![]() | 夏揺らぐキミをおう (Cannna Comics) (2012/08/29) 梅松 町江 商品詳細を見る |
2組のカップルの話が収録されています。
購入リストには入ってなかったけど、表紙みたら買っちゃった。
梅松さん作品、これで全部読んだけど感想追い付いてないね…。いや梅松さんに限らずだけどさ…(汗)。
表題作は高校の同級生同士。表紙の彼が受でした。
攻は話したことのない優等生(受)の泣き顔を見てしまう。
昼休みに一人で化学準備室によく行ってて、偶然そこを通ったら
「自分で脱ぐ?」だの聞こえ、どう考えてもHをしてたっぽい。一人で妄想してしまう攻。
科学部の顧問はいい人そうなのに、何で泣いていたのかどんどん気になっていきます。
顧問は既婚者でいい人でなく、ずるい大人だったよ。
遊ばれてるっぽい受を攻は引き留めたい。受のことが好きになっていました。
受はなんで攻が、自分を好きになるのか分からない。
笑顔が特別だったと言われても、ぴんとこないんですね。まだ顧問のこと引きずっていて。
すぐにHすることもなく(別にしてもいいんだけど!笑)、
受も攻もうだうだ悩んでた分、気持ちの変化が丁寧だったと思います。
描き下ろしでは、受からちゃんと「好きだ」と言えて、Hも出来て良かったー。
攻が辛抱強く受のことを待っていた印象です。優しい攻でした。
同時収録の『Ching‐a‐ling Ching‐a‐ling』『Pitter‐Patter Pitter‐a‐Patter』。
何かの事務所経営(分からなかった…)×カフェの店員。受の方が年下です。
同じビルの喫煙所で知り合って、お互いゲイで結構簡単に付き合ったみたいです。
「寝てみない?」と軽く始まったけど、知るうちに少しづつ好きになって、
今では攻のこと全部が好きになってしまった。
自分は重いんじゃないかと気にしたり、
攻の体調心配して誘いを断ったりして、気を遣う子です。
それを、受に振られるんじゃないかと心配する攻も、相当受のことが好きで。
攻の容貌が黒髪長髪・ヒゲと、私的に受でもいいんじゃないかと思ったら…。
あとがきで梅松さんもリバ推奨されてました。いいね!
受の元カレが現れて、攻が慌てたり嫉妬したり、大人げない態度もするけど
受ってば愛されてるな~~と、読んでて楽しかったです。
表題作よりもこっちの話が好みでした。
この二人の今後があるなら、また読んでみたいです。
その時はもっと仲良くなって、リバってたらいいな~、とまた妄想…(笑)。
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