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「ニタイ ピリカ」はBL漫画・小説(たまに非BL)の感想を好きなように書いたブログです。ネタバレしてますのでご注意ください…
 

 

 
僕たち、愛なんかしらない (IDコミックス gateauコミックス)僕たち、愛なんかしらない (IDコミックス gateauコミックス)
(2011/07/15)
恋煩 シビト

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画像でないかー…。これ表紙が色気あって、とても良いのにな~。
ガトーコミックは、私の中ではアタリハズレがあって、表紙買いはなかなか出来ません…。
シビトさんや秀良子さんは、安心して買えます。
来月また出るみたいだし、買わなくては。

すごく良かったです!
前から好きだったけど、絵がすごく綺麗になった気がする。眼が色っぽくて。
切れ長のスッとした眼差しとか、もう好みだ…。
表情がとても良いです。読んでてぎゅっと掴まれる感じ。
お金ないのに新刊で買ったけど、後悔全くなしです!

前に色んな作家さんがご自分の“萌え”について描いている本を読みました。
そん中でシビトさんも描かれていて。
確か、恋愛の陰の部分に萌える、というようなことを言っていたと思います。
明るい光の下の恋愛のその楽しい瞬間に、隣り合わせに存在している影の部分。

「男同士の性愛そのものが昏いのです。隠花植物的な翳り、罪の意識さえ伴っています」
杉本苑子さんの言葉を思い出したので引用しました。
まさにこのことかな?って思います。私もそんな昏さ、好きです。

だからこそ読んでいて、障害を越えて結ばれた二人の幸せな様子は嬉しいし、
不幸になったら一層悲しくなるけど読まなきゃよかった、とは思わないです。
バッドエンドは悲しいけど嫌いじゃないのは、大前提として昏さや影が存在することを、
私は自分で仕方ないと思っているのかもなー…。

前置き長くなってしまいました。
この昏く陰のある恋の短編集、どれも印象的でした。

続きます。


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テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
サウダージ (リンクスロマンス)サウダージ (リンクスロマンス)
(2006/08/30)
華藤 えれな

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華藤さんデビューが、この本でした。

円陣さんの美しい挿絵に惹かれて、マフィアだのタンゴだの慣れない世界だけど
どうにかなるかな~?と軽い気持ちでした。
が、…面白かったんです!

拉致られて首輪嵌められて(え!)、無理矢理で痛々しかったけど
受の日本人が憎いはずの攻を、だんだん愛しく思っていくんですね。
それがすごく伝わってきます。
あと行った事のないブエノスアイレスの街の路地やら、バンドネオンの哀愁ある音だとか
聞こえてきそうで。
あとタンゴは元々男性同士が踊ったのが起源らしいです。へー…。
いきなり男二人で踊ってびっくりだけど(笑)、いや似合っているなら何でもいい!
と自分の許容範囲が広くなったのを感じた一冊でした。

行方不明の兄を探して、単身ブエノスアイレスへ来た受。
老舗のクラブで長身の妖艶な男と出会う。見惚れてしまうほどの美貌の持ち主で、
彼は「兄の話を訊きたくないか」とタンゴを誘う。兄はマフィアに追われているから、
命が惜しかったら日本に帰れと忠告する。
けれど兄のアパートに向かった受は、そこで忠告された男と出会い、
この男こそがマフィアのアンダーボスだった。

拉致られて薬やら手錠やら、兄の無事を楯にされて酷い仕打ちに遭います。
それでも受はプライドを持ち、そういう強靭な精神に攻も惹かれていく。
エロが濃厚なのは攻がラテンの人だから?
うん、結構…でしたね。いや、嫌いじゃないですが! 
でもだんだんと攻が、心を開いていきます。彼は捨て子でマフィアの養子になっている。
学校も行ってないし、本当の生年月日も知らない。
当然心を許せる人はいない人生だったけど、唯一受には許していく。

タンゴを踊ってお互いの体温を感じながら、お互いが淋しいのだと理解する。
受は帰れない日本を想い、攻は幼い頃育った港町を。
国籍も立場も違うけど、根っこにある同じ淋しさを見つける。

受は自分の気持ちを認めなかったけど、ようやく認めます。
命を狙われて、明日二人死ぬかもしれないという時に、受から攻を求めて
それに応じて初めて、攻が全裸になるんですね。
今まで何度もしてたのに、この攻ってシャツのボタンすら外さないんですよー…。
革の手袋も嵌めてたし。それも武装を解かない、誰にも油断できない状況だからなんですが…。

ひどい目に遭っても泣かなかったのに、「愛している」と涙する受が綺麗でした。
攻がマフィアである以上命の補償はないのだけど、それでもその時までは
一緒にいたい、という思いが伝わってとても好きな話です。




 
テーマ * BL小説 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
いきなりですが、身近に(すぐ会える距離の)BL読む友人がいません。
感想ブログを始めたきっかけの一つにそれもあります。
自分がすごく面白かった本を貸し借りできないのがちょっと淋しいな~、
と思ったんですね。

もう十数年の付き合いになる友人は、『バナナフィッシュ』や『日出処の天子』は
読むのにBLは読まないという…。
彼女は、間違って買ったというよしながさんの漫画を、わざわざ送ってくれました(笑)。
まあ、無理に薦める気はないので彼女とは、一般的な本の話をするのみです。
でも私がBL読んでるのは、気付いているはず(笑)。

さて、拍手コメントのお礼です。
7月21日、23日にコメント下さった ザ・貴腐人 様

コメント、ありがとうございます!
綺月さん、すごく良かったです。オジサン受、いいですよね~。
他のも読みたくなって今、読んでます。すごい話で少々ビビッてますが…
またよろしかったら、遊びに来てくださいね


コメントや拍手を頂くと、本当に嬉しいです。
どうもありがとうございます
独りよがりで字ばっかだし、書いて自己満足してるブログですが
少しずつ更新していきたいです。なかなか追いつかないけど…  

 

 

 

 
コイノヒ (CITRON COMICS)コイノヒ (CITRON COMICS)
(2011/07/01)
糸井 のぞ

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初コミックだそうです。

表題作は3話分で、あと3話は短編。4組のカップルの本です。
なんか不思議な感じでした。

不思議って言うのも、自分の語彙の少なさに呆れるけど、上手く言えないのがもどかしい。
淡々としているのかな。人物がそれぞれ重いものを抱えている割に、淡々とした印象を受けます。
でもさらっと読み終えるのは、とても惜しい。何回か読んで、じわじわ来る感じ。
この作家さん、すごい独特だと思う。他のも読みたくなりました。


『婚前旅行』
一番インパクトがあった短編。読みながら「えっ!?」って言っちゃったし。
30才の受と27才の攻は旅行に来た。
楽しそうに笑顔で写真を撮るけれど、受の結婚が決まって
8年間の付き合いを終わらす最後の旅行だ。
この旅を言い出したのは受。攻は付き合いを終わりにしたくない。

受はあまり感情を出さないタイプに見えて、そんな人が思い出の画像を見ながら
ひっそり泣いて攻の名前を呼ぶ場面は、きゅんときました。
自分はどうなってもよくて、立場も家族もいらないと言い切る攻。
これも愛なんだよね、重いけど…。
最後の旅ではない、タイトルの意味がやっと分かりました。

『サマータイムアゲイン』
この話の二人は、子供の頃に傷ついてそれを頑なに秘密にしています。
子供が出てくる話は、ただ「可愛い!」ってなればいいけど、
この話はそのタイプではなくて。大人の勝手な都合で振り回されたのが不憫だった。
その秘密を二人で背負ってきて、きっと重さに耐えられなかったんだよね、
一度は離れたけど再び会うことが出来てほっとしました。
成長した二人なら大丈夫って、思えたから。やっぱりハッピーエンドいいなぁ。

『春威少年の恋と反抗』
この話、面白かった。こんな話あるんだー。
私が知らないだけか? ほんと、BLって奥が深いな~。
春威は複雑な生い立ちで、3人の母親に女装させれてそれに何ら抵抗もない、それが全て。
それが似合う美少年でもあるのだけど。
母親の希望し反発して、男には恋をしないつもりだったのに恋してしまう。
複雑な環境のせいで、人を好きになるのことも難しく思ってたのかなー。

『コイノヒ』
表題作で三話あります。このタイトルは漢字にすると、きっと『恋の火』だよね。
この“火”を見て、ゴトーは変わったんだと思った。

ゴトーが入寮した男子寮。3年のカミシメ先輩と同室だった。
カミシメが恋をすると同室の人間が不幸になる、という噂がある。
恋も噂もどうでもいいゴトーは直接本人に真相を訊くと、
「僕が男しか愛せないからだ」と返事を貰う。

このカミシメは、常に恋愛していないとダメなタイプのようです。
しかも複数の同時進行のようで、どの人とも遊びでないけど、終わっても後は追わない。
不穏な噂は、そんな恋愛至上主義のカミシメに影響を受けて、
いつのまにか巻き込まれてしまうから不幸になる…、ってこと。
ゴトーも寝不足になり、カミシメの恋人だった友人からも詰られ、
次第に巻き込まれていきます。

事件という事件は起きないから、人物の心情の動くまま進んでいきます。
カミシメの体から立ちのぼるような“火”は、彼の“愛して欲しい”という
切実な願いだったのかな…。
 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
さきっちょだけでも (バンブーコミックス 麗人セレクション)さきっちょだけでも (バンブーコミックス 麗人セレクション)
(2010/10/27)
トジツキ ハジメ

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いいタイトルですね~(笑)。ちょっと吹き出してしまいそうで、でも切実なカンジも…。
6編の短編集。なんで自分は短編集が好きなんだろう。
色んな話が読めて、お得感があるからでしょうか。多分、そうだな…。
この本も明るいのから、考えてしまうのまでタイプの幅が広くてお得感大です。
あー、トジツキさんの同人誌も読んでみたい…。

全然話変わるけど、日曜日によく行く中古店に行って、いつものようにBLの棚にまっしぐら。
大抵誰もいないのだけど、先客が…。中学か高校一年位の男子でした。
真剣な私の後ろで、結構ジロジロ見て何かを探しているようでした。
「何かお探しですか??」なーんて、言えるはずもなく(笑)。(←当然だ)

この本にとても好きな話があって。自分の思いいれが強すぎて中々書けずにいました。
『卒業生』とか『どうしても触れたくない』とか、『窮鼠はチーズの夢を見る』とか
大好きすぎて中々感想書けずにいます。
いつかは書きたいけど、いつになるかな…。

表題作は、芸大に7年もいる大学生がラーメン店店員に一目ぼれして、
枯渇していた作品のインスピレーションを得て、作品を作る話です。
その作品は店員をモデルにした体中総刺青の、何ともエロイ彫像で。
それを作るまでの夢ん中がまぁ、エロくて良いです!(笑)。
芸大生の願望が切なくて、でも面白かったー。

『お悔やみ申し上げます』
人見知りの激しすぎるラッパーの話。
唯一セッションできたDJは急死。そのDJが自分の代わりにと
紹介してくれた美形のDJは、人に尽くすのが大好き。
尽くされすぎていつにまにか、自分の生活に侵食されていくのが面白かった。
タイトルはその流されるラッパーへの、せめてもの慰めの言葉…?

『ウオータープルーフ』
これも面白かったなー。軽い雰囲気だけど、すんごい恋の話。
ものすごく愛されて甘やかされている受は、自分も好きだけど
ベロベロに酔わないと言えない。
でも酔いが覚めると覚えてない…。これじゃ攻も立つ瀬ないよね~。
幼馴染で十数年の仲で職場も同じ、って設定好きですー。もう結婚しちゃえ!

『les sciences et les fantaisie 』
3年前に別れた攻と偶然研究所で出会った受。
その後受は、研究所に異動になって攻のもとで働く。お互い未練はあるみたいなのに、
別れた理由が思い出せない。
ロマンチストなのに超現実的な攻は、渋くて好みでした(笑)。無精ひげ似合ってた。
理系の話もBLだと分かりやすく思えるのは何故だろう…。


残りの二編は、えらい長くなったので、以下に続きます。
字ばっかですが、読んでいただけると嬉しいです。  

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
さよならチキン (バーズコミックス リンクスコレクション)さよならチキン (バーズコミックス リンクスコレクション)
(2010/04/24)
梅松 町江

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初めてタイトル見た時、「チキン」が弱虫とか根性なしみたいな英語の俗語のことかと思ってました。
作中にチキンサンドが出てくるから、これのこと?と思ったけど、やっぱり違ったみたい。
弱虫だった受がそんな自分と決別して、攻を受け入れる話でした。

私かなり梅松さん、好きみたい。きっと年上受が好きな方なのでは?
全三冊読んだけど、年上受率が非常に高いっす。
細いけど華奢すぎない男の体型だし、地味目だけど好感持つ絵柄です。


表題作は、高校の現国教師の受が一夜限りの相手とホテルから出てきて、そこを生徒に
見られてしまうところから始まります。
この生徒は現国の成績も良いし、花壇の水遣りを手伝ってくれたり結構いい子で。
何も言ってこない生徒に焦れていたら、やっと呼び出されていきなり恋の告白。
若気の至りだろうと教師は自分を納得させて、無視することに決めます。
けれど休み時間も質問攻めで、結局無下には出来ない。
その理由が、攻が実家で飼っていた犬に似てるからだ、と思いつくんです。

…って、この犬がペスっていうんだけど、ペスとのエピソードにうるっとしてしまった。
私も実家のドルを思い出したよ…。いい子だったなぁ(涙)。ま、これは置いといて。
攻の顔も人柄も好みなのに、生徒だからと言い訳をつける受。
実は過去にひどい経験をしていてそれがトラウマになっている。人と対峙するのが怖いんですね。
攻が高校生らしいひたむきな気持ちで、そんな受の先生を想っているのがすごく良い。
やっと受け入れてもらった時に嬉し泣きしたり。こんな攻、好きだな~。
あ! こういう攻がワンコ攻っていうのか?! 


同時収録は、同級生同士の再会のお話でした。
『今宵おまえと』と同じ十年愛。いいですねー、十年愛。最近のキーワードだ(笑)。
一度別れてしまったけど、その別れも若さゆえの不可抗力というか、
当時の二人はそうするしか出来なかった。嫌いで別れたわけではないから、
やっぱりお互いのことが忘れられなくて。誰と付き合ってもお互いを思い出して、比べてしまう。
そんな十年目の夏、急に攻が地元に帰ってきて、受の家を訪ねてきます。

そりゃあ、そうだよね。だって嫌いじゃないんだもん! だったらはっきりさせないと、
今後同じことの繰り返しになるし、時間ばっかり過ぎていく。
だから攻は思い出の坂に受を呼び出して、「もう一度お前に会えたら、忘れようと思って帰省した」と、
訪ねてきた本当の理由を語る。
こっそり泣いてる攻が可哀想だったなー…。
後半に受が腹括ってちゃんと、そばにいたいって思ったのがよかった~。
同じつらさを乗り越えて、もっといとしく思えるようになった二人。
やっぱり十年愛は、ハッピーエンドでないと!

書き下ろしで髪切った受が、可愛かったです。  
テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
いとしのこいしの (MARBLE COMICS)いとしのこいしの (MARBLE COMICS)
(2011/06/20)
こめり

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表題作は雑誌でたまたま読んでいて、面白かったんで買ってみました。
6篇の短編+かきおろし。カップルの数で言ったら5組。
この方の絵、好きだなぁ。白っぽい画面とか。

どの話もちゃんと恋があって可愛いし、安心して読めました。
個人的にはHについては、ただやってるだけつーのは、あまり読めなくて。
あと痛々しいのもちょっと…。
ここに恋愛があれば、H無くて淡い感じも好きだし、がっつりあっても全然良いです。

5組のカップルで印象に残ったのは、高校三年同士の地味な子とサッカー部の背の高い子の話。
恋がやっと始まったばかりの話です。受攻がはっきり分からないけど、
地味でメガネの子が受なんだよね、多分。ギャップに萌える私は逆でも全然良いです(笑)。

受のちょっとオタクな地味な子は、三年間サッカー部の攻に片思いしていた。
卒業間近になり、良い思い出にしようと思っていたのに偶然話す機会が訪れ、
しかも「男が好きな同類なんだろ?」との告白を受ける。
受が想いを込めていた視線は、違う意味で気付かれていた。

攻が鈍いわけではなくて、攻の心にはサッカー部の先輩がいた。
自分は普通と違う、誰にも言わない方がいいと心を閉ざした経験がある受。
諦めじゃないと思うけど、初めから手が届かないからいいって思うのが切なかったです。

でも好きな人が目の前にいて、それでも見てるだけでいいなんて
欲がなさすぎだよなー。だから受からキスをしたのは、かっこよかった。
それでも思い出にしようとしてるけど…。
でもでも、攻も最後に頑張ってくれたから良かった~。

他は、
25才会社員×高校生
会社員×高校教師 +その高校の生徒
喫茶店でバイトする大学生×そこから出前を頼む会社社長
近所の幼馴染同士

のカップルでした。何て大雑把な説明だ…。自分にがっかり。
どの話も違うタイプだけど、読後はほのぼのして良かったです。
次のコミック出たら、また読みたいと思いました。
 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
今宵おまえと 1章 (ミリオンコミックス  Hertz Series 89)今宵おまえと 1章 (ミリオンコミックス Hertz Series 89)
(2010/11/13)
木下 けい子

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久しぶりの木下さんです。
『キスブルー』は好きなんだけど、『幾千の夜』があまりに可哀想で、読めなくて。
子供が親から殴られてなかったかな? うろ覚えだけど、そういうのよく読めないです、もう。
これはリーマン物つーことで安心して読んでみたけど、これはこれで“十年愛”なんですねー…。
本当は好きなのにそれを言わないで、友達として十年付き合ってきた。
うーん、なんて私好みの話なんだろ…。一途な大人な男、いいですね~。


飲み会で地元に帰った攻は、一年ぶりに好きな相手を再会する。
今まで十年間ずっと好きだったが、隠し通して友人のままでいて、
結婚相手を紹介されても笑顔でいる覚悟もしていた。

だが飲み会の席で酔っ払った受が、後輩に告白されて泣き落としで一回寝た、と
さらっと話すのを聞いてショックを受ける。
自分の十年は何だったのかと落ち込むけど、受の職場でその後輩と会った時に目が覚めたかのように
はっきりと決意をする。受を自分のものにする、と。
思いかけず地元に転勤になった攻は、仕事帰りに会ったりして

泣き落としで寝てしまう受は、流されやすいのかな?って思ったけど、
「いつだって本当に優しいのはおまえ」という攻の台詞で、純粋で優しいだけなのかな?と
思い直しました。でもお人よしなだけなのかなー…。

出席した披露宴の帰りに、はっきりと攻が告白します。受は友達だと思っていた男に
好きだと言われて、裏切られたと思う。でももっとショックを受けてるのは、攻だと思った。
上手く言えないけど、攻にとってはただ当然のことを言っただけなのに、
それを受がショックだと思うこと自体が攻にはつらいことだと…。
うーん、日本語って難しいね…。

泣きそうな表情で受を見つめるのが、可哀想だった。
「気持ち悪いか?本当にそうか?本当に駄目か?」と縋るように受に詰め寄って、
「考えてやる。だからその泣きそうなツラよせよ」と言われ、涙を浮かべた顔は切なかった。
私は片思いしてる人が好きなので、必然的に攻目線で読んでます。
あの後輩、もっと絡んできそうだなー。

そういう言葉をくれるからやっぱり優しくて、そんな受だから好きなんだよね。
2章でどんな風に、受が攻を受け入れていくのか。
続きが楽しみです。  
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
寡黙な珈琲 臆病な胡桃 (ショコラコミックス)寡黙な珈琲 臆病な胡桃 (ショコラコミックス)
(2011/06/30)
砂河 深紅

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これ、面白かったです! なんてほのぼのしてるんだろう。
帯の『大人の初恋』、ってそのまんまでした。
年齢書いてないけど、二十代後半か30代初めくらい?
そんないい年した男二人が、赤くなってドキドキしてビクビクして。
いくつになってもそれは変わらないんだなー、と思える可愛い話でした。

喫茶店のマスターの攻は、お客で来る在宅プログラマーの受に告白します。
受は対人恐怖症で、人とコミュニケーション取るのが苦手。当然告白されるのも初めて。
一応付き合っているので仕事帰りの攻が部屋に寄ることもあるけど、
頬に触ろうとしただけで、受はあからさまに驚く。
今どき、いないんじゃないかってぐらい臆病な受です。
でも攻はそんな受の性格を、いとおしく思っているのが伝わります。

じれったい! とは思わなかったな~。
二人なりのゆっくりしたペースで恋人らしくなっていくのが、
微笑ましいお話でした。
確かに甘々だったけど、たまにはいいんじゃないかな~。
口絵の二人がとても艶っぽくて、カッコ良かった!


犬の尻尾と耳が生える病気になってしまう、リーマンものが同時収録。
食わず嫌いで苦手だったんです、こういう耳が生えたりって。受の子が可愛いすぎたり。
読んでないので、勝手なイメージなんですが…。

攻と受は、同じ会社の部下と上司。何かと言うと反発しあって仲は悪いです。
それが突然受が、「DOGGY症候群」という犬の耳と尻尾が生える奇病に罹ってしまいます。
攻は嫌な上司がその奇病のせいで、表情豊かな可愛らしい姿に惚れてしまう。

この話はどう見ても大人の男に耳や尻尾があって、私のイメージを覆してくれました。
普段は怖いのにそのせいか急に可愛いくなって、予想外に面白かった!
それは受が年上で上司という、私好みの設定のせいかもしれないけど(笑)。

 
テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
いつかのきみへ (文春文庫)いつかのきみへ (文春文庫)
(2011/07/08)
橋本 紡

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すみません…、画像大きすぎ?? でも今日本屋で見つけて、びっくりしちゃって。
イメージにすごく合ってる!

これを読んだのは、ハードカバーでタイトルは『橋をめぐる』でした。
単行本化でタイトルを変えたのかもしれない。

この二人の距離。どうみてもタイプの違う彼ら。とても雰囲気のある、良い表紙だと思います。
ここまで書いてなんなんですが、BLではないんです…。

女の私から見たら、高校生同士のこんな友情は理想的でした。
いつも一緒にいなくても、大事な友人と言ったら思い浮かぶ一人の人。
多くを語らなくても、気持ちが通じ合う人。

こんな関係、いいです。すごく好きな話です。
恋愛ではないけど、単に友情だとも決め付けていいのかな? と思ってしまいます。
便宜上私も友情だと書きましたが、その境界は読んだ人の感じた処に引けばいいのかもしれないです。
 
BLではないんだけど、好きな本なので別カテゴリで書こうと思います。
この二人の心、お互いが大事に思っていることに、私はとても切なくなりました。
 

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罪と罰の間 (リンクスロマンス)罪と罰の間 (リンクスロマンス)
(2010/02)
綺月 陣

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綺月さん初読みです。
初めての作家さんて、どうなのかな?と不安と期待ありあますが、この作品は
面白かったです。
面白いって言い方変かな? 何ていうかこの話の中に、この世界にすんなり入りこめました。
文章も読みやすかったし。

表紙のイラストがほんとに綺麗です。この世界にぴったり。
綺月さんの『背徳のマリア』もこの方のイラストですね。
こっちも早く読まなくては。
あと何よりも、オッサン受だったので…。これで読まないわけにはいかなかったです!

会社をクビになり、長年の浮気や家庭を省みないことから妻子と離婚、
家も追い出された41才の受。
再就職もままならず有り金もほんのわずかになり、大晦日の夜死を覚悟して歩道橋から飛び降りる。

だがちょうどのその真下をオープンカーが通って、その後部座席に着地し命が助かる。
その25才の運転手に、一緒に仕事をしないかと誘われて、全てを失った受はその誘いに乗る。
その仕事というのは、攻はイカサマをするカジノのディーラーで受はその客の一人として、
他の客を騙すんですね。
カジノがない時が攻の部屋の一階のバーで、二人バーテンダーをする。
ゼロから始めるつもりで受は、仕事のパートナーとして頑張っている。

この受ってば、妻から見放されるのもしょうがないってぐらい女癖も悪いし
部下や下請け会社を見下したり、まぁほんとに自業自得というか。
それでも、奇跡のような運命的な攻との出会いによって、変わっていきます。

そんなオッサンを受け入れた攻の包容力は、ほんとすごい。
過去に事件を起こし、自身はとても傷ついていて、なのに償う人生を送っている。
辛さを経験したから、受の辛さも分かるんですよね。
包容力って書いたけど、受への愛です。だから多額な金額を受の為に差し出せる。
初めてセックスもして愛されていることを実感すると、自分も攻のことが
もっと知りたくなっていく。

この本の良かったのは突拍子のない設定でも、二人の間に間違いなく恋愛があって
お互いじゃないとだめなんだって、いうのがすごく伝わるところでした。
やっぱり私は、“恋の二人”が読みたいので…。

攻の犯した罪と罰を自分と重ねて、丸ごと抱えて一緒に生きていこうという受。
始めと全然違って成長しているんです、攻を大事に想い前向きになっていきます。
他のキャラも良いし、読後幸せな気持ちにもなりました。
あー、良かった~!

 
テーマ * BL小説感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
恋まで百輪 (ディアプラス・コミックス)恋まで百輪 (ディアプラス・コミックス)
(2010/11/30)
雨隠 ギド

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4日間出かけていたのですが、その出かけた先のブクオフに行くのが実は楽しみです。
品揃えが良かったりするとテンション上がるし、欲しかった本見つけた時は
ほんとに嬉しいです。
でも連れに頼んで無理に寄ってもらってるので、ゆっくり見れない…。
そしてすごく嫌がるんです。自分が本や漫画の類は、読まないから興味ないので。
でもしつこく粘って、その泊まった市内の四店舗を制覇!
いや~よく行ったな~。だけど耽美・BLコーナーにまで付いてこないでほしかった…。

この本もその収穫の一冊です。一度ぱらぱらっと読んだことあったけど、
じっくり読みたかったので購入。
この作者さん、初BLなんですね! すごく可愛い話でした。


ヤクザの組長の孫(受)が、兄貴と慕う花屋は実は前科があった。
それを知らずにただ、“理想の兄貴”と慕ってます。
一見アホっぽいけど、純粋で素直な性格に次第に、攻は可愛いと想うようになります。
ほんとに受の小太郎が、表情豊かで可愛いです。
真っ赤になって照れまくったり、キスされて「もう店に来るな」と言われた時のショックを受けた顔。
実家がヤクザだと告白してそれでも付き合ってほしいって、訴えたけど拒絶されて。
ボロボロ泣くんですけど、これは可哀想だったな…。

ケジメをつけようと決心して、受の実家に行って挨拶するんだけど、
びしっとして格好良かった。
攻からやっと告白されての、車ん中のHシーン良かった~。真っ赤になって
ほんと可愛いよ。そして弱いという攻の耳、やっと噛めたね…。

攻の実の兄も後半に出てくるのですが、一緒にいる黒髪のいい男!
この二人の関係も気になりました。
付き合ってるなら、ゼヒ兄受でお願いしたい(笑)。
 
テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
赤い呪縛 (SHYノベルス)赤い呪縛 (SHYノベルス)
(2006/04/24)
松田 美優

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一度読んだ時は、オラオラ系(っていうの?)の次兄の身勝手な
押し付けられた想いに、末弟が翻弄される…ぐらいの印象でした。
あ、異父兄弟(三人)の、次男と三男の話です。
末弟は被害者なのかな、って思って。

でも最近読み返したら、違う感想持ちました。
わがままで甘ったれな弟に惚れてしまった、次兄の可哀想な話。
彼女も長兄の信頼も失って、弟から一生逃れられなくなった次兄。
血の繋がりが、呪縛になっちゃうなんてさ…。

末弟の弟(受)は他の兄達には全く似てなくて、色白で華奢な美少年。
母は仕事で忙しいし、長兄は会社の寮でたまにしか帰らないので必然的に次兄(攻)と二人きり。
ある時無理矢理、本当に無理矢理襲われて、当然受は混乱するし攻を避けるけど
用意周到な攻から逃げられない。兄弟の縁を切るとも言われる。
それは弟として見ずに、自分のずっと好きだった人、として見るということで。
だからもう我慢はしないという宣言だった。

受の気持ちを無視してるのはそうなんだけど、段々受も攻を意識してその彼女に嫉妬していく。
自分だけを見て欲しいって変わっていきます。
そうすると攻の方が逃げるんです。彼女と一緒に住む、と家を出ようとします。

結構ドロドロしてますね。もう二人とも自分勝手だな…。
攻は歯止めが利かない、壊そうとする自分が怖い。
受はこんなに自分を好きにさせておいて、自分から逃げていく攻を最後に責める。

受が以前は、自覚の薄かった甘ったれだったと思います。
それが容赦なく攻められた結果、攻と受との立場が逆になってしまった気がします。
表面上は兄の攻が強いのだけど、実際は弟に支配権があるんじゃないでしょうか。
今度は自覚ありの我が侭さで、一層攻を翻弄していくんだろうなぁ。
攻自身のせいだけど、好きすぎてどうにもならなかった…と思います。
絶対に消えない絆に、一生縛られる。これは不幸なのか幸福なのか…。

個人的に兄弟ものは、切ないイメージを持ってるのですが、この話も結局はそうでした。


余談ですが。
今日こそメール便で本が届くと思っていたのに、来ませんでした…。
あーあ。読みたかった!
数日留守にするので、持っていこうと思ったのに~。  
テーマ * BL小説感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
Rush! 初回限定版 (ドラコミックス 189)Rush! 初回限定版 (ドラコミックス 189)
(2008/12/03)
ユキムラ

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前に読んだ、『人に言えない間柄』が面白かったのでこれも読みました。
んで、やっぱり面白かった!

こういう何も考えずに読めるのって、考えすぎな私には貴重かもしれない。
さらに表題作と同時収録が、どっちも年上受! これで面白くないはずがない!
好みで言ったら、同時収録のカップルの話が好きでした。
年上受で年の差あって、しかもぱっと見は攻が受に見える。
でも読んだら、「逆じゃん!」と二度美味しい(私には)お話です。


表題作は、不良だらけの高校に不本意で入学した金井が、
校内で一番強いという東雲をたまたまのしてしまいます。
「惚れたぜ」と言われても何のことやらなのに、それからは金井が恐れられて、東雲が舎弟。
そんなつもりも全くない金井は舎弟じゃなくて、友達ならいいです、と言います。
その時の東雲の顔が赤くなって、可愛いんです。
喧嘩は強いし暴れてる時は恐ろしいけど、時々頬赤くする姿を可愛いと思ってしまう。
当然葛藤する金井。
金井のそっくりな兄が東雲の初恋の相手だったり、その兄は伝説のヤンキーだったり、
金井と東雲の恋は行きつ戻りつ。でもそれが二人らしいのか、面白いです。
喧嘩してる時の形相と、金井に迫られて真っ赤に震えながら「来い」ってさー。
そのギャップが可愛いすぎです。
私は『ヤンデレ』の意味は、いまだに分かりません…。


同時収録は、高校生の竜彦は母親への反抗からカート・コバーンになりたい、と美容室に入ります。
その店長の仁に思い切り笑われて、ムッとしながらそこを後にしますが、
また夜に偶然会ってしまう。お詫びに染めてあげるからと、家まで行き理由を話す。
仁は竜彦の悩みをふざけた様に見えながらも、ちゃんと訊いてあげます。
仁は竜彦に大雑把な感じなのに、愛情ある慰めをします。軽いのかな?と思いきや、
そうでもない。懐が深い感じの、いい人です。
慰められてすっきりした竜彦は、金髪にもしてもらって、更に仁へ告白までしちゃう。
「えっ」て白目なってる顔が笑った~。
出会って1年後、お互い遊ばれてるのか?と思い込んでたり、
進学祝いに温泉に行っても結局Hが出来なかったり、バタバタしてて面白いです。

年上の仁(受)に振り回される竜彦(攻)だけど、一途で初心な竜彦が独りで空回ってる、
と言ったほうがいいかも。それを仁が年上の余裕で受け止めてて、こういうのいいなぁと
ニヤニヤしつつ読んでました。

面白かった一冊です。

 

 

 

 

 
割と最近ですが、夏目漱石の『こころ』は海外で日本の同性愛文学だと紹介されている…、
と宮澤賢治関連本にさらっと書いてあって、非常に驚きました。

高校の教科書で初めて読んで、1、2回その頃読んだ記憶はあります。
先生が「恋は罪悪ですよ」って言いますよね。
重いですよね、『こころ』って。
“わたし”は先生のこと好きなのか?って思ったけど、その関連本の内容では
ライバル関係にある二人の間には、同性愛が潜在している…らしいとのこと。
つーことは、先生とKですよね。
うろ覚えで書いてしまって、申し訳ないですが。

ちょっと読んでみたくなりました。うん、そのうちに…。


さて、拍手コメントのお礼させてください。
7月7日、12日に下さった  ザ・貴腐人 様

いつもありがとうございます
『蝶尾』はほんとに文学的です。近代日本でしょうか。
多分トジツキさんは、色んなジャンルの本を読まれてる気がします。
確かに私もB系(?)みたいなのは、よく分かりません(笑)。DJの人とか。
でも好きだと全然読めてしまいます~
また遊びにいらしてくださいね~


この頃、読後に引きずりすぎて日常生活に支障を来たしたBLって何だったかな~、
と考えてます。
すぐ浮かんだのは、高校生ん時読んだ『日出処の天子』。名作ですね。
若い方は知っているのでしょうか…。私の年がばれるな、まぁいいけど。
あとBLじゃないのかも? 『聖なる黒夜』です。
これは去年だったかな、読んだのは。ひどかったです、読後落ち込んで…。


他にもあるので、また後日にでも。
長くなりそうです…。  

 

 

 

 
セロ・メロウ (バーズコミックス ルチルコレクション)セロ・メロウ (バーズコミックス ルチルコレクション)
(2010/05/24)
田倉 トヲル

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初めての作家さんです。表紙に惹かれました。
受の子が女の子っぽいかな…、と不安もあったけれど、そんなには気にならなかったです。
どの話もまだ恋が始まったばかり、という感じで全体的に可愛いくてさわやかな話でした。

長くなったので、以下に感想は続きます…。
 

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
よろめき番長 (花音コミックス)よろめき番長 (花音コミックス)
(2010/10/28)
依田 沙江美

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何でもっと早く読まなかったのか…、と後悔しました。
何度もそういう後悔はしてきてますが、懲りずにやっちまいました。
いやいや、この本すっごく面白かった!

依田さん読むのが、これが初めて。
も~、わかぺー可愛いすぎです。こんな箱入りで30才なんて…。ほんと妖精ですね。
私も嫁に欲しい、掃除好きでこんな可愛い子。
でもナイーブな不思議ちゃんは、扱い難しそうだな~。
やっぱり、吉川しか無理だね!

不意の自転車事故でお茶屋さんに勤める若葉と、出版社で働く吉川は出会います。
初対面でもとぼけた若葉が、面白くて。
とにかく、可愛いですね~。久しぶりに「可愛い!」ってだけでニヤニヤして
読みました。いや、十分話も面白いですよー。
ギャグ(?)みたいな黒目の顔の可愛いさ! 
吹き出し以外の書き文字も笑った…、天使の羽?とか。
「どうすんの、それ病気?」って…。ほんと笑った。
「可愛い」、と「笑った」、しか感想書いてない…。でもこれも重要な要素ですよね。
そう感じられる自分は、「まだ大丈夫」だと思える。って、私なんか病んでるっぽいな…。

吉川は明朗で物怖じせず、誰からも好かれるタイプで友達が多いと思いきや、
「いない」って言います。わかぺーは驚いて、読んでる私も驚いた。
ゲイだからいつのまにかいなくなった、とさらっと言ってのけますが、それってさびしいですよね。
さらっと言ってしまうのが、吉川の強さなのかな。
わかぺーも友達いないし、さびしい人同士が必然的に出会った物語。
年も違うし共通点ないけど、ほんとにお似合いです。お互いが足りないところを補ってるみたい。
あ、でもわかぺーの方が足りないことだらけかな…。

わかぺーの友人の鳴海もいい存在でした。嫌味だけど嫌味過ぎなくて、彼なりに若葉を
好きなのが分かるし。三人のやりとりも面白かった~。

他の依田さんの本が読みたくなりました。

 

 

 

 

 
透過性恋愛装置 (CROSS NOVELS)透過性恋愛装置 (CROSS NOVELS)
(2007/05)
かわい 有美子

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かわいさんは、以前にほんの数冊読んだことはあるのですが、
これが今のところ一番面白かったです。

前からこの本読んでみたかったけど、中古で見つけられず…。
先日出かけた先の中古店で、見つけた時は(しかも安く)嬉しかった~。
少ないこずかいで買ってるもので、新刊をついたくさん買ってしまうと、
根気よく中古で探すしかないんですよね…。
なかなかこのさじ加減が、毎月うまくいってない。お金がないのがそもそもの原因だけど。
ま、いいや。

主人公が攻をどんどん好きになって、赤くなったり泣いたり、
自分でも制御できないほど本気の恋をしていく様が、読んでて感情移入してきゅんとしました。

攻が36才なんですが、こんなに落ち着いてる人いるかなって思ってしまうほどで。
いやフィクションだしファンタジーなんだから、いいんだけど…。
私の周りの36才を思わず省みました。いや、フィクションなんだよね…(しつこい)。
ふとそう我に返ってしまう位に、職場の話がとてもリアルです。

あー、面白かった!
ドラマCD出てるんですねー、こっちも気になります。
あの素敵な低音の攻を、どなたが演じてるんでしょう。


 

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テーマ * BL小説感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
野狐禅 (ドラコミックス)野狐禅 (ドラコミックス)
(2011/06/03)
蛇龍どくろ

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気になって、本屋で見かける度手には取ってたのですが、やっと読みました。
蛇龍さんを読むのは『シュガーミルク』以来です。
今手元にないけど、面白かったのは覚えてます。細かい所は忘れてしまった…。

んで久しぶりの蛇龍さん、その頃と絵柄変わった印象受けました。
受の子が、可愛い感じな気がした。

さらに表題作よりも、同時収録の話の方が私はすごくインパクトがあって。
好みで言ったら、その『致死量分の愛を込めて。』が好きでした。
塚本氏の歌の下の句の部分で、わが致死量の愛 ってあってたけど、
上の部分が思い出せない自分が相当残念…。
 

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テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
この世界でたった二人 (シトロンコミックス) (CITRON COMICS)この世界でたった二人 (シトロンコミックス) (CITRON COMICS)
(2011/07/01)
桃山なおこ

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さっき、読み終わったばかりです。
アマゾンで頼むと届くまで最低二日はかかるので、首長くして待ってました。

待った甲斐ありました。
この、抉られた感じ…。しかも泣きそうだし。
このタイトルが、もう…。

ヤクザものは読みますが、正直言うと抗争とか若頭とか、用語や背景だとか中々頭に入ってこなくて。
恋の二人が読みたいので、出来ればそういう細かい事情はスルーしてしまいたいです。
でもそうすると、恋の二人(しつこい…)の来し方行く末が分からなくなるので、
精一杯読んでます。特に小説なんて、全力投球で臨むから読後疲れます…。私だけ?

でも、この作品はシンプルでした。
ヤクザの兄弟での争い。その用心棒と愛人。
でも三人の心の中は、シンプルに感じなかったのが第一印象です。
何度か読んだら、もしかしたらその時で感想変わるかもしれないです。

今は一読しかしてない、このテンションのまま書こうと思います。
よろしかったら、おつきあい下さいませ。
想定内に熱く語っちゃっています…。

こういう話が読めるから、BLがやめられないんですね、私。
 

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テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
水に眠る恋 (リンクスロマンス)水に眠る恋 (リンクスロマンス)
(2005/11/30)
可南 さらさ

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初めて読んだ可南さんの作品が、これでした。
好きなお話です。『恋を知る日』と1、2位を争うかも。

これにはまって、他の作品も集めるようになりました。
2005年出版なんだ…。古いな(笑)。私が読んだのは二年前でした。
高校の同級生同士が誤解で別れて、数年後再会して…なんて王道ですよね?
円陣さんのイラストも美しいし。
小説の挿絵って、かなり重要だと思います。円陣さんなら大丈夫みたいな安心感あるよ、私。

関係ないですが、カウンターがちゃんと動いてないわ…。  

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テーマ * BL小説感想 ジャンル * 小説・文学

 

 

 

 
ちょっと思ったこととか、日々のこととかを
このカテゴリでちょろっと不定期で書こうと思います。
BLと関係ないことも書くので、興味なかったらスルーしちゃって下さいませ。


まずは拍手コメントのお礼を…。

☆6/28、7/5・6に頂いた ザ・貴腐人 様

コメントありがとうございます! とても嬉しいです!
私も新刊中々買えないです…。少ないこずかいでやりくりしてます
なので中古店で掘り出し物を見つけた時の喜びは、何者にも変えられません(大マジで)。
剛さん、最近読んだ『顔のない男』面白かったです~。
夜光さんも何冊か読んだので、そのうち感想書きたい…。
英田さんも好きです。どんなジャンルでも安心して読めますよね。
桃山さんの新刊も、楽しみです!


ところで、ひっそりと自作BL載せてます…。前に小説ブログやってたんですけど、
あまりに時間なくなって自然消滅しました。ははは。
でも自分では諦めきれず、すみっこに載せてるこの諦めの悪さ(笑)。
笑ってください。
これもちょっと更新しようかな…、と思ってます。ジャンルは『兄弟』で。冗談でなくなってきた(笑)。


あと! ひのもとさんの新刊が8月出ますねー!
はー、楽しみだ~。しかもイラストが小椋ムクさん。この方も大好き!ハズレないです。

 

 

 

 

 
恋の中 (CITRON COMICS)恋の中 (CITRON COMICS)
(2010/04/10)
桃山 なおこ

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桃山さんの新刊が出ていたことを一昨日知って、あわててアマゾンで注文。
届くまでに、この本の感想書きますー。

線が細い絵が好きだけど、この方のこういう白黒はっきりした明確な線も好き。
あと、体型が良いんです。スーツ姿も学生服姿も。
身長あって筋肉ついてて均整の取れた、綺麗な体型だと思います。

短編集です。色んなタイプの話があって面白かったです。
以下、想定外に長くなってしまいましたが、感想書いてます。  

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テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
恋愛軌道 (ドラコミックス 275)恋愛軌道 (ドラコミックス 275)
(2011/04/25)
日野 ガラス

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『青年は愛を乞う』と私の中で2冊目の日野さんの作品。
絵が綺麗ですよね~。

『恋愛軌道』、『コトノハ』、『レッドライン』の三作が収録されてます。
表題作良かったけど一番印象に残ったのは、『レッドライン』。
兄弟ものが、からめてあるからかな…。まだ好きです、兄弟もの(笑)。
どろどろしてて、でも最後には救いがある切ない話、どこかにないかなー…。
最終的には自分で書くって手もあるな…(笑)。いや冗談です…。

表題作は、同じ大学のアパートの隣同士、更にゲイ同士という二人の話。
お互いゲイだから気を遣わなくていいし、過ごす時間が心地よく楽しいんですね。
二人ともそう思ってる。
だから大切で貴重な存在になって、触れることがかえって出来なくなっている。
すぐにくっつくかと思いきや。この二人は時間かかってます。
キスをしても、この関係を壊したくないと、友情のままで。それがじれったいんだけど、
すぐに体の関係にならないのが良いと思いました。

色々なBL読んでますが、すぐにHとかひたすらエロだけとかも良いんだけど、
私は個人的に夢見たいので(笑)。
やっぱり、ちゃんと恋している二人が読みたいんですね。
手繋ぐだけとか、キスだけでも全然良いです。小説なんて行間でこっちが妄想できますし。
長野まゆみさんが好きなんです、私。
それは多分、直接の描写がなくても読み手が想像しやすい作品を書かれているからだな、
って今いきなり思いました。そのうち感想書こうかな…。

すみません、話が逸れました…。
二年かかって恋人になります。Hシーンがすごく良かったです。綺麗だったー。
ずっと一緒にいたくて友情のままで良いと思ってたけど、お互い好きだったら
恋人としてずっと一緒にいたいと願うのって、自然なことですよね。
二人ともゲイだから、そう思えたのかな? どっちかノンケだったら、また違ってたのかなぁ。


『レッドライン』。兄受で兄弟ものでも良いぐらいです!、私的には。
でも兄には弟と同い年の彼氏がいて、家に連れてくるんですね。
子供の頃は女の子のように可愛くて兄べったりだったけど、成長したら
兄に執着心を持っている。彼氏を呼び捨てにして、牽制してる。うーん、牽制と違うかな。
同じ遺伝子を持つ自分とお前は違う、っていう事実を突きつける。
その事実を弟は、誇らしく受け入れてるけれど、同時に忌み嫌ってる風にも感じます。
上手く言えないんだけど、「一番近い証拠、一番遠い証拠」っていうモノローグが
そういうことなのかな、て思いました。
奥が深いな、血縁ものは…。簡単には乗り越えられない禁忌さが一層強い気がします。
 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
厄介なおとなりさん (キャラコミックス)厄介なおとなりさん (キャラコミックス)
(2010/12/25)
秋葉 東子

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前に読んだ『本日も場外乱闘』が結構面白かったので、これも購入してみました。
生活能力低いリーマン×しっかりものの大学生で、面白かったです。
どシリアスも好きですが、こういったコメディも好き。
無性に読みたくなる時あります。何も考えずにニヤニヤしたい時とか。

秋葉さんて絵が上手ですよね~。万人受するタイプじゃないでしょうか。  

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花のみぞ知る 1 (ミリオンコミックス  CRAFT SERIES 43)花のみぞ知る 1 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 43)
(2010/12/25)
宝井 理人

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前に『セブンデイズ』読んだことあるのですが、正直言うとあまり印象になくて…。
線の細い絵は好みなんだけど、男の子が女の子に見えてたんです。
当時の私は、あんまり女の子みたいな受が苦手でした。
今はそんなに気にならないのですが。
なので、そういう印象しかなかったという…。

久しぶりにこの本を読みたくなったのは、この表紙とタイトルです。
シンプルで、とても綺麗。
眠る男とそれを、戸惑ったような表情で見下ろす男。
綺麗だー…。
あと個人的に花が好きなのです、育てるのも活けるのも見るのも。
そんな理由でBL選んで読むヤツが、いてもいいんじゃないかなぁ~(笑)。

巻末に花言葉をテーマにした書き下ろしがありまして、こういう話も好きだなぁ…。
男性が花の名前に詳しかったり、花言葉なんて知ってたら…! もうツボです。
あと、ピアノ弾けたりとかさ。これも、ギャップ萌えってことなのかな。

私の萌えはひとまず置いて、感じたこと以下書いてます。

 

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テーマ * ボーイズラブ ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
なりっぱなしの愛の鐘 (ディアプラス・コミックス)なりっぱなしの愛の鐘 (ディアプラス・コミックス)
(2011/05/30)
阿部 あかね

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阿部あかねさんの一番新しい本です。
阿部さんの本、全部揃えてました。初めて読んだ『愛の言葉をうらがえし』が、すごーく好きで。
あんなヤンキーみたいで怒ると怖いのに、受なんですよ~。
その意外性?、ギャップ? みたいなのに、私はやられてしまって。
今思うと、年上受が好きだとはっきり自覚させられた本かもしれない…。

攻はまだ高校生で、好きすぎてちょっとおバカなのがすごく可愛いくて(笑)。
それからずっと作家買いしてます。
あと、絵が好きなタイプなんです。白っぽいのと線が細い感じが好きで。

この本は、ヤクザの若とその部下以外は年上受でした。それだけでも嬉しい(笑)。
若と部下のカップルは同い年なのかな~? 
たとえ年下受でも、部下が攻めてるので私にはもう十分良いです…。


 

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立夏

Author:立夏
BL大好きで感想・思ったことなどを、好きなように書いてます。
好きな本ばかりなので、独りよがりなってる自覚はあります。

ほとんどネタバレしてますので、ご注意下さい…。

記事に拍手や拍手コメを、いつもありがとうございます。
拍手コメのお返事は、該当の記事に書かせていただいています。お時間ある時に見ていただけたら嬉しいです☆

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