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「ニタイ ピリカ」はBL漫画・小説(たまに非BL)の感想を好きなように書いたブログです。ネタバレしてますのでご注意ください…
 

 

 
盲目的に大好きな池辺さんの新刊が出てました。あ、非BL作品です。


「やわらかスピリッツ」って青年誌なのかな?

居酒屋で働く沼越さんはマンションの展示会の常連です。そこの不動産会社の受付で働く要さん、阿久津さん。営業の伊達さん、部下の奥田くんがメインのキャラです。あとはその物件に住む人達の話で、基本一話完結なってます。
おさげ髪で高校生のような沼越さんが、マンションを探しながらのやりとり、周囲の人たちとのエピソードです。


私が泣いたのは6話の「わたしのいえ」。泣かせようとはしていません、私が勝手に泣いてるだけ。
もう、何なんだろう…、理由がよく分かりません。多分“郷愁”に近い感覚なんだろうけど。あとはうちが転勤族のせいか、「ここが私の家です」と言える場所が無いからかもしれない。

んで、この話は、沼越さんのアパートに要さんが資料を届けるだけの短編です。手土産をいただいてお茶を煎れますが、湯呑みを要さんに出して、自分はご飯茶碗でお茶を飲んでます。なんでかな? なんでそわそわしてるのかと思ったら、沼越さんが呟きます。
「人をお招きするの初めてで…」
これだけで彼女には友達が少なく(もしくはいない?)、誰かを招く前提で住んでるわけもないのが分かります。古くて、日当たりもあまり良くないアパートの一階。食器も家具も最低限の暮らし。要さんが「いいお家ね…」という言葉には説得力ありました。確かにいい家です。上を見たらきりがないです、そりゃお金があったらタワーマンションも素敵でしょうが。うまく言えないけど、心の豊かさなのかな…。私は心が貧しい自覚あるので、微笑む沼越さんと要さんが羨ましく思いました。


物件によって主人公がいます。独り身の希望の星と職場で言われ、バリバリ働く勝木さんの孤独が描かれた、7話「土地にこだわらない物件」も胸を突かれました。
ラスト8ページ、台詞一つもなく映画のようにコマが流れて、朝焼けを見つめる勝木さんの淋しそうな表情…。
もうね、こういう描き方がほんとに上手いと思う。独白も何もないのに。

婚活に疲れたすみれさんと、多分すみれさんが借りてるマンションの持ち主・松原さんの話は含むところが多いので、次巻に続くんだろうな。松原さんは何故東京を離れたのか…。


『バナナブレッドのプティング』
に拍手とコメントをありがとうございます!!
本のタイトルだけでなくサイトも教えて下さって、どうもありがとうございます~(涙)。探します!!


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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
繕い裁つ人(6)<完> (KCデラックス Kiss)繕い裁つ人(6)<完> (KCデラックス Kiss)
(2015/01/23)
池辺 葵

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BL買いに行った本屋さんに平積みなってて、即購入。出てるのちっとも知らなかった。
帯の『堂々完結!』の四文字で、泣きそうになってしまった…。
ああ、終わっちゃうんだ。いつかは終わるのは分かってたけど、でも……と一人でぐるぐる。家帰って、1話目を読み終わり、そこで既にもう…(泣)。前にも書いた気がするけど、嗚咽したい、してしまいたい衝動に駆られました。

以下に畳みました。池辺さん作品については暑苦しくなると自覚あるので、それでもよかったらどうぞ~。


『2年3組の面々』
に拍手をいただきました。いつもありがとうございます!!



 

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
かごめかごめ (書籍扱いコミックス)かごめかごめ (書籍扱いコミックス)
(2014/09/08)
池辺 葵

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ご覧の通りの【非BL】です。

修道院が舞台で、修道女のマヌエラが一応メインです。一応なんて書いたのは、やがて時間が流れて、幼かった見習いの少女が立派な修道女になっているのを見たら、個人の物語ではなくて、修道院の歴史のほんの一部分を垣間見たような感じがしたから。たまたまマヌエラだった、みたいな。

今までがそうだったように、繰り返しずっと続いていく。院に引き取られた少女が見習いとして働き祈りを捧げ、修道女になったら見習い達の世話をしながら、院の為と主の為に働いては祈り、年を取っていく。

マヌエラがクローズアップされたけど、他にもいるシスターやマザー、ジュニアと呼ばれる見習いの少女達それぞれに人生があって、誰もが主役なんだと思いました。大きな時間の流れで見ると、名もない存在かもしれないけど。
相変わらずうまく言い表せないね……、ほんと毎回すみません。


ネタバレしてますのでたたみました。
ちょっと作品に入り過ぎて、気持ち悪い感想かもしれません。

 

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
パレードはどこへ行くの?パレードはどこへ行くの?
(2014/05/16)
鈴木 志保

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一読後、何だか分からないんですが泣いてました。声に出して泣きたくなったほど。
でもいい年して嗚咽はどんなもんかと我に返ったので落ち着きました。

一生手放すつもりのない作品である『船を建てる』以降は、この作品が好き過ぎて、多分これ以上のものを無意識に期待していたんだと思います。鈴木さんの他作品を読むのが怖くなったというか…。
なので個人的に久しぶりな、鈴木さんの作品でした。『船を建てる』と根っこの部分は、同じな気がしました。

独特なコマ割りは変わりないですが、絵柄はいっそう丸みを帯びた感じだし、台詞も『船を建てる』よりも簡素化? 簡略されたような気がします。
でもさっきも書いたように、根底にあるものは変わってない。それは私が勝手に思ってることなんですが…。

長くなったのでたたみました。感想でも何でもない、ただのメモです(汗)。
非BL作品です(見ればわかるよね)、よろしかったらどうぞ…。

『サウダーデ(1)』   『2冊まとめて。【コミック】』    『雑談。』   『BABY 04r 、Canna vol.35』  『月光坂の花屋敷 春』   『SEX PISTOLS (7) 』 『SEX PISTOLS (8) 』
に拍手をいただきました。どうもありがとうございます!!




 

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
書影出てるんですね~。美しい…。

【Amazon.co.jp限定】憂鬱な朝(5) 描きおろしペーパー付き (Charaコミックス)【Amazon.co.jp限定】憂鬱な朝(5) 描きおろしペーパー付き (Charaコミックス)
(2014/01/25)
日高ショーコ

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一月は楽しみな新刊多いですが、こちらが一番楽しみです。気軽に「楽しみ」と言っちゃったけど、正座して待っております、みたいな心持ちでいます。
1巻から読み返しておさらいをしとかないと。


さて、本題。
ここんとこ、五條さんの「革命シリーズ」から目が離せませんでした。
以下はメモ程度な、自分用の箇条書きです。
『恋刃』まではじっくり読んでたけど、気になって最後の『喪国』まで駆け足で読んでしまいました。ラストを知った上でもう一回読みます。
変な読み方ですが、結末を知った安心感で読むと落ち着いて読めるので(笑)
全て読み終えて印象的だったのは、『心洞』(特にエナ)と『恋刃』だった。

未読の方には訳分からないと思います、すみません。ほんと自分用です…。書かないと忘れちゃうので。


『2冊まとめて。【コミック】』  『まばたきを三回』
に拍手をいただきました。どうもありがとうございました!!
いらして下さった方もありがとうございます。

年内はあと2つぐらい記事に出来るかな? 
 
 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
今借りたら返却は正月明けなので、ゆっくり読もうと思って借りました。こちらの2冊。
ご覧のとおりの一般小説です。

神の棘 1 (ハヤカワ・ミステリワールド)神の棘 1 (ハヤカワ・ミステリワールド)
(2010/07/22)
須賀 しのぶ

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断鎖断鎖"Escape"
(2001/05)
五條 瑛

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でもでも一気読みしちゃったよー、『断鎖』!
そして何回か読み返しました。BL小説はなかなか読めないのにね…(小声)。

面白かった! 萌えました。エピローグだけ何度も読んで、もう目に浮かぶほど。
赤い薔薇が空を舞って、亮司の耳元にサーシャの冷たい唇が囁く。
「革命を起こさないか、この国に」

……うわー、もうダメだー。キュンキュンする。濃いラブシーンより萌えました。
上手く隠して書けないので、以下にたたみました。

 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
どぶがわ (A.L.C.DX)どぶがわ (A.L.C.DX)
(2013/11/15)
池辺葵

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【非BL】です。
発売してるのを知らなくて、平積みのラスト一冊でした。
私は作家買いしていますが、そうでなくても目を惹きませんか? 『どぶがわ』ってあれです、いわゆる汚くてゴミもあって、臭う川。
なのにこのメルヘンチックで、どこかノスタルジーさもある表紙です。

帯には「あなたがいなくても生きていける でもわたしたちは確かに繋がっていた。」の言葉。
そのまんまでした。野球を辞めた高校生も、バレエのレッスンに通う小学生も、どぶがわの汚さを投書した中学生も、みんなが繋がってました。ある老女を中心にして。

池辺さん作品はどれもじわじわきますが、こちらもでした。
感動していたのもあるけど、弱ってるとこにこういう本読むとてきめんだよ…。
わたしは誰かと繋がっているのだろうか、繋がっていたらいいなって思った。

全6話の読み切りです。
好き過ぎて、タガがはずれてる自覚あります。暑苦しくかなりな長文が続いています。
それでも構わないという方、よろしかったらどうぞ。  

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
エルネストの鳩舎エルネストの鳩舎
(2013/07/16)
鳩山 郁子

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今回は出版社系列の通販サイトで会員登録をして、サイン本を購入しました。 
会員登録って無料とは言え、面倒であまりやりたくないのですが、これは面倒なんかじゃなーい! 勇んで登録しました。鳩山さんの美しい手蹟が私の名前を書いて下さった!! う、嬉しいよ~(涙)。

「 昔、私は少年で、
白い漆喰造りの鳩小屋で
たくさんの鳩を飼育する
鳩舎守りだったの 」


なんて綺麗な文章なんだろう。
盲目的なファンの感想なのでうざいと思います、すみません。
10編の作品が収録されてます。いくつかの感想書いています。今頃ですが、非BLでございます…。


「エルネストの鳩舎」
若く美しい女性がドロンワークをやっています。糸を束ねてかがり、三角の模様を作っていくと、それはまるで鳩小屋の小窓のようで、ひょっこりと鳩が現れる。
彼女は思い出します。自分はエルネストという名の少年で、荒野でたった一人の鳩舎守りだったのを。

少年と女性はよく似ているから前世の記憶だと思ったけど、別世界を生きてるような気もしました。
彼女が思い出した瞬間もエルネストは荒野で鳩を放ち、自分だけの鳩を探しにやって来る人を待っているような…。不思議な物語でした。


「Palor Roller 鳩」
飛ばずに転がる鳩がいるのを、初めて知りました。
旅の途中の少年が、草原で何かを投げて興じている男達を見かけます。それは鳩でした。誘われて投げてみると、鳩はいつのまにか丸いパンに姿を変えていました。
……な、ん、で?? しかもそのパン食べちゃったよ…。ええー…。
と、まぁ、「どうして?」と思ったまま置いてきぼりくらったんですが、そんなのすら私はおもしろかったです。


「糸底の疵」
20年前の作品なのに、ちっとも古臭さを感じません。
美しい姉弟・すい子と真、骨董店に勤める葛引。3人の関係がよく分からず、何度も読み返しました。葛引は真が好きなのか、それともすい子が好きなのか確証がなくて。
でも真は、葛引が好きだったから身を引いたように思ったんだけど、どうなんだろう?。読む人それぞれが感じればいいのでしょうが…。

硝子の瓶に黒百合を活けて鳥籠の中に置く。光の加減でそれを黒い蝶だと葛引は錯覚するんですが、すごいセンスだなぁと感心するしかない自分…。黒い蝶は真の内に棲むものでもあって。
人間の体に蝶が棲む? 深くつっこむのは野暮だと思い、この雰囲気を壊さない程度に、自分なりに行間を読んでみたものの玉砕。分からないままでもいいや、と開き直りました。

盃の縁の疵なら気になるし、危なくて使えません。でも糸底にある疵なら、そう気にならないだろうし使おうと思えば使えそう。でも些細なものとはいえ、疵があるのは間違いない。
真はそれを、葛引にとっての自分に例えた。普段忘れていたって、糸底を見れば間違いなく疵はあるんですよね。
「あなたは僕とは断絶出来ない」と言う真が印象的でした。もし仮に姉と葛引がうまくいったとしても、葛引の中で真の存在は疵同様に消え去ることはない。

人気のない夜の水路を舟を漕ぎ進む二人の会話は、現実か幻かどっちつかずな危うさも感じて、何とも言えない読後感でした。
表題作より印象的だったのは、バッドエンド臭がするからかもしれません。しかもBLの匂いまで……。


翼果を擬人化した「アルソミトラ・マクロカルパ君」はすごく可愛いかった!
翼果って言葉、初めて知りました…。

 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
冷血(上)冷血(上)
(2012/11/29)
高村 薫

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カポーティの『冷血』は未読です。
上巻を読んだ今思うのは、読んで予習していても良かったかなー…なんて。

太陽を曳く馬〈上〉太陽を曳く馬〈上〉
(2009/07)
高村 薫

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↑↑↑ 発売当時、待っていた合田刑事シリーズだと読んだものの、3分の1で諦めました。
私なんかの手に負えるはずもなく。宗教のことはもう、何が何だか…。


以下にネタばれの上、記事にしていいのかと自覚ありな乱文続いています。
あ、いつものことか。

もしよろしかったら、どうぞ…。  

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
よろづ春夏冬(あきない)中 (文春文庫)よろづ春夏冬(あきない)中 (文春文庫)
(2007/10)
長野 まゆみ

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長野さん作品で一番読み返しています。
14の短編集で読みやすいです。さらっと読める。
色んなCPがいて、特に具体的にいたしていないのにエロさがあります。
行間から読み取ってしまうし、もう匂ってくるんですよ。
どうしてこんな素敵な話が書けるのかな~、なんて思ってしまう。

多いのは年上×年下。リーマンと高校生や、予備校講師と高校生、大学生と高校生。
同級生同士もあります。

一番好きな『花のもとにて』は、兄とその友人を弟目線で見たお話です。
これの核とも言える、「アヅナヒ」という言葉。
読んだ当初に辞典で調べたら載っていなくて。最近ネットで調べたらすぐに分かった…。

「阿豆那比の罪」。友人の死を悲しみ、同じ場所で倒れて死んでしまう。
二人は同じ墓に葬られましたが、それが神の怒りを買ったのか、夜のように暗い昼が続いてしまう。男色は罪だということらしいです。

これがベースになってるんだと思います。
兄と友人が付き合っていたのかは分かりません。
どちらかの片思いだったのか、それとも告げないだけの両思いだったのか…。
満開の桜の下で弟は数年ぶりにその友人と出会いますが、その友人は兄と同じ春山で亡くなっていた。
貰った名刺はポケットの中で、桜の花弁に変わっていました。

新入社員の弟が花見の場所取りをする描写は現実的なのに、
弟が回想する友人とのやりとりは幻のような気さえしてしまう。
ラストの1行で、何とも言えない気持ちにさせられました。

10円で買った悪夢から救った大学生と恋が始まる『飛ぶ男』や、
『タビノソラ』は置き薬の営業マンと大学生の奇妙な夢の物語です。
『空耳』は耳栓を相手に嵌めさせて、告白する高野の純情っぷりが好きです。変人と自嘲してるけど。

『アパートの鍵』も謎解きのように話が進みます。
“カンヴァス”とか“メディウムの調合比率”とか、
美術系に疎いくせに妙な憧れを持つ私は、こんな単語すら萌えてしまう…。

いくつかの好きな短編の大雑把な内容を書いてて気付きましたが、恋の始まりばかりでした。そん中で『花のもとにて』は異色。
始まったと思ったら、弟の恋は終わっていた。私はそう感じました。
 
テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
繕い裁つ人(3) (KCデラックス)繕い裁つ人(3) (KCデラックス)
(2012/08/10)
池辺 葵

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BL買いに行ったのに、前記事の「芸術新潮」を衝動買いし、この本も見つけて即購入。
3巻出てたの知らなかったです。

読むたび思うけど、やっぱり好きな作品です。


前回に引き続き、非BLですみません。
長くなったのでたたんでいます。
短くまとめよう、って気が無くなってきてます…。

 

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
雪花草子 (新潮文庫)雪花草子 (新潮文庫)
(2012/07/28)
長野 まゆみ

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単行本の出版は1994年。18年経って初の文庫化だそうです。
「白薇童子」 「鬼茨」 「蛍火夜話」の3作が収録されています。

しばらく振りに読んで、昔「白薇童子」が一番好きだった理由が唯一読後感が良かったから、だと思い出しました。残りの二作品は、今読んでもちょっと重いけど。
でも改めて読んで、今の私は「鬼茨」が一番好きだと思いました。
時間を経て何か私ん中で、変わったのかも。


流暢な文体で、特に衣装の描写が素晴らしいです。よく分からなくても、とても綺麗なんだろうなと容易に想像できます。
繰り広げられる耽美な世界は、好き嫌いが分かれるかもしれません。
ここに書いているってことは、私は好きです!

以下にたたんでいます。  

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
ゆきしろ、ばらべに―少年傑作集―ゆきしろ、ばらべに―少年傑作集―
(2012/07/03)
鳩山郁子

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表紙で既にうっとりしてしまう、この本。
定価がちとお高いんですが、実際手にとって触って納得です。

以前にさくっと書いた別記事はコチラです。→ 月にひらく襟・カストラチュア
他の好きな作品のことも、いつか書きたいなぁ。

『ゆきしろ、ばらべに』の帯には、中村明日美子さんのコメントあります。
青井秋さんも、鳩山さんが好きだとインタビューにあったのを読みました。
好きな作家さんが、鳩山さん好きだと思うと何だか嬉しくなってしまう。図々しいな、私!

5つの短編と、ご自身のエピソードがちょこっと書かれたあとがきと、特別寄稿という
デビュー前の超初期作品が収録されています。
あとがきの手書き文字すら、もう美しいです。
大きなカエルに迫られて半泣きの王子様のイラスト、すっごい萌えた…。

以下にたたみました。

7/8 『さよならチキン』 『ショクドーディナーショー』 『拍手コメのお返事。』『ふくろうくんとカレ』 7/10 『ラーメン青島屋の死神』 7/11 『ラーメン青島屋の死神』 7/12 『育メンだって恋します。』 
7/13 『8月、コレ買います。』 7/14 『8月。コレ買います。』 『ラーメン青島屋の死神』

に拍手とコメントをありがとうございますー!!
いつも励みにさせていただいています(*´∇`*)。  

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
本屋に中々行けなくて、やっと昨日ディア様の結果を見ました。

一次でした。前は、と言っても1年半位前に送った時は二次でした。
ひどいな…、私はその間何をやってたんだ。
上がるならまだしも、下がるってさー…。

今月具合悪かったり、私の都合でPCに向かえずあまり進んでいません…。
そんな時の結果だったので、当然な気もしてしまう。これじゃ駄目だって。

自分の中で“書く”姿勢がちょっと、上手く言えないのですが、
以前とちょっと変わってきたのかも…。

いや、何書いても言い訳になっちゃうな。
何がどう悪かったのか反省したいんですが、そんな時間があるかどうか…。
ああ、どうしようか。


以下の記事は、数日前に書いてあったやつです。書いてる時は真剣なんですが、
時間経って読むと参ってる感がぷんぷん臭って思わず失笑…。
でもそのまま載せる! 

非BL(何となく色変えてみた)なので、もしよろしかったらどうぞ…。
ちょっと詰め込み過ぎた感、あります。
ショックはショックなんですが、BLは変わらず読んでます。それしかない感じもしています。  

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 

いたいけな瞳 (1) (小学館文庫)いたいけな瞳 (1) (小学館文庫)
(2004/09)
吉野 朔実

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『ぶ~け』で連載していた当時は雑誌で読んで、
大判のコミックス(こっちは全8巻)を集め数年後手放し、また数年後文庫版を集めました。
こういうこと、よくやります。また読みたくなって買い直すという。

連載始まったのが平成2年だって…。遠くなったなぁ。
私ん中の土台を作った少女マンガの1つです。
大げさでなく、私の好きな読書傾向ってこの頃に読んだものが基になってる気がします。

全31話。全て読みきりですが、同じキャラが出てたりもしてます。

自分的ベスト5は、
・月の桂
・淡水魚
・死は確かなもの、生は不確かなもの
・薄紅
・潤む炎


うーん、悩ましい…。他の『犬』も『自殺の心得』、『橡』も良いんだよなぁ。
でも挙げた5作が今でも、コマだったり台詞を覚えてるんですよね…。
自分でもコワイです、20年以上前なのに。いちおう自覚あります、私(笑)。 

以下に長々と、うっとおしいほど書いてます。
はい、いつものごとくです。多分過去最高のうざさです(笑)。
よろしかったら、どうぞ…。  

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色彩の息子 (新潮文庫)色彩の息子 (新潮文庫)
(1994/05)
山田 詠美

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『色彩の息子』は、12編の短編集です。

それぞれの短編のイメージだと思う色紙が、それぞれに挟まれています。
赤の『声の血』は正気と狂気の間を描いて、しかも隠微でこれも好きな話です。

一番好きなのは、この『ヴァセリンの記憶』。同性愛の話です。

初めて読んだ時、20才前だったかな~?
強烈な印象を受けたのはいまだに覚えてるけど、内容忘れてたので久しぶりに読み返しました。
相変わらず好きなように、そして長々と書いています(笑)。

お時間ある方、どうぞ…。

以下に畳んでいます。
 

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サウダーデ(1) (KCデラックス)サウダーデ(1) (KCデラックス)
(2011/07/13)
池辺 葵

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買ってすぐにさらっと流して、そのまま積んでおき…。
今日じっくり読み直したら、やばい。泣きそうだった。

さて、本編ですが。
いかにも、「さぁ、泣きなさい」つーマンガじゃないです。
でも、じわっと来るんだよなぁ。

サウダーデという、喫茶店を営む芳乃。彼女は『繕い裁つ人』の市江と友人同士です。
店の厨房担当の涼、バイトの大学生と女三人がメインです。
そこに来る常連さんや、涼の姉、大学生の友達、近所の小学生とのやりとりなど、
一話完結になってます。

芳乃はこの店で、帰ってこない幼馴染を待っています。
このはっきりしない関係って、『繕い裁つ人』の市江と藤井もそうだと思うのですが。
なんか良いです、そんな関係も。
幼馴染で友人で、ひょっとして恋人で、どれもあてはまるような、そうではないような。
曖昧でもいいことあるって、年取って分かってきたのかしらね、私…。
つか単に白黒つけるのが、疲れただけかも。

「故郷はどこ?」と訊かれて言葉につまっていた人(多分その幼馴染)に、故郷を作ってあげたい。
喫茶店だけど花の鉢植えをたくさん置いて、その人を芳乃は待っています。
その彼はたまに葉書を寄越して、旅先で買った布を送ってくる。

送った布を身に纏わせて、そうやって芳乃を縛りつけるのね、と言った市江に
淋しそうに微笑む芳乃がね、もうね。泣きそうです。
こんな印象的な台詞や、コマが色々あって、そういうのが私には一々沁みてしまう。

電車の車窓から子供の芳乃と、自分の故郷の景色を眺める母親とのやりとりとかね…。
とても印象的な場面でした。
勘当同然で母は父と一緒になって、きっと故郷には帰りたくても帰れなかったんだと思う。
何だか実家に帰りたくなりました、私(笑)。

私ん中では『空のオルガン』ほど難しくなく、遠藤淑子作品ほどコメディが強くない、
そんな位置にあるような作品です。
この三作品に共通するのは、大変大雑把ですが「泣ける」こと…。

結構芳乃って辛口だけど、言ってることは真実な気がします。
そういうのを口にするのって、責任感も勇気も入りそう。

2巻が出てるので、それも読もうと思います。
芳乃の待ち人は、帰ってくるのかな…。
 
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繕い裁つ人(2) (KCデラックス)繕い裁つ人(2) (KCデラックス)
(2011/10/13)
池辺 葵

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私、この作家さん、すごく好きです。
他の既刊も手を出します!

じわじわとやってきて、読み終わって一つ息を吐くと、視界が滲む。
号泣じゃないけど、ほんとにゆっくりじわじわと来ます。

地味です、はっきり言って。
特に事件なんて起きないし、わくわくするようなこともない。
そもそも波乱万丈なことって、そうはないですよね。
大体の人の毎日って、そんなもんだと思います。私だってそうです。

元々、市井の人々を描いた話が好きなので、余計かもしれない。
江戸時代の町民やら商人とか。

NHKの「タイムスクープハンター」が好きなんですが、これなんてまさに、
歴史に名を残していない普通の人たちの、ある時間を描いていて。
45分みっちり見て、ラストは結構泣いてしまいます。
皆が生き生きとしてるんですね。

歴史上の人物は偉業を残したけど、偉業なくたって
たくさんの人が懸命に生きてきたから、歴史になると思うんです。
何か話が逸れてきたな…。

道端の石ころにも意味があるように(『道』より)、ごく普通の人たちの
普通の生活の中にも感動があって、もちろん意味もあって価値もあって、
上手く言えないんですが、大事にしたいって思う。
無駄なことなんてないし、もうね、生きてるだけでもありがとうって思うよ。
話がずいぶん逸れました…。


洋裁店の二代目・市江と、市江の母、セレクトショップを経営する友人、
1巻で知り合った女子高校生達や、デパート勤務の藤井。
市江の服を「ださい」と言ってた女子校生が、洋裁習い出したりして、少しずつ変わってる。

はっとさせられる、台詞がありました。
「でも、大事な人は1人じゃないから」
「なにもかも伝えないといけないんでしょうか」

初めのは、友達の彼氏に淡い恋心を抱いてる女子高生の言葉。
次のは、市江が「本当のことを伝えたらいいのにって思って」と言ったら、
藤井が続けた言葉です。
藤井が市江を「好きだ」という、その気持ちのことなのかな…。
二人の今後は、まだまだ引っ張りますね。

帯の裏の言葉の中に、「これは、服と人とのせつなく心躍る物語」とありました。
たった一人のために一着を作って、お直しもして、
一生着れる服になるのっていいなぁ。

私も洋裁をちょっとやるので、市江さんいいなぁって思って読んでます。
 
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前に記事に載せたのですが、これを読んでたら、また読み返したくなりました。

別冊宝島981号「高村薫の本 」別冊宝島981号「高村薫の本 」
(2004/03/02)
不明

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『李歐』読んだら、やっぱり好きだなぁと思って。

好きすぎて、何書いていいのか分からないんです(笑)。
一般書でもBLでも、好きすぎて思い入れが有りすぎる本って、中々書けないんですよね。
こんなの、私だけかもしれない…。

なので、一ファンのたわ言です。
たわ言なのに、たわ言だから? 長くなってしまいました。

勢いだけで書いてます。しつこいですが、たわ言です(笑)。

以下に畳んでます。
もしよろしかったら、どうぞ…。
 

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殆どBL本しか買わない中古店で、この前久しぶりに少女マンガを買いました。
あとムック本。
前の記事の『同窓会代行』も一緒に買った。
「この人、普通のマンガも買うんだ」と、レジの人は思ったに違いない。

繕い裁つ人(1) (KCデラックス)繕い裁つ人(1) (KCデラックス)
(2011/03/11)
池辺 葵

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洋裁店の二代目・市江と、彼女の周囲の人達、
そして市江の作る服に惚れこむ、デパート勤務の藤井。

出てくる人達、みんな優しいです。クレームのおばさんぐらいじゃない? 嫌な人って。
特に高校生の娘とクリーニング店を営む母親の話なんて、感動…。

娘はもっと華やかな服を着て欲しいと思うけど、
市江は華やかなのが美しいとは限らないと言う。
理不尽なクレーム受けても謝る母の、お客様への思いを知って、娘の考えも変わっていく。

市江は母親の性格を現したような、控えめで気品がある服を作ります。
それは娘がデザインしたものでした。

市江と藤井の仲も、今後どうなるのか。
個人的には、恋愛の流れにはなって欲しくないなぁ。
でもいずれ、くっつくんだろうけど…。

服が人を繋げていって、色んな出会いがあります。
藤井が言う「この人の服は善意で満ちている」って、すごい賛辞です。

出てくる服のデザインが、クラシカルでシンプルで好き。
女子高生に「ださい」って言われるんだけどね…。私もださいのか(笑)。

二巻が出てるようなので、週末買いに行こうっと。


これも一緒に買ったヤツ。
別冊宝島981号「高村薫の本 」別冊宝島981号「高村薫の本 」
(2004/03/02)
不明

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『黄金を抱いて翔べ』が読みたい! 私は春樹が一番好きです。
「幸田さん、俺、ワルになるよ。幸田さんもほっとけないくらいなワルに」(うろ覚え)
は~、すっごい好きだ、春樹。
 
私は合田よりも加納が好き。『レディ・ジョーカー』再読したいけど、あの厚さにびびる。
『リヴィエラを撃て』なんて、すっかり忘れちゃってるよ。
生まれて初めて、徹夜して読んだ本っていう記憶しかない。
高村作品のキャラって、何気に美形が多くて、そういうのさえ楽しみ。

美形と言えば、『李歐』です。よし、読もう。
 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
同窓生代行─売野機子作品集・2─同窓生代行─売野機子作品集・2─
(2011/11/30)
売野機子

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この表紙、いいなぁ。
装丁が凝っていて、窓の外の青空は写真なんです。
それに表紙を被せれば、一枚に見える。 めくったら夕焼けの写真です。

初めての作家さんですが、他の本も読みたくなりました。

色んなタイプの短編集です。
特に表題作と、ホモの男子高校生の話は面白かった。

モデルを諦めた高校生のリカ。
同じ事務所には人気アイドルの、庭野野ばらがいる。実は彼女は全身整形している。
仲良くなったリカは、野ばらに代わりに同窓会に行ってほしい、とバイトを頼まれます。
ただ、三つ確認してきてほしいことがある、という指令付きで。

本名の「丹羽」から「ニワトリ」なんて、あだ名つけられて。
教室にいるのに、いない人間になってしまって。
野ばらの悲しみとかつらさは、描かれていません。私が想像しただけ。
だから余計に、別人になりたかった気持ちを想像してしまう。

1人だけ別人だと見抜いた、竹丸という青年。
リカは、この男を野ばらが好きだったと思って、待ち合わせの場所に連れて行きます。
サインをすると彼は字に気が付きます。

ここの場面、何度読み返しても良いです。
竹丸をじっと見つめる野ばら、貰ったサインをじっと見つめる竹丸。
「あなたのファンでしたよ、随分前から…」って本当のことなんだよね。

庭野野ばらに満足しているけど、忘れ物をしていた。
リカに依頼した三つの確認事は、全部好きだったものだった。
それにさよならをしたのかな…。

中学時代、自分はいないのと同じだった、と言った彼女。
“庭野野ばら”という別の人間になって、丹羽さんはどこにいるんだろう、って思ったら、
竹丸の思い出の中にいるんだって気付いた。
竹丸と丹羽さんだけが分かってればいいことなんだ、きっと。

幸せが、いつか終わるのがこわい。
その不安に慣れた頃に終わってしまうと思っていた。
そんなリカが、これから変わっていく。

絵柄が懐かしい感じなんです。
初期の岩館真理子さんをふと思い出しました。


あと、メガネ男子校生の話。短いんだけど、これも良かった~。
隣の席同士の黒髪と茶髪。黒髪はメガネ拭きを貸りています。
そのうち席替えになって、クラス替えになって、
それでも黒髪はメガネ拭きを借りにくるんだよ!(笑) 何これ、両思いじゃん!

「アドバンテージはこちらにあり」って、勝ち誇ったように茶髪は心ん中で言う。
これだけなんですが、面白かった~。

あと女の子二人の話も良かった。
ただお喋りしてるだけなのに、人生を垣間見てしまったような。
片思いしていて、ちょっと切なくて、でもあっけらかんてしてる。

自分が知らないだけで、色んな作家さんがいますね。
売野さんの、他のも読みたい。

ジャンル関係なく、面白いって思う本を読みたい。
しみじみ思いました。

しっかし、長いね! 読みづらくて、スミマセン…。
 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
燦〈2〉光の刃 (文春文庫)燦〈2〉光の刃 (文春文庫)
(2011/12/06)
あさの あつこ

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知らないうちに2巻出てました。

江戸時代の地方の藩の筆頭家老の長男・伊月と、彼が仕える次期藩主・圭寿。
そして神波一族の生き残りの燦。
メインはこの3人の少年です。多分16、7才ぐらいかな~?
燦はも少し、若いかな。
少年の定義って何才なんだろうか…。あ、20才前?


うまく言えないんですが、あさの作品の少年って“絶対いない少年”な気がします。
当然なのを承知で書きますが、あさのさんしか書けない。

以下に畳んでいます。
 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
なごみクラブ (1) (バンブー・コミックス)なごみクラブ (1) (バンブー・コミックス)
(2008/09/12)
遠藤 淑子

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「花とゆめ」を読んでいた小・中・高校生ん時、遠藤さん大好きでした。
ヘタウマな感じの絵柄だけど、コメディもほろりとさせる話も好き。

心の家路 (白泉社文庫 え 1-11)心の家路 (白泉社文庫 え 1-11)
(2007/09/14)
遠藤 淑子

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私的ナンバー1遠藤作品は、この『心の家路』。ラストを思い出すだけでも、目が潤んでしまう。あと『なつやすみ』もほんと、名作です。

『なごみクラブ』は3巻まで出てますが、私はこの1巻が一番良かった。
会員制ホストクラブ「なごみクラブ」を舞台に、そこにやって来るお客さんと
ホストやマネージャーとのやりとりが、1巻が一番理想的。
単に好きな話が多いつーだけなんですが、読んでて癒されます。
優しい人が多くて。

各話は8Pで完結してます。こんな短いのに、いきなり1話目で持ってかれた…。

小学生の時に同級生の少年を傷つけてしまった。一言謝れず、未だにそれを時々思い出すOL。
実は彼は事故で、とうに亡くなっていた。謝るのが遅すぎたと彼女は後悔します。
でも少年に似ているホストが、代わりに言うんです。
「ぜんぜん気にしてないよ」って。

行き場のなかった後悔の思いが、この一言で昇華されたように彼女は泣きます。
やっと謝れた彼女の「ごめんね」に、こっちの涙腺も決壊…。

お客が“相談者”でなごみクラブは、カウンセラーのような感じかな。
ホストの方が“相談者”になった、父親との確執(つったら、大げさかな)の話も良いです。
お客さんの言葉に考えさせられる。
「それでも親が生きてるってのは、いい事なんだわ」って。
コメディ要素が強い話もあるけど、1巻はほろっとさせる話が多いです。

あと同時収録の『天使会議』。これも良かった。
「でも本当の幸せはね 本当はね」って、天使の言葉が残ります。

本当の幸せって何だろう。何なんだろうね。
ここで呟くのもどうかと思うけど…(笑)。
捜して見つかるものかな。
こうやって、好きな本読めるのも幸せだと思うけど、
上を見れば、いいなぁって羨ましくもなるし。難しいな。

なんてことを、たった6Pの漫画で考えてしまいした。
 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
紺青のわかれ
久しぶりに『純文学』のカテゴリで記事書きます。

画像は箱なんですが。本体は薄いクリーム色でタイトル文字が押され、
表紙裏は、茄子紺のような濃い色がきれいです。装丁と挿絵はデューラーの版画が使われてます。

まず、タイトルに惹かれます。一体どんな小説なんだろう、って。
耽美っぽいのばかりじゃないですが、それを期待する私。
『月蝕』なんてわくわくして読んでたら、驚きのラストでした。
地下室に生きたまま閉じ込めるのって、『悪魔の花嫁』であったような、なかったような…?
想像させて終わるラストは好きなので、驚いたけど好みでした。

この本には好きな短編が幾つかあって、この『見よ眠れる船を』もその一つです。
読後に何ていうか、無力感みたいなのを感じた。
父と息子の二代の恋の話。息子・檜嗣(ひつぎ)が一応メインだと思います。

招待の手紙を貰い、出雲の宍道湖のほとりの、檜嗣の自宅を訪ねた驟太(しゅうた)。
先日葬式が済んだばかりの、陰気な妙なざわついた雰囲気の中、物語は始まります。

よろしかったら、どうぞ…。スミマセン、長いです…。
 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
刺星刺星
(2004/07)
中野 シズカ

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「刺星」と書いて「しせい」と読みます。
鳩山さんが解説書かれていたので読みました。それまではちっとも知らなかった作家さん。
鳩山さんも長野まゆみさんが解説されていたので知ったし、
好きな作家さんつながりで、興味を持つことが多いです。
塚本氏も佐々木倫子さんのマンガで知ったし。もう20年位前だけど…。

かなり個性的な絵柄です。トーンの使い方が切絵みたい。
苦手な人は苦手なのかな。「アーモンドアイ」がほんとに印象的。
9作の短篇が収録されています。

小説家とお手伝いの青年の妖しくなりそうな関係とか、
BLっぽさが漂うものもちらほら。
あくまで「っぽさ」なので、私はそこに妄想を補填しました。

表題作の『刺星』は、もっと重くドロドロになりそうで
耽美っぽい雰囲気もある気がします。
でも絵柄のせいか、童話っぽい感じもする…。
同級生にも兄にも暴力を受けて、一言も文句を言わず耐えている弟。
彼の唯一の楽しみは、黒い紙に針で刺して緻密な星座を描くこと。
兄の部屋を訪れる雰囲気のある男がいます。弟は彼を「わし座」になぞらえる。
少年を攫う鷲は、この苦痛ばかりの世界から自分を攫ってくれるはず、と。

自分の体に針を刺す少年、背中に針と墨を入れようとした兄。
痛みに耐えられなかった兄はあっけなく亡くなり、男はもう動かない兄の背に最後の墨を入れる。
「いぬ座」の犬のように、兄や同級生に従っていたと思っていたけれど、
どんな苦痛にも涙を流さず耐えた弟は、「しし座がふさわしい」と男は告げます。

見上げて憧れていた男が今は、自分を見上げて「従う者」になっている。
兄もこの男に憧れて、刺青を入れようとしていた。
そんな男が少年に跪きます。

何年か経ったら、下克上になるのかしら…、と妄想してしまいました。  
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
お気に入りにも載せてますが。12月にイラスト集が発売されます。

ikukohatoyama

迷ってたけどアマで予約しました。35の世界の名作をそれぞれイラストにしているそうです。
作品名が「ドクラ・マグラ」だの「檸檬」だの「星の王子様」だの色々。
読んだことない本が多い中で「デミアン」を見つけました。私ん中では思い出の本。
ジンクレールを描くのか、デミアンを描くのか楽しみです。
いっそラストシーンが描いてあったら、泣いて喜ぶよ私…。

そんで、感想とまではいきませんが、手持ちの鳩山さんのマンガのこと
少し書こうと思いました。
でも難しいんですよね…。分かる人に分かればいい、みたいな気がするのは私だけ?
万人に受ける分かりやすい話でなく、自分の描きたいものを描いている。
私はそういう印象を持ってます。
それでも読むのは、やっぱり好きだからなんですよね~。

塚本氏のように、100パー理解しようとするでなく
雰囲気を楽しむ読み方しちゃってますが。

ほんとにさらっと、気がついたことを書いている程度ですが
以下に続いています。
 

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
ありふれた風景画 (文春文庫)ありふれた風景画 (文春文庫)
(2009/04/10)
あさの あつこ

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あさのさんの本の中でも、すごく好きです。

BLじゃないけど、同性愛物です。高校生の女の子同士。
こういうのが読みたい、と思ってたわけじゃなくて、あさの作品を
漁っていた時にたまたま読みました。

タイトルがすごく良いと思う。
好きな人と出会う前と出会った後、片思いだった時と両思いになった時では
同じありふれた景色も、日常も一変してしまうってことでしょうか。
異性だろうが同性だろうか、好きになったらもうどうしようもない。

バイト先の花屋で年上の女性と会った瞬間に、恋に落ちた男子高校生。
校舎の屋上でエキセントリックな美しい先輩(女子)と出会って、恋に落ちた女子高校生。
男子の方は悲しい形で終わったけど、主役の女子高校生同士は
ハッピーエンドです。

「わたしはあなたが好きです。好きだと伝えたいと思いました。
 だから電話をしたのです。」
このど直球、ど真ん中の台詞。目を逸らしたくなるような真っ直ぐさ。
泣きたくなってくる。年取ったからかしらね…。

胸の奥がむずむずするような、甘酸っぱくて(うわ、照れるなこの単語)でも苦しさもあって。
それでも「本気の恋を誇りたい」という、強さもある恋の話です。
設定は別世界のように感じたけど、誰かを好きになる感情の機微は
リアルに感じました。

続いています。

11/18 『不器用、なんです』 『12月、コレ買います』
11/19 『ヒメコイ』 『紺青のわかれ』
11/21 『ショ○ラ様批評シート、来る』 『花のみぞ知る2』
11/22 『ショ○ラ様批評シート、来る』

に拍手やコメントをありがとうございます! いつも励みにさせていただいています!  

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
塚本邦雄全集〈第5巻〉小説(1)塚本邦雄全集〈第5巻〉小説(1)
(1999/04)
塚本 邦雄

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すっかり投稿作から離れています…。

でも本を読みたい気持ちが、まだあるから幸せ。
また「書きたい」と思うまで、というかそう思えるようになりたいです。
それまでに初心を思い出そうと、また「私の好きな本のこと」で書きます。
感想でなく雑記に近いかも…。

昔々、耽美系やJUNE系と呼ばれていた頃、その作家さん方も読んでいましたが、
『ぱふ』ていう雑誌の別冊で、『活字倶楽部』という雑誌がありまして。今もあるのかな?
それで同性愛の小説がいくつか紹介されていました。三島由紀夫とか中井英夫とか。
その流れで塚本邦雄の小説に出会いました。もう、相当前のことです。

塚本さんの記事はこれで三つ目。
『紺青のわかれ』は、この全集で初めて読みました。
もう難しいのなんの。まず漢字が、旧字体でよく読めません…(えー)。
前後の文脈で想像しながら読んでます。なので、読み終わってもよく分からない(えー)。
何度か読み直してるけど、やっぱり内容は難解です。
だからもう、雰囲気を味わう読み方になりました。男同士の、叶わない儚い恋の雰囲気を。

こんな読み方が良いのか分かりませんが、
人それぞれということですっかり開き直ってます…。
女の私はその雰囲気に、ただ憧れてしまうのです。


以下に続いています。

 

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テーマ * 感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
神様 (中公文庫)神様 (中公文庫)
(2001/10)
川上 弘美

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神様 2011神様 2011
(2011/09/21)
川上 弘美

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ご覧のようにBLじゃないですが、久しぶりに読んだらやっぱり好きな本で、
『神様 2011』も読んだことだし感想書くことにしました。

川上さんというと『センセイの鞄』でしょうか。ドラマ化されたしね。
私は恋愛がテーマのものよりも、『神様』のようなちょっと不思議な感覚に
なる話の方が好きです。あ、でも『龍宮』は好きだな…。
昔、知人の男の子が「恋愛もの(川上さんの)は自分が元気じゃないと読めない」
というようなこと言ってたの、今でも覚えてる。
確かに私もそれに近いな。

『神様』
そもそもこのお話、マンションに熊が引っ越してきて何だか親しくなって、
一緒に散歩に行くんです。言ったらファンタジーかもしれないけど、
その括りにおさめなくても読めば自然に、『神様』の世界に入りました。
いつのまにかいた、って感じかもしれない。

続編の『草上の昼食』は、“わたし”と“くま”の別れのお話。淋しくていとおしい話です。
「人と熊は違うものなんですね」と呟いたくま。
手作りの豪華なお弁当は、熊でも作れるんだという自尊心とわたしへの気遣いな気がする。
優しいです、このくま。その優しさに「魚の皮をそのまま持ってくればよかったのに」と、
泣くわたしも優しい。

その後届いたくまからの手紙には、丁寧な文章の中にもやがて野生に戻って、
わたしとピクニックに行ったことすら、わたしと出会ったことすら
忘れてしまいそうな予感がします。
でもそれが正しい姿で。二人の出会いは、熊の神様の気まぐれだったのかもしれない。

わたしはくまに返事を書きます。
「またいつか、草原にピクニックに行きましょう」。
「いつか」は永遠に来ない。あの幸福な時間は二度と訪れない。
でも分かっていても、そう書かずにいられないんですね。「またいつか」と。
“わたし”同様に、読んでる私も少し泣いてしまうのです。

この文庫は短編集です。
収録されてる『星の光は昔の光』もしっとりとして、好きな短篇。
えび男くんという少年の細く白いうなじや、眼の下に影を作る睫毛、
とかの素っ気ない描写が好きです。
そんな話じゃないのに、えび男くんにちょっと色気を感じてしまう。

以下に『神様 2011』が続いています。
興味なかったら、スルーしちゃって下さいませ…。  

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テーマ * 読んだ本の感想等 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
マスコ・はん子祭(敬称略)を開催予定なんですが、注文した本が届かないです。
その間に読んでみた『詩の礫』。

先の記事は、もっと書きたいことはあったはずなのに、
うまく言えなかったです。
そもそも感想なんておこがましいんだ。
あれは私が単に、「泣いた」ってことを長々と書いただけだな…。
そんな文章にかかわらず、拍手をありがとうございました。

詩ノ黙礼詩ノ黙礼
(2011/06/16)
和合亮一

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これも読んでます。まだ最初の方だけど。
個人的には、初読みの『詩の礫』が印象強すぎて……。
日時と時間が書かれて、一分ごとに更新される呟き。
その臨場感もそうだけど、泣きながら同時に血も流している気がしました。
だから生々しいし痛々しいけど、一字一句これから目を背けちゃいけないんだ、って思った。

この“礫”で受けたダメージが、じわじわと日を経ってからきてます。

続きます。

 

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テーマ * 雑記 ジャンル * 小説・文学

 

 

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立夏

Author:立夏
BL大好きで感想・思ったことなどを、好きなように書いてます。
好きな本ばかりなので、独りよがりなってる自覚はあります。

ほとんどネタバレしてますので、ご注意下さい…。

記事に拍手や拍手コメを、いつもありがとうございます。
拍手コメのお返事は、該当の記事に書かせていただいています。お時間ある時に見ていただけたら嬉しいです☆

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