FC2ブログ

 

「ニタイ ピリカ」はBL漫画・小説(たまに非BL)の感想を好きなように書いたブログです。ネタバレしてますのでご注意ください…
 

 

 


雑誌で読んだ時は、どうしようもないクズだと思ってた三井が救われて、本当に良かったです。
描きおろしの、その後の話がとても良くて。これで三井という一人の男の救いの物語になりました。ああ、ほんとに良かった…。

妻子ある三井は実はゲイで、本当の自分を偽って生きてきました。その結果なのか離婚となり、残ったのは養育費と慰謝料とマンションのローン。しかも生活は荒れていき、会社も辞めちゃうんです。

アパートの隣に引っ越してきた男は、高校の時に三井に告白してきた曽根でした。
ゲイの曽根は同居人に片思い中。それを脅迫のネタにして、三井が曽根を襲う。タバコの火を腕に押しつけたり、やることが酷いです。ほんとゲスだと思った、雑誌で読んだ時。三井の酷さとそれを甘んじて受け入れる、包容力ありすぎな曽根。
曽根は三井への告白をばらされていじめに遭い、転校までしてます。なのに何度か読むうちに、三井の方が苦しそうに見えてきました。曽根も同じゲイだけど、彼はそういう自分を認めている。まだ三井ほどの苦しさはないんですよね。


中学時代の三井の話が収録されてます。
「ふつう」であるために、彼はこの頃に道を決めてしまったんだろうな。
三井少年のさらさらの髪とか細さとか、もう受けにしか見えないんだけど…。
教育実習生への本当に淡い、初恋かもしれない想いはとても苦くて。三井のその後を知ってるから、一層そう思うのかも。

 
あと、結構驚きだったのは、ほんとのところ三井は受けが向いているみたいで。確かに描き下ろしの三井の表情が、とても初で、赤くなって涙を浮かべています。それが中学生の時を彷彿とさせました。
まだこの時から三井は成長できてなかったんだよな…と思うと少し切なくもなりました。でも曽根はちゃんと分かってくれてるから、きっと大丈夫です。

二人の先にあるのは良いことばかりじゃないかも。
そう思えるのはきれいごとじゃない描写がしっかりとあったし、そのせいかリアルに感じられたんですよね。BLに夢を求めてますが、こういったリアルさを感じられる作品もいいなと思いました。だからこそ、二人には幸せになってほしいと願うのかもしれない。
この一冊で、三井という男の半生が描かれていました。あとがきにもあったように、三井と曽根が笑顔で暮らせますようにと願って本を閉じました。



スポンサーサイト



 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 


気になってたので購入。面白かったです!
4組のカプのお話が収録されてます。読み切りだから?テンポが良いいし、無事気持ちが通じあって終わっているので、その後が読みたくなりました。
いくつかのメモ程度な感想書いてます。


・『愛に血迷え!前編後編』
敏隆(受け)は学生時代からの親友・百助に片思いしていました。
その息子である高校生の千之助は、生活能力の低いおじさんの世話をしている毎日。最近、敏隆の視線や態度から自分が好かれてるんじゃないかと感じる千之助。
こういう年の差カプ(22才)大好きです。しかもゲイの受けは結構なインランぷり…。
敏隆の知らない夜の顔を見てしまい、逃げ出した千之助は嫉妬と気付かずに悩みます。好きだけど手を出しちゃいけないと言う敏隆の自制が、簡単に崩れるのがかわいかった。メロメロなおっさん、かわいいな…。十代なのに包容力有りすぎな千之助とのギャップもまた良かったです。

・『それは愛なの?』
ゲイ同士で攻めが年下です。受けが事故って骨折した際に、記憶喪失なったので別れようと切り出します。
出会いの印象は良かったのに、遊ぶ受けを引き留めもせず浮気しても無反応な攻めに嫌気がしていた受け。
事故後、掌を返したかのように、甲斐甲斐しく攻めは世話してきて。本心をぶちまけた時の半べそかいてる受けもかわいいし、無口な攻めもかっこよかった。仲直りエチん時の攻めが強引でかっこよかったです…。

あと女装攻めの話もおもしろかったな~。私、最近好きなんですよ、女装攻め…。結局はギャップ萌えなんだろうけど。
なかなか濃い目な一冊でした。



 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
「天皇の料理番」が終わってしまいました。感想見てたら、まぁ色々ありまして。それも人それぞれですが、私はとても良かったと思うし、やっぱり泣いてしまいました。
真っ直ぐすぎる篤蔵さんの愚直さは、愛すべきものでした。だから周囲の人も支えるし、その支えに感謝しながら篤蔵さんは真心込めて料理を作る。両親、兄、妻、師弟、友人。彼らの厳しくも優しい愛情で、見守られていた篤蔵さんは幸せ者だよ…。

クライマックスだと思ってる、篤蔵さんの長台詞。
お上のことを畏れ多くも我が子のように思ってしまうと切々と訴えるシーンはほんと良かったよ…。

毎日ご飯作るのって、正直面倒です。私は家事ん中で料理が一番苦手で、クックパットで検索するにも必ず「○○ 簡単」で検索するヤツですから…。でも食べるもので体は作られるんですよね。だから野菜多めは心がけてます、一応…。私の話はいいや。

篤蔵さんはフランスで修行したし、技術はものすごいものだと思います。でも食べてくれる人へ真心を込めて料理を作るって気持ちは、私のような者でも持てるんじゃないか…とも思いました。

佐藤さんの演技は素晴らしかったです。ラストに流れた涙は本物だったと思います。若い佐藤さんも劇中の篤蔵のように脇のベテラン俳優さん達やスタッフに支えられて、やり遂げたのかもしれない。
最初の数話を見逃しているので、DVD出たら観たいです。
一通り書いたら、すっきりしました(笑)。


以下は今月下旬発売で読みたい本を幾つか、メモ程度に書いています~。



TLに流れていて絶対買おう! と思ってました。んで後であらすじ読んだら、雑誌で読んだ切ないお話だと思い出しました。鳥頭な私。初コミックスだそうです。すごく楽しみ~。


こちらも雑誌で読んでいて、すごく好きだった…。
イシノさんはほんわかするような作品を描かれるイメージでしたが、こっち系も描くんだ!!好みだよ!!となった作品。
描き下ろしもあるのかな? 





とっくに発売されてますが、レビューを読んできになっています。
この表紙素敵だな…。洋画のパンフレットみたい。



 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 
盲目的に大好きな池辺さんの新刊が出てました。あ、非BL作品です。


「やわらかスピリッツ」って青年誌なのかな?

居酒屋で働く沼越さんはマンションの展示会の常連です。そこの不動産会社の受付で働く要さん、阿久津さん。営業の伊達さん、部下の奥田くんがメインのキャラです。あとはその物件に住む人達の話で、基本一話完結なってます。
おさげ髪で高校生のような沼越さんが、マンションを探しながらのやりとり、周囲の人たちとのエピソードです。


私が泣いたのは6話の「わたしのいえ」。泣かせようとはしていません、私が勝手に泣いてるだけ。
もう、何なんだろう…、理由がよく分かりません。多分“郷愁”に近い感覚なんだろうけど。あとはうちが転勤族のせいか、「ここが私の家です」と言える場所が無いからかもしれない。

んで、この話は、沼越さんのアパートに要さんが資料を届けるだけの短編です。手土産をいただいてお茶を煎れますが、湯呑みを要さんに出して、自分はご飯茶碗でお茶を飲んでます。なんでかな? なんでそわそわしてるのかと思ったら、沼越さんが呟きます。
「人をお招きするの初めてで…」
これだけで彼女には友達が少なく(もしくはいない?)、誰かを招く前提で住んでるわけもないのが分かります。古くて、日当たりもあまり良くないアパートの一階。食器も家具も最低限の暮らし。要さんが「いいお家ね…」という言葉には説得力ありました。確かにいい家です。上を見たらきりがないです、そりゃお金があったらタワーマンションも素敵でしょうが。うまく言えないけど、心の豊かさなのかな…。私は心が貧しい自覚あるので、微笑む沼越さんと要さんが羨ましく思いました。


物件によって主人公がいます。独り身の希望の星と職場で言われ、バリバリ働く勝木さんの孤独が描かれた、7話「土地にこだわらない物件」も胸を突かれました。
ラスト8ページ、台詞一つもなく映画のようにコマが流れて、朝焼けを見つめる勝木さんの淋しそうな表情…。
もうね、こういう描き方がほんとに上手いと思う。独白も何もないのに。

婚活に疲れたすみれさんと、多分すみれさんが借りてるマンションの持ち主・松原さんの話は含むところが多いので、次巻に続くんだろうな。松原さんは何故東京を離れたのか…。


『バナナブレッドのプティング』
に拍手とコメントをありがとうございます!!
本のタイトルだけでなくサイトも教えて下さって、どうもありがとうございます~(涙)。探します!!


 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 

当方はBL感想ブログですが、たまーに一般ジャンルだったり少女マンガだったり書いております。
今回は少女マンガです。

超がつくほどの有名な漫画家さんですが、正直数作品しか読んだことありません。
一番最初の記憶は『綿の国星』。当時7、8才だったと思いますが、何でだか今でも覚えています。多分母が買っていた雑誌に載っていたんだと思う。ちび猫と飼い主の女性のやりとりで読んでて腹が立ったんですよね。すごくワガママだと(笑)。子供のくせに同じちび猫に対して腹立つって、何様なんだわたし(笑)。
それからだいぶ経ってから、『ASUKA』という雑誌で幾つかの作品を読んだというだけの記憶があるだけです。

なので、この本がちゃんと読んだ最初の本になるのかな。

『バナナブレッドのプティング』 
『ヒー・ヒズ・ヒム』
『草冠の姫』
『パスカルの群れ』が収録されています。
表題作を薦めていただいたにもかかわらず、私が一番良かったのは『パスカルの群れ』でした。だらだらと書いているのでたたみました…。


『赤松とクロ』  『雑談。』  
に拍手をいただきました。いつもありがとうございますー!!


 

>>>Read more

テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

 

 


表紙買いです。蛍光オレンジが目を惹きます。
大学生同士、ノンケの赤松×ゲイの黒川。黒川は赤松に片思い中です。他の同級生は黒川にちょっと距離置いてますが赤松は全く気にしてません。赤松の方言、聞いたことあると思ったら広島弁だった…! 

両思いになってゴールではなく、そこからのスタートです。付き合うようになっても、黒川は引け目みたいなのがあります。ノンケの赤松をこっち側に引きずり込んでしまったって。
でも一緒にいられて嬉しいし、触ってもらえたら嬉しい。欲が出てくるけれど、怖い。なのに赤松は不意にキスしてきたり、誰もいない空き教室で抱きしめてきたり。
本番になって拒絶されたら、立ち直れないほどだから怖い。そんな黒川の葛藤がリアルです。私、こんなノンケ×ゲイのカプ大好きです。

触られてとても嬉しい、でもとても怖い。黒川は赤松からの接触を避けてしまいます。
特別事件なんかおきない、大学生同士の日常ん中の恋愛ってすごく好き~。嫌われたくないという黒川を、黒川が好きだから触りたいという赤松。そうなんだよ、色々悩んでも答えはごくシンプルなんだよな~。赤松、かっこよかったです。描きおろしでもやってくれます、男前だ。

絵柄もさっぱりとして好みです。今時の大学生って雰囲気出てます。
何となくだけど、系統が市川けいさんっぽいような…。あ、個人的感想です。

淡泊そうな黒川がえっちの時、とても色っぽいです。あ、ゲイ受けで共通してるのってこれか! 男同士のイロイロが分かってるから、ノンケからしてみたらギャップあるんだな! 今気付いたよ(笑)。
攻めがスーツ着用で受けが全裸なんて…。萌えさせていただきました。


同時収録の黒川の先輩・ユキの話もすごく良かったー。
知り合ったきっかけは軽いんだけど、そういう些細なものが縁で、運命みたいなものを感じてしまうよ私は…。就活中で内定がなかなか貰えない焦りから八つ当たりする気持ち分かるし、短編なんですが中身が濃かった。
可愛い顔して料理上手な夏目が攻めで、ヒゲでおそらく年上のユキが受けっていうのも萌えました。

1冊目も同じ二人のお話のようなので、こちらも読んでみたいです。あー、面白かった!


『2冊まとめて。』  『雑談。』
に拍手をいただきました。いつもありがとうございますー!!


 
テーマ * 感想 ジャンル * アニメ・コミック

 

 

*Template By-MoMo.ka* Copyright © 2015 nitay pirka , all rights reserved.

立夏

Author:立夏
BL大好きで感想・思ったことなどを、好きなように書いてます。
好きな本ばかりなので、独りよがりなってる自覚はあります。

ほとんどネタバレしてますので、ご注意下さい…。

記事に拍手や拍手コメを、いつもありがとうございます。
拍手コメのお返事は、該当の記事に書かせていただいています。お時間ある時に見ていただけたら嬉しいです☆

06 | 2015/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

マンガ (414)
会川フゥ (3)
青井秋 (2)
朝田ねむい (2)
阿部あかね (2)
雨隠ギド (5)
ARUKU (3)
池玲文 (4)
イシノアヤ (3)
市川けい (7)
糸井のぞ (3)
伊東七つ生 (3)
井上佐藤 (3)
今市子 (6)
梅松町江 (3)
内田カヲル (3)
えすとえむ (10)
おげれつたなか (2)
カシオ (2)
梶ヶ谷ミチル (2)
かつらぎ (2)
雁須磨子 (2)
神楽坂はん子 (3)
かわかみじゅんこ (2)
木下けい子 (4)
草間さかえ (6)
九条AOI (2)
黒乃奈々絵 (2)
腰乃 (1)
恋煩シビト (1)
寿たらこ (2)
桜城やや (2)
里つばめ (2)
清水玲子 (2)
蛇龍どくろ (2)
SHOOWA (2)
鈴木ツタ (2)
たうみまゆ (3)
宝井理人 (4)
田倉トヲル (2)
千葉リョウコ (2)
トウテムポール (2)
トジツキハジメ (13)
永井三郎 (3)
中村明日美子 (5)
七海 (3)
ナナメグリ (2)
西炯子 (2)
西田東 (2)
羽生山へび子 (4)
のばらあいこ (2)
ハヤカワノジコ (2)
はらだ (2)
日高ショーコ (3)
秀良子 (6)
ひなこ (2)
歩田川和果 (2)
真柄うしろ (3)
斑目ヒロ (5)
松尾マアタ (2)
三崎汐 (3)
三島一彦 (4)
三田織 (2)
ミナヅキアキラ (2)
モチメ子 (2)
桃山なおこ (2)
ヤマシタトモコ (7)
山田ユギ (1)
山中ヒコ (2)
山本小鉄子 (3)
ヤマヲミ (4)
ゆくえ萌葱 (2)
吉池マスコ (6)
吉田ゆうこ (3)
よしながふみ (6)
ヨネダコウ (1)
ルネッサンス吉田 (1)
RENA (1)
~あ行~ (22)
~か行~ (21)
~さ行~ (15)
~た行~ (15)
~な行~ (10)
~は行~ (8)
~ま行~ (16)
~や行~ (9)
~わ行~ (2)
まとめて。【コミック】 (55)
小説 (83)
英田サキ (1)
いおかいつき (1)
一穂ミチ (2)
いつき朔夜 (2)
岩本薫 (1)
海野幸 (3)
榎田尤利 (2)
江森 備 (1)
尾上与一 (1)
華藤えれな (3)
可南さらさ (3)
かわい有美子 (7)
綺月陣 (3)
久我有加 (2)
木原音瀬 (5)
小林典雅 (4)
西条公威 (3)
早乙女彩乃 (1)
佐田三季 (1)
沙野風結子 (1)
愁堂れな (1)
ジョシュ・ラニヨン (1)
砂原糖子 (2)
千地イチ (2)
谷崎泉 (3)
月村奎 (1)
中原一也 (2)
凪良ゆう (1)
夏目怜央 (1)
西江彩夏 (1)
鳩村衣杏 (2)
ひのもとうみ (2)
松田美優 (1)
松雪奈々 (5)
水原とほる (2)
夜光花 (6)
まとめて。【小説】 (3)
雑誌 (20)
アンソロ (24)
BLCD (3)
私の好きな本のこと (41)
あさのあつこ (2)
池辺葵 (8)
遠藤淑子 (1)
小島てるみ (1)
川上弘美 (1)
京極夏彦 (1)
五條瑛 (2)
杉本苑子 (1)
鈴木志保 (2)
高村薫 (2)
塚本邦雄 (4)
長野まゆみ (3)
橋本紡 (1)
鳩山郁子 (3)
福永武彦 (1)
吉野朔実 (1)
純文学 (1)
詩 (2)
マンガ (3)
【〇〇もの、いろいろ】 (8)
雑記 (138)
拍手のお返事 (24)
購入予定メモ (19)
未分類 (8)
自作BL (31)
~自作BL はじめに~ (1)
投稿にまつわる独り言 (25)
『グリーンスリーヴズ』 (5)

このブログをリンクに追加する

この人とブロともになる