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「ニタイ ピリカ」はBL漫画・小説(たまに非BL)の感想を好きなように書いたブログです。ネタバレしてますのでご注意ください…
 

 

 
明け方に止む雨 (キャラコミックス)明け方に止む雨 (キャラコミックス)
(2013/10/25)
草間さかえ

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どの作品も良かったです。外国ものも草間さんの絵柄に合っていて、もっと読みたいとも思いました。

その中でも一番好きなのが表題作です。
もう既に表紙が素敵すぎる…。二人の男に挟まれる里村。顔の見えない男はきっと里村の弟ですね。その弟はもういないけれど。
いらない情報ですが、里村が私好みです。垂れ目つり眉がいい!すっごい好き!(うるさい)。

結城の「後ろめたさの反動だった」のモノローグの意味、自身がゲイだということが分かって、ちょっと引っかかりました。そう思ってしまうのは悲しいな、って。
里村は弟の自殺の理由を、刑事の結城と共に追っていきます。

兄が弟を可愛がって優しくする、そんな当たり前のことを、死んでしまった弟はどんな気持ちで受け止めていたんだろう。
ゴミ箱のメモの一文が切ないです。

もしもの話だけど、もしも仮に弟が里村に告白していたら。
…うーん、考えてもしょうがないけど、兄は受け入れないだろうな。やっぱり言えなかったよね。
でも原因を知って「死なれる位なら私は」と、責めた里村ならあり得るのかな…。答えの出ない、このどうにもならない感じってすごく切ないです。
兄を求めながら、似た人にしか触れないのって不憫だなぁ。


結城が里村の第一印象を、未亡人という言葉が浮かんだと言ってます。
何度も読んで考えてみたんですけど、よく分からなくて…。何だろ、薄幸そうな感じ? 雨に濡れた風情に妙な色気があるからかな…。
読解力ない自分にがっかり。でも私のつまんない疑問は置いといても、結城の一目惚れだった気がします。
あとマメで、尽くすタイプな感じもしました。

悲しい兄弟ものを下敷きにしてるけど、里村がドライだからそんなに湿っぽくなってない気がする。あとがき読んで納得しました。結構さばけてるというか。
弟のことでショックを受けて罰のように抱かれても、自分の中できちんとけりをつけられる人というか。
それにしてもあぶなかっしい人です、里村って。しっかりしているようで、そういうとこも魅力なのかも。

他の作品でも、受けが全裸で攻めは着衣のまま、つーのがあったと思うんですが(勘違いだったらすみません)。そういうのすらも、萌えてしまいました。

『明け方に止む雨』ばっかの、全くまとまってない感想になっちゃった(汗)。
収録作品の『夜更けに花降る』も、外国ものの2作も、とても良かったです。
事後のアーサーに言ったジョゼの台詞に萌えすぎて、どうにかなるかと思った(笑)。


『拍手コメのお返事。』 『on BLUE 11』
に拍手とコメントをいただきました。いつもありがとうございますー!
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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
迷信話集 うつつのほとり(クロフネコミックス)迷信話集 うつつのほとり(クロフネコミックス)
(2013/09/10)
草間 さかえ

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良かったー。じわっと泣きそうになったりほんわかしたり、とても癒されました。
敬はすごく良い子だし、お母さんもお手伝いさん達も優しい。
15編の短編のタイトルが語呂が良く、ひらがななのも可愛いです。


東京から母と共に田舎の村にやってきた、箱入りおぼっちゃんの敬(たかし)。山の上の寺で寺男として働く少年・弥七。
弥七は村人からは嫌われて、「天狗」「化け狐」などと言われてる。そんな悪口をものともしない弥七に、敬は惹かれてつきまとう。
弥七は日本人離れした容姿なだけで、化け物なんかじゃない。怒られても笑う敬の、屈託なさというか純真さというか、すごくいい。そういうのに弥七も敬に惹かれてったんだと思います。対等に自分を見てくれた初めての子供だっただろうし。
敬が木登り出来るようになったのを知ってたのか、枝の上に薄の穂で作った狸が置いてありました。
それを嬉しそうに、お母さんに見せる敬。早朝、お寺の鐘を聴いて泣きながら弥七を呼ぶ敬。
山に放したねずみをその瞬間動物に食べられてしまい、突っ伏して泣く敬。敬の言動、表情のいちいちが可愛くて、なのに切なくなってしまった。
弥七と季節を経て色々なことを体感して、それが敬を成長させているんだと思います。

敬が大人達や村の子供達の前で懸命に、弥七を守る場面は印象的でした。かっこよかった。
友人の弥七を守って、自宅に連れて行き母親と会わせます。

母親は自分もしっかりしなくてはと決意する。東京の家の事情はおおまかには分かるけど、あの後どうなったんだろう…。あのダンナは騙されたってことなんでしょうか? でも別れて正解だよね。

病弱なイメージだったお母さん、最終話ではすっかり元気になってます。日本髪が似合うなー。お寺で催した灌仏会の日、お天気で桜も咲いてみんな笑顔で。あったかくなりました。弥七はみんなと親しくなっていくんだろうなぁ。
非BL作品ですが、彼岸花を弥七の髪に挿してあげる敬は、もう攻じゃないかと妄想出来ました(笑)。

田んぼや彼岸花が咲いてるあぜ道。軒下にあったつばめの巣、渋柿を間違えて食べたこと。落ちていた黄色い梅の放つ甘い香り。子供の頃に見た風景が蘇って、懐かしくもなりました。


『雑談。』 『拍手のお返事。』
に拍手とコメントをどうもありがとうございます!
いらして下さった方もありがとうございました(*^^*)

 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
魔法のつかいかた (1) (ウィングス・コミックス)魔法のつかいかた (1) (ウィングス・コミックス)
(2012/09/04)
草間 さかえ

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2冊とも非BLです。結構前に読んでいたのに、今頃に。
マンガの方が読むの早い分、感想待ちがどんどん溜まっていく…。

なんかちょっと、淋しい印象を受けました。
のっけから実母に心への虐待を受けているし、家族の縁の薄い人間が魔法使には多いという塚上の言葉とか。
当たり前に受け取るものが貰えなくて、それで魔法が使えるようになるのかな。
春生が本当にいい子で、それで救われてます。

塚上の同業者・絹子さんが美人で、絹子さんの弟子の雅もかっこいい。
美人な女性と高校生って組み合わせ、なんか良いです。

塚上の家にある叔父の生首や、塚上自身のこと、どうして魔法使いになったとかも、これから分かるんだろうな。
魔法使いって年取らないのかな~?


さよならキャラバン (フラワーコミックスアルファ)さよならキャラバン (フラワーコミックスアルファ)
(2009/09/10)
草間 さかえ

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素敵な恋のお話もあれば、時計店の主人のシリーズものは猫が喋ったり、草間さん流の不思議な世界です。
金魚を探すおかっぱの妹と優しい兄や、サーカスの綱渡りの少女とか、印象の強いキャラクターが活き活きとして。
一話一話は短いけど読み応えありました。
たった一話だけ、BLの香り漂うものがありました。やっぱり良いなぁ。アトランティスの使い方が素敵だった。

特に「本日はお日柄もよく」が好きでした。
母にずーっと恋している叔父を想ってる春子。幼い春子が「けっこんしよう」と言うけど、叔父は当然断ります。ほろっと泣く春子の表情が可愛いかった。

家族愛を“春の海”に例えて、恋を“台風”に例えてます。
母の再婚にショックを受ける叔父に、春子はキスしてしまいます。
台風が来たと体感した高校生の春子は強かで、そしてすごく可愛いかったです。




非BL記事なので、最近読んだこちらも…。
さよならソルシエ 1 (フラワーコミックス)さよならソルシエ 1 (フラワーコミックス)
(2013/05/10)
穂積

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とにかく絵が美しいです。
ゴッホ兄弟の絆と確執が、これからもっと描かれるんだろうな。楽しみです。
絵を自分で描くのは苦手ですが、見るのは好き。絵で何かを表現出来るってすごいことだと思う。

兄は晩年は神経を病んで、耳を切ってしまったんだよね、確か。
あんな素朴な人が、そこまでどう変わっていくのか。
これからも追っかけます。  
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
肉食獣のテーブルマナー (ドラコミックス 130)肉食獣のテーブルマナー (ドラコミックス 130)
(2007/04/25)
草間 さかえ

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『犬の地下鉄』読んでから、持ってる草間さんを読み返しては
「やっぱりいいよねぇ、草間さん」と独りでにやにやしてました。

まだ全部持ってないことに気が付いて、中古で探したらこれ見つけました。
どの話も好きでした、ハズレないです。
もっと早くに読めばよかったなぁ。

読解力のない私はタイトルの意味がイマイチ分からず、何度も読んだけど
ぼんやーりとしか理解できず…。奥が深い気はするけど。
きっとちゃんと理解できても語彙の少ない私は、説明できたかは不明。
真剣に語彙ねーよ、私。もっと本を読まなくちゃ……。

あと『マッチ売り』『災厄のてびき』『さよならキャラバン』で
コンプリートできるはず。あ! でも感想は全然書けてない…。
地味に頑張ろう~。

11/6 『犬の地下鉄』 『転向、性』 『ネガティブ君とポジティブ君』
に拍手いただきました。いつもありがとうございます!

長くなったので畳んでます…。  

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テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
この同人誌の存在を知って読みたかったのですが、某サイトで品切れなっていて。
そうなると読みたくなりますよね、人情として。
そしてブロ友のちよこ様の記事を拝見して、益々読みたい気持ちが強くなり……。

見つけました、オークションで。写り悪くてスミマセン。
犬の地下鉄

でも本編の『地下鉄の犬』の感想、書いてません! 
書いてないけど、こっちを先に書きます! すみません!

リバ、です。
本作は篠田受ですが、こっちは篠田攻。
メガネで年上な篠田受は個人的に好みなんですが、そんな人がどう攻めるのか。
そんなの見たくない、とは思わない私。
受・攻がはっきりしてない話でも勝手に妄想するし、そのどっちつかずな感じすら
萌える時もあります。あ、でも両思いが大前提だけど…。

さて、感想ですが…。こんな短くて勿体無い~、が読後思ったことです。
もっと長く読みたかったなぁ。

プール帰りの篠田から塩素の匂いがして、高校の時の憧れていた人を思い出し
赤くなる朝倉。
赤くなって恥ずかしがる様が、読んでても可愛いです。
ムリだと言いながら、挿入されてしまうと今度は、気持ちいいからやだって。
あー、何て可愛いんだ。
それを嬉しそうにあしらう篠田、エロかったな…。

受が全裸なのに、攻が服着たままちっとも乱れてないのもエロいと思う。
二人は入籍してました。
名前で呼ぶのに慣れてなくて真っ赤になる朝倉を、
「恥ずかしがる君は可愛い」とさらっと言ってのける篠田。
こういうの、年上の余裕でしょうか。いいですね。
『地下鉄の犬』を読み返そう。


11/2 『もう一回、もう一回と呟く。』
11/3 『僕の先輩』 『晩秋』 『神隠し寮奇譚』 『もう一回、もう一回と呟く。』
11/4 『ネガティブ君とポジティブ君』

に拍手、コメントといただきました。どうもありがとうございます!

特に『もう一回、もう一回と呟く。』には、あたたかいお言葉をありがとうございました。
グチや暗いことを書いてしまい、読んで下さる方にまで気分を滅入らせてしまう。ご心配かけてしまう。
すごく心苦しく思っています……。
楽しいことばかり書けたらいいのですが、気持ちを安定させるために「書く」部分が
あるのが現在の私の事実です。
そんな未熟な人間が書いているブログですが、「BLっていいよね、楽しいよね」と
拙ない記事の中ほんの少しでも思って下されば。
それはブログ始めてから、ずっと変わっていない気持ちです。

今後もお付き合いいただけたら幸いです

 
テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
どこにもない国 (EDGE COMIX)どこにもない国 (EDGE COMIX)
(2011/09/24)
草間 さかえ

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最近新刊でも中古でも、読むものが悉くハズレがなくて嬉しいです。

表紙が既に素敵です。
草間さんの雰囲気は、時代ものも合いますね~。昭和初期とか。
表題作は戦後ですが。
初めて読んだのが確か『はつこいの死霊』で。今の絵柄よりもちょっと線が太かった。
版画のようで和風で、独特だなぁと思いました。

物語も、ものすごい個性だと思う。
一番好きなのが『イロメ』の白川先生なんですが。
「0か1シリーズ」(勝手にシリーズ付けてるし)のみっちゃんと鶴田!
好きだなー、この関係。

表題作と『パラダイムロスト』 戦時中の部下×上官。
『1と2の間』 隣同士幼馴染。高校生×会社員。
『0と1の間 前後編』↑の高校生とは友達。数年後の話で、会社員×社会人バレー選手。
『0か1の世界』 前後編の続き。
『もののことわり』 高校生×茶道の師匠。
『遠き島より』 部下×上官の書き下ろし。

続きます。  

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テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

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立夏

Author:立夏
BL大好きで感想・思ったことなどを、好きなように書いてます。
好きな本ばかりなので、独りよがりなってる自覚はあります。

ほとんどネタバレしてますので、ご注意下さい…。

記事に拍手や拍手コメを、いつもありがとうございます。
拍手コメのお返事は、該当の記事に書かせていただいています。お時間ある時に見ていただけたら嬉しいです☆

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