んでいて、
スイミングクラブのコーチをしている。
凛々しい顔立ちの純情そうな受に興味を持ち、足の痛みがあることを聞いて、
自分が経営する鍼灸院で診察して通うように勧める。

受は水泳で入学したので早く治したい。
治療に通ううちに、攻が患者の女性とやけに親密だったりするのを見てしまいます。

攻が嫌なヤツな分、受の真っ正直すぎるとこが可哀想に思えてしまいました。
結局は攻は受一筋になるので、安心して読めました。

北上れんさんのイラスト、ぴったりです。


『私説三国志 天の華・地の風』に、拍手とコメントありがとうございます!

 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
私説三国志 天の華・地の風 1巻 (fukkan.com)私説三国志 天の華・地の風 1巻 (fukkan.com)
(2007/06/29)
江森備

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あまりに懐かしくて、見つけて買っちまいました。

私が昔に読んだのは、こっちです。しかも1巻だけ…。
私説三国志 天の華・地の風〈5〉私説三国志 天の華・地の風〈5〉
(1998/05)
江森 備

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周瑜が好きだったので死んでしまったら、2巻読む気が無くなってしまったという。
孔明ファンって訳じゃなかった私です(汗)。
いや、生い立ちだったり、好きな劉備が振り向いてくれるはずもなくて可哀想なんだけど、色々と容赦がなくて。


1巻の画像がなくて、5巻を載せましたが小林智美さんのイラストが美しい!
ザ・耽美!!

三国志は読んだことなくて、大昔見たNHKの人形劇での大雑把な知識しかありませんでした。
なので孔明が元男娼つーのには、読んだ当時はびっくりしたものです。
いや、耽美だと知ってて読んだつもりだったはず。でも驚いた記憶もある…。

それも幼少時に兄に売られてしまって、子供の頃から生きるために仕方なくという。
そういうのって、『BANANA FISH』のアッシュを思い出して、うう…と痛みます。

孔明は劉備が好きで、報われない想いを抱えてます。
劉備は女好きでずいぶん若い妻を娶ったり、孔明にしてみればつらいんですよね。

周瑜は妻がいるんだけど、孔明の部屋に通ってます。
何とかの戦いとか(ひどいな…)、歴史上の色々な出来事は薄目で読んでました(笑)。
確か人質みたいになって、孔明は敵方の周瑜の元に行くんだったような。
史実に興味なくても、人間関係が面白かったです。
ただ名前がなかなか覚えられなかったのは、私の脳みその都合でした(汗)。


好きな相手にはずっと想う人がいて、自分は振り向いてもらえない。
そんならせめて体だけ…みたいな、周瑜のような役が好きなんです、私。
素直に自分の気持ちを告げられないし(敵だしね…)。

この1巻はドラマCDがあるようで…。
周瑜役は置鮎さんなんですよねー。んで、孔明役は石川英郎さん。一度聴いてみたい…。

私説三国志 天の華・地の風私説三国志 天の華・地の風
(2011/10/28)
江森備、小林智美 他

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当時は2人の濡れ場が、うわ~エロい!と思って読んでた覚えあるんですが、読み返したら孔明が喘いでなかった。逆に新鮮でした。


『2冊まとめて。』 『ヒメコイ』 『宇田川町で待っててよ。』 『1月、コレ買います。』 『room share』 『冷血(上)』
に拍手とコメントをありがとうございました!
   
テーマ * BL小説感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
天球儀の海 (Holly NOVELS)天球儀の海 (Holly NOVELS)
(2012/10/25)
尾上 与一

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眼と脳みそが文字を拒絶してしまって、最初の方で止まっていましたが、やっと読み終りました。
やばかった、泣きそうになった、ごったかえした待合室で。異様に瞬きするアヤシイ私でした。

表紙の青がとても綺麗です。これがイメージカラーなのかな、作中の小物の色がまんま瑠璃色のイメージだった。
とんぼ玉、ジャノヒゲの実の色、ルリビタキの羽の色、夜空だったり海だったり…。

終戦の頃の時代です。
この設定が余計に、受と攻の気持ちを切なくしてると思いました。やっぱり現代ものとは違いますよね。
これを思い出します…。
↓↓↓
きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)
(1995/12/18)
日本戦没学生記念会

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18才の希(ゆき)は、ずっと好きだった町の名家の長男・資紀(もとのり)の身代わりに特攻に行くことになります。
5才だった希は、偶然資紀に助けてもらったんですね。それがなければ死んでいたかもしれない。
それからは資紀のことを忘れずに、予科練で飛行士の訓練を受ける。
身代わりの話は喜んで引き受けました。養子になるので同じ苗字になれること、お国の為に死ぬこと、資紀のために死ねること。
それが18才の希の総てだった。

希の右手の甲には変わったホクロがあって、オリオン座のような形をしている。
でも裏返しになってるから、お前の手は天球儀のようだねと父が言いました。
5才と9才(ぐらい?)で出会った二人の会話は、このホクロから星の名前へとなるんですが。
なんか読んでて泣きそうになってしまった…。何でだ?
異国の呪文のような星の名前とか、希にあげたトンボ玉の青に手の甲の星座が映るだろうかとか、いちいちがちょっとやばかったです、私…。

この時に二人は初恋だったんです。でも、特攻の身代わりなんて悲しい再会をしました。
資紀は自分が特攻に行きたいのに、家を守るために希を身代わりにさせてしまうことを拒みます。
でも父の命令は絶対。本人の希自身が喜んで行こうと思ってる。

9才でも凛とした資紀だったけど、海軍の将校になった大人の資紀がかっこいいです。
頑固で融通きかない、でも優しい資紀。
その優しさを5才の時に知っていたはずなのに、冷たくされた希は嫌われていると思い込んでしまう。

やっと二人通じあって抱き合ったのに、その後の惨事…。
それも希のためでした。でもそれにしても切ないよ…。

何でもかんでも言葉にしたり、態度で示したりって分かりやすくていいけど。
でも資紀の優しさ、希への想いは、海に映った星のように裏返しだった。


昼間は星が見えない、と資紀が紙にオリオン座を書く場面があります。
「坊ちゃんは、俺に星をくださいます」
「……星はおまえの方だ」って、やりとりがあって。(ちょっと、はしょりましたが)
これが現代だったら、んん?と思うかもしれない。
でも時代と二人の置かれた状況とか思うと、切実すぎる告白だと感じました。


シリウスまでは8光年だそうです。
8年かかって、希は資紀に再び会えました。絶対泣きそうにない資紀が震えるくらい泣いていて、そこも読んでて泣きそうになった…。

ハピエンが本当に嬉しいと思った作品でした。  
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
前に読んだ小説です~。

彼岸の赤 (ドルチェノベルズ)彼岸の赤 (ドルチェノベルズ)
(2012/03/15)
尾上 与一

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タイトルから勝手に「彼岸に咲く花→曼珠沙華」と思っていたのですが、違っていました。
また思い込みの激しい自分が露呈…。

受が心中未遂の過去があって結構なシリアスなんですが、攻が良い人でそれに救われた気がします。
元ヤクザの攻ですが、望んだ訳でなく巻き込まれ流された感じで、
それも誰もがそうならないとは言い切れない状況だったり。

おひとよしで、目の前のことを真面目に取り組んだ結果が服役。
そして出所したものの、投身自殺と間違えられて引き留められながらまさかの転落。
怪我を負って更に入院。攻をそんな目に遭わせたのが、僧侶の受でした。

そんな攻は受の寺に世話になり、一緒に暮らします。
心臓が弱く薄幸な受ですが、攻に対しては一途だと思いました。それが受を強くさせてるというか…。

心中未遂で死んでしまった相手の親との関わりとか、結構な重さの内容でしたが嫌いじゃないです。
やっぱり私は、重い話が好きみたい…。
受の友人がいい人だった。全てを分かって、見守ってるような。
こういう脇キャラ好きです。


リフレイン~君の心を眠らせないで~ (ガッシュ文庫)リフレイン~君の心を眠らせないで~ (ガッシュ文庫)
(2012/09/28)
鳩村 衣杏

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ゲイ(攻)とノンケ(受)の話は結構あると思うし、私も読んできたはずなんですが…。
これを読んだらその設定の切なさというか、難しい故に攻がとても受を大事に思っていたのが、読んでて伝わってきて。

一人で自分の中に閉じこもらないように、この世界と繋がっててほしいと願う
受の思いがタイトルの意味になるのかな。
自分的解釈ですが…。

受の気持ちを汲み取って最後までHするのを待ったり、ほんとに優しいし、大切にしてます。
だからそんな攻があんな目に遭うなんて…、って驚いた。
いや、ほんとに。
今度は受が攻にしてもらったように、攻の気持ちを考えて大切にします。

ムクさんのイラストもぴったりです。
しみじみと良かった作品でした。

うっかり、つーかすっかり忘れてしまった…。
鳩村さんの全サ小冊子の申込み…。
私のバカーー!


『12月、コレ買います。』 『猿喰山疑獄事件』 に拍手とコメントを、いつもありがとうございます!!

 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
禁断の甘い鎖 (B‐PRINCE文庫)禁断の甘い鎖 (B‐PRINCE文庫)
(2012/10/06)
夏目怜央

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5才差の実の兄弟、弟×兄です。梨とりこさんのイラストが美しい~。

父親の急死により、まだ幼い弟は父方の祖母へ奪われて、
二人は20年振りくらいに偶然出会う。
俳優志望の弟は、兄が働くプロダクションにやってきます。
初対面でもすぐに分かって動揺する兄と、微塵もそんなこと知らずにそつなく応対する弟。
兄は弟の担当になり、ほとんど一緒に過ごします。

長い空白の時間があって、本当なら自然に与えられる兄から弟への愛情が、
行き過ぎたものになっても仕方ないかなぁ、と私は納得できました。
実の兄弟だから葛藤やうしろめたさがすごくあって、多分私はそういうのを求めてるんだな…、きっと。

祖母の家は会社を経営してるお金持ちですが、弟はあまり幸せじゃなかったようで。
自分はいらない人間だったと、誰にも言えずにいた悩みを兄に打ち明けます。
弟にとってこのマネージャーは、理由は分からないけど一緒にいてとても心地よい。
兄の方も兄だからこそなんだろうけど、全身全霊であらゆることから弟を守ろうとする。

好きだと告白されても、兄弟の事実を知っているのは兄だけ。
当然弟を拒否しますが、兄弟以上に想い始めてもいる兄。
寝てしまってから兄は弟の担当を変えますが、恋人と思っていた彼の仕打ちに弟は傷つきます…。

同性の壁だって悩むのに、そこに血縁というもっと大きい壁があって。
禁忌を犯して壁を越えた時に、そこにあるのが幸せでも不幸だったとしても、
そこまでの苦悩したり執着してる過程が好きです。元々苦悩する受や攻は好きなので…。
なんか、自分で書いてるくせにまどろっこしいな~。

祖母が亡くなり弟は、会社の権利を放棄する。その時叔母から貰った家族写真は、
以前に見た幼い兄と若い母の姿がありました。恋人が実の兄だと知りました。
弟から真実を、兄に告げます。「あなたの苦しみが分かったよ」と。
名前か「あなた」としか言ってなかった弟ですが、たった一度「兄さん」と呼んだ時は、
読んでて切なくなりました。


あとがきには、兄弟と分かっても弟はそれを口にせずに、秘密のままでいるつもりだったとありました。個人的にはそれでも良かったなぁ。このラストも好きです、もちろん。
でも兄がそこまで秘密にしているのだから、弟は全てを知った上で秘したまま…というのも十分萌えます、私!

『ステノグラフィカ』 『最後の三月』 『空のオルガン 1』 『同人誌、いろいろ』 
『3冊、まとめて。』 『初恋食物レンサ』

に拍手とコメントありがとうございます!! いつも楽しく読ませていただいています(*^_^*)。
古い記事にも拍手をありがとうございました。う、嬉しいーっ。
 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
ステノグラフィカ (幻冬舎ルチル文庫)ステノグラフィカ (幻冬舎ルチル文庫)
(2012/07/18)
一穂 ミチ

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新聞記者・西口×国会速記者・名波。
年の差18才です。攻は44才だけど、おっさんぽさは私は感じませんでした。
むしろ精力的に仕事をしていてかっこいい。おっさんは受だと信じている私ですが、おっさん攻の魅力を新たにしました。

26才の受は家事を厭わずに毎日自分で弁当を作り、昼時は議事堂の食堂で静かに食べている。
そこでは出入りしている記者達が何人もいて、情報交換や雑談をしているのですが、
いつも気になる声の主がいます。
受はほぼ毎日その声を聴き、耳に馴染んでしまうほど。攻の方でもいつも一人でいる受が、どんな声をしているのか興味を持ってました。

議員にからまれていたところを攻に助けられて、その後食堂で話かけられます。
手作り弁当持参の受は妻帯者だと勘違いし、それを否定するタイミングを逃して、
受は嘘の上塗りをしてしまう。

二人ともノンケで攻は離婚歴あります。
親切だし人から好かれて仕事に打ち込む攻の、心の奥のねじまがったものを受は感じる。

攻から借りた本にあった2種類の傍線から、攻と元妻のやりとりを想像して、
煮込んでいた鍋の湯気を見てふっと虚しさを覚える受。
良い匂いが立ち込めて、面倒でなく疲れてもいないのに、声にならない言葉が漏れる感じ…。

なんかすごいです、こういう文章。独特な表現だと思う。
作中の小道具になってる『ムーン・パレス』も読んでみたいです。


こちらのメインの二人も、攻の友人として登場してます。
off you go (幻冬舎ルチル文庫)off you go (幻冬舎ルチル文庫)
(2012/03/15)
一穂 ミチ

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こっちの話も好きです。ただ、そう何度も気楽に読み返せないんですよね…、私は。
病院の待ち時間に読んだから、変なイメージつけてしまったか??
そんなの差し引いても、病弱な受の妹がとても存在感ありました。

それが鼻につくかそうでないかは、読む人の受け取り方次第な気もします。
どちらにしても、そう思えてしまうキャラが書けるのってすごい。一穂さんの魅力の一つなのかも。

本作の女性キャラ・すみれは攻の部下で攻に片思いをしていました。
それを知ってる受から、目がきれいですと言われて涙を流す。
私のあまりにはしょった文では伝わらないけど、ここ読んでいてこっちも泣きそうになりました。
男ばかりの職場で仕事を頑張って、自分の不始末の責任を取り、でも前向きで。
一生懸命な女性でした。


『そしてすべてが動きだす』  『タブー』  『白のころ』  『秋山くん』
『あかずのふみきり』 『ちょこっと…』 『水の春』 『同人誌、いろいろ。』

に拍手とコメントをありがとうございます。
久しぶりに会った友人に「何かはまってるのないの?」と訊かれて、
「BL」と言えない私はここでしか、大好きなBLのこと書けません。
なので、とても嬉しいです。ありがとうございますーー!

 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
牛泥棒 (Holly NOVELS)牛泥棒 (Holly NOVELS)
(2007/06/29)
木原 音瀬

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あらすじもよく読まずに、一方的に遠慮していた自分を後悔しました。

教えて頂いたのですが、甘くてとても良かった。
家族を亡くしたり実家が火事になったりと事件は起きますが、
メインの二人がちゃんと両想いなのが分かって、その揺るがなさが良かったです。

浴衣の下を着けずに、攻を待っていたと受が告白した時は、
私どうしようかと思いました…。健気で可愛すぎだよー。
私ん中で「健気でいじらしい受ベスト3」に入りました。
別に発表するつもりないんですが、そういうの考えるのは楽しいです(笑)


以下にたたみました。よかったら、どうぞ~。

 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
ウサギの王国 (幻冬舎ルチル文庫)ウサギの王国 (幻冬舎ルチル文庫)
(2012/08/17)
松雪 奈々

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「淫魔シリーズ」と言い松雪さんは、こういった突飛な設定が面白いなぁと思いました。

瀬戸内海の大久野島に仕事で訪れた受。
白い子ウサギを追って行き(どっかで聞いたことあるよね)、気が付いたらここは異世界の兎の耳を持つ一族の住む島でした。
ワニに襲われそうになった受を助けたのが、この一族の王である攻。
受の苗字が「イナバ」で色白だから、「因幡の白ウサギ」の話になって
「伝説の兎神様が来た」とみんな騒ぎ出します。

大柄で色は黒めの屈強な男たちの耳は、ウサギの長い耳。
色白でソバカスのある華奢な受はこの世界では妖艶な美人のようで、
受にしてみれば褒められたって、冴えない己の容貌を自覚するだけ。
実はゲイの受ですが、29才の今までつきあった経験なしです。

このお話の攻はとても一途で、現代の日本に帰りたい受よりも、攻の方が気になってしまいました。
子供の時から自分達を救ってくれる兎神が、どんな人かを想像してずっと待っていた。
本気で受のことが好きなのに、受は自分が兎神だから抱くだけなんだと受け入れてくれない。
この辺のすれ違いが可哀想でした。
嫌われてると思って攻は、自分の気持ちは言えないでいます。
帰ってしまったのかと受を探しに来た攻が、受を見つけてぼろぼろ泣くのがきゅんとしました。泣いている男(特に攻)は大好きです!

ウサ耳族は倫理観が薄いというか、自分の父親が誰か分からない人が多くて、子供は母親の姓を名乗るそうです。
そんな中でも攻は、受だけがいいと言うんですね。
ここでも私の好きな一途な攻です!(しつこい)

松雪さんのエロシーンも好きです。かなり大柄な攻と170センチ無い受が子供か女性のようだと、受自身でも思っていて。
体格同じくらいの受攻も好きですが、こういった体格差も好きです。
つか、何でも好きなのか、私(笑)。

髭の生えないウサ耳族にとって、髭剃りは興奮して鼻血が出るほどの行為だそうで(笑)。挿入しながらの髭剃りって…(笑)。

攻がすっごく受が好きなのが分かります。
二人が晴れて気持ちが通じた後のHも良かったー。
ラスト近くにどうなるのかと思いましたが、ハピエンで良かったです。  
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
伯爵夫人の魔法の靴 (ルナノベルズ)伯爵夫人の魔法の靴 (ルナノベルズ)
(2012/09/06)
かわい 有美子

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結構作家買いしてます、かわいさん。
あとがきにもありましたが「お伽噺のよう」でした。
一社員と日本支社支社長という身分差(?)を超えたのもいいし、
爵位もあって容姿も優れたイギリス人の攻が完璧でないのも良かったです。

何でも持ってる完璧な攻よりは、弱さがあったり傷ついた過去を持っている方が読んでいて好きです。
BLはファンタジーだと思ってるくせに、矛盾してますが…。
とにかく、読後に良かったーと思う作品でした。

今回はイギリスの有名百貨店に買収される老舗デパートが舞台なんですが、
知らない世界でも丁寧に書かれているので分かりやすいです。

外商部に勤務する受(32才)とパーティー会場で出会った攻(39才)は、
受に懐かしさを覚えます。攻は大学で日本語を学んでいて、ある程度は話せるほど。
そんな攻は受を見て中宮寺の仏像を思い出します。…すごい日本通だ!

攻の日本語講師として、受は秘書室に異動になります。
外商部でスマートにクレームを対処してくれた攻への感謝を忘れず、
とても誠実に仕えます。受の性質なんだろうけど、優しいです。

二人ともノンケなんです。
攻はイギリスで身に覚えのないセクハラで訴えられ、中傷を受けて、夫婦仲も壊れてしまっていた。
誰にでも愛想良いけど、本心は中々見せない。
でも受の優しさや気配りを受けて、だんだん受といると居心地良くなってくるのを自覚する。体調崩した攻の為に、受は自宅で料理を作るようになります。

頼りになる誠実な上司に尽くしたい気持ちをずっと持ってる受ですが、
週末に食事を作ってあげる自分の気持ちを考えます。
帰り際攻から、こめかみにキスされると思った受。でもされませんでした。
家に帰って受はしみじみ思う。キスされたかった、自分は攻が好きなんだと。

秘書になって攻と一緒にいる時間が長くなって、彼に入れ揚げる女性の気持ちが分かる。
もう好きになってるんですよね。

職場で攻と受が二人きりになった時、ドアを開けるように指示します。
そんな攻の気遣いに、恋愛感情を持ってるからセクハラにはならないと、受がきっぱり言うのが良かったです。

かわいさんの書かれるHシーン好きなんですが、今回は多分今まで読んだことのないもので…。エロくてもちろん良かったんだけど、
プレイと言ったらそれまでですが、受の尻を手形が付くほど叩くってさ…。
こういうのもあるのねぇ、と新鮮な気持ちもありました(笑)

あと攻の母は中東出身で、攻は「ハーリド」というミドルネームを持っています。
「ハーリド」というと、ヒコさんの『王子と小鳥』のハーリド殿下がすぐに浮かびます…。
『永遠』を意味するそうです。素敵な名前です。

 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
友人と寝てはいけない (キャラ文庫)友人と寝てはいけない (キャラ文庫)
(2012/08/25)
鳩村衣杏

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鳩村さんのもう一冊の新刊も、平積みされてました。
コレです ↓↓
ドアをロックするのは君 (二見書房 シャレード文庫)ドアをロックするのは君 (二見書房 シャレード文庫)
(2012/08/24)
鳩村 衣杏

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こっちはシリーズもののようなので、まとめてそのうち読もうと思ってます。
でもこっちの方が売れてたな…、残り一冊しかなかったよ。気になる!


んでこちらなんですが、高校からの友人同士でバイで攻な二人です。
左の茶髪が攻、黒髪短髪が受です。

受の父親の医療系会社の経営が怪しくなって、アメリカ勤務だった受は呼び出されます。
父親が総合病院を経営している攻に連絡をして、営業先を紹介してくれるように頼みます。

攻はお礼なんかいらないと言うが、受は借りを作りたくない。思わず体で返す、と言うと
面白がった攻はそれでいいと了承します。挿入なしなんですが。
このこときっかけで一緒に旅行したり、お互いが知らなかった部分、
特に受の困った表情に攻はその気になるんですが。
困ったような怒ったような表情に興奮するなんて、もう受のこと好きだったんじゃないか? とも思いました。

セフレで十分、恋愛は別にいいと思っていた受は、今の仕事への攻の情熱を知ったり、
攻の元セフレに嫉妬したり、段々恋愛へと変わっていきます。
その元セフレに怪我させられて入院してしまって。
入院中に自分で少しづつ慣らしていた、なんて言われたら鼻血でそう…。
あ、攻は鼻血だしてませんので(笑)

挿入なしの触ってるだけでも、エロかったです。
小山田さんのイラスト好きです。特に裸は筋肉ついてるのに、しなやかな感じでとても綺麗。

攻目線の短編も面白かったです。
「友情から恋愛」って王道だけど、やっぱりいいなぁと思いました。

『拍手コメのお返事』 『erotica』 『片思いの環状線』 『PINK GOLD』
『夏揺らぐキミをおう』

に拍手とコメをどうもありがとうございます!!
 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
eroticaerotica
(2012/08/20)
榎田 尤利

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BL以外でも、短編集って好きです。

色々な設定あって、女装や密室や道具やリバ、3Pなどなど…。
表紙イラストもそれぞれが素敵です。
個人的にはハイヒールの話が、すっごい痛そうだった。
昔しょっちゅう靴ずれで、水疱出来てたのを思い出しちゃった。でもそれすら快楽なんだろうね…。

特に何度も何度も(しつこい)読んだ、2編の感想書いてます。

『10×3』
ヤクザもので3P、という素敵な短編でした。
それにすごく愛のある3Pだったな~。痛いのよりはやっぱり愛があった方が…。
年上の顧問弁護士と年下のわんこのような下っ端という、
タイプの違う攻達に受は愛されてます。
冷たい美形で女好き。だけど女にしてきたことを、本当は男にして欲しかった。
受も知らなかった本来の姿を攻達に暴かれても、自分大好きで二人への態度は変わらないみたい。こういう受もいいなぁ。

『書生の戀』
これも良かったー。今市子さんの表紙イラストが、素敵すぎる。
小説家の困ったような悲しそうな表情も。

戦時下という時代。
小説家・甘楽と彼の作品のファンである青年・松岡との文通と、甘楽の日記、
松岡の書いた小説が交互にあって(構成が素晴らしいですよね)何の支障もなく、
この世界に引き込まれていました。

プラトニックだけど、松岡の小説の中で師弟愛と性愛のギリギリのとこのエロス…みたいなものを感じ、それがものすごく読んでいてエロかったです。

彼の最期の願いは、読んでいてぶわーっと来ました。
当たり前のように息をして、好きな人を抱きしめることが出来るのって奇跡なのかもしれない。大げさかもしれませんが、そうしたくても出来ない人がいたかと思うとさ…。

松岡の悲痛な叫びのような願いは、甘楽の孫へ受け継がれています。
ラストにこの話をもってくるのがすごいです。
そして一話目の話に戻って…、とエンドレスになりそうな短編集です。


『今市子さん、まとめて』  『芸術新潮2012年8月号』  『萌えの死角2』 『繕い断つ人(3)』  『狼は魔法を』  『白のころ』  『キミがいる深夜2時20分』 
に拍手とコメントを、いつもありがとうございます!
にやにやしながら読ませていただいています~(*≧∀≦*)  
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
ファントムレター (幻冬舎ルチル文庫)ファントムレター (幻冬舎ルチル文庫)
(2012/03/15)
砂原 糖子

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久しぶりに読んだ砂原さんです。

小学生からの幼馴染同士で、一度別れてしまい社会人になって再会します。
タイトルにある手紙が重要な役割を担っていて、
その時の受の心情があらわれている手紙には、読んでいて泣きそうになってしまった。


29才同士の受と攻、受の親戚の小学生の少年とクラスの少年。
二組のカップルが交互に話を進めていきます。

長くなったので、以下にたたみました…。

『9月、コレ買います。』 『どうでもいい話』 『ゆきしろ、ばらべに』
『君がいる深夜2時20分』『パラレルライン』

に拍手とコメントをありがとうございます!!

あと、前記事の『9月、コレ買います。』の中で、ヨネダさんの同人誌のタイトルを
間違えて書いてました…すみません。慌てて直しましたが、確認しない自分が恥ずかしい!
 

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雪よ林檎の香のごとく (ディアプラス文庫)雪よ林檎の香のごとく (ディアプラス文庫)
(2008/07/10)
一穂 ミチ

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書店でよく一穂さんのお名前はお見かけしてましたが、やっと読みました。
表題作とその後のお話が収録されてます。

最初は「生意気な受?」と思ったけど、第一印象はすぐに変わって
この物語の世界に入ってしまった。…相変わらず、うまく書けないなぁ。

綺麗なタイトルだと思ってたら、北原白秋の短歌の下の句でした。
  「君かえす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ」

ちっとも知りませんでした。ちょっと調べてみたら、好きな短歌の一つがこれ、と書いてる方が何人かいたので有名なんですね。
この歌の詠まれた背景は生々しいのに、歌は清々しい甘さがあります。
“林檎の香”ってが初恋のイメージします、私は。

15才で攻と出会って、男で教師で、でも好きになって
それを恥じることも諦めることもなく、受は攻を好きでいます。
強い人だと思った。年上の攻の過去も丸ごと大切に想っている。
二回振られても、諦められないほど。
「俺はちゃんと先生を幸せにしてる?」って訊けてしまう、何て言ったらいいんだろう、
無自覚な自信みたいな、攻への揺るがない気持ちがあるんだと思った。

攻の過去というのが、婚約者のいる教師(女性)に恋をして、教師は妊娠してしまいます。
男の子産みましたが婚約者と結婚、札幌で家族3人で暮らし、攻は時々写真を送ってもらうだけ。

白秋の短歌とちょっと重なるかな?
攻の重い過去が関わっているのに、物語全体に綺麗な雰囲気があります。
ほんと語彙なくて恥ずかしいけど、独特な綺麗な作品です。

受も受験に二度失敗し、子供が生まれる家に居場所がないと思っていて、
二人とも表に出さないけど孤独なんですよね。

若い受が攻を支えてる気がします。守っているというか。
学校さぼって札幌まで攻の子供を、こっそり見に行くんですが。
幸せでいるのかを会えない攻の代わりに、自分がその姿を確かめに行く。
無鉄砲ですが、ほんとに攻が好きで攻の為なんだなぁと思いました。


書下ろしでは、受は高校3年になってます。
嫌々行った合コンで、OBの栫(かこい)と出会う。
この人多分受を好きになって、でもそれを伝える方法を間違えたんだよね。可哀想な人だな…。つい脇役に目がいってしまいます。
彼の心の奥の秘密を、素直に吐き出せる人と出会えればいいけど…。って、また妄想しちゃった。

作中の『猿婿入』の話。
ひどい仕打ちされても死に際に、「俺はほんとにお前が好きだった」と言ってしまえる
真っ直ぐな気持ちは、受にも攻にも当てはまると思った。
表題作から書下ろしへの時間の経過があって、攻がすごく受を好きになっていて。
読んでて何だか嬉しくなりました。

どちらのお話も、ラストに雪が降ってます。
子供の時に珍しい大雪になって、ぼたん雪がぼんぼん降り続ける中、
一人で近くの畑の空き地まで歩いて行ったことあります。
とても静かで真っ白な景色には誰もいなくて、まるで自分だけのような錯覚を一瞬味わいました。

昔々の記憶です。美化してたとしても、多分忘れない思い出。
そういうの一個ぐらいあってもいいよね、と思うのは
この作品を読んで感傷的になったんだと思う。

新刊も気になってるので、読もうと思っています。

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立夏

Author:立夏
BL大好きで感想・思ったことなどを、好きなように書いてます。
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