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「ニタイ ピリカ」はBL漫画・小説(たまに非BL)の感想を好きなように書いたブログです。ネタバレしてますのでご注意ください…
 

 

 
ネット上をうろうろしていたら、タグでBL臭がする図書館で読める小説(すみません、うろ覚えです…)を紹介していました。
その中には大昔に読んだものもちらほらありましたが、知らない本の方が多くて。
ここ何年かは普通にBL読んでたから、わざわざ匂いしかしない本を読む必要なかったんですよね。
(なんか身も蓋もない言い方かな…汗)

BLというより、衆道? 男色? 同性愛? どう区別するんだろうか…。
たとえば戦国時代に、殿様の夜伽をする部下の間柄を衆道というなら、部下が尊敬だけでなく愛情持ってたり、殿様が部下という役職以上に大事に想ってたりしても、衆道になるのかしらね…。それとも、名前が違うってだけの話なのか。

イマイチ違いの分からない私ですが(えー)、何冊か図書館で借りて読んだので
好き勝手に思ったこと書いてます。
『匂い系』って書きましたが、『臭い系』より字面がまだ良いだろうという、私の適当な判断です(汗)。

以下にたたんでます。さらっと読み流していただければ幸いです。

 

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〇『ガラシャ』宮木あや子
ガラシャガラシャ
(2010/11)
宮木 あや子

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一体いつになったら男同士の話になるのかと読み進めたら、最後の章でした。いや、長かったわ…。まあ、ガラシャが主人公だからしょうがない。

細川忠興の父・幽斎の、明智光秀への想い。
美しい正室をほったらかしにしてものめりこむほどの情熱って、
戦国時代によくあっただろう衆道ではなくて、ただの恋のような気がしました。
肉体関係ないけれど、友情ではなく無自覚な恋です。

本能寺の変の後幽斎は、せめて自分の祈りだけでも共にありたいと嗚咽し、光秀の安否を非常に気遣います。
息子にぐさりと指摘されてました。そこまでの思いを母上にも持って欲しかったと。

ガラシャと夫の忠興、ガラシャの侍女・糸、忠興の弟などなど、登場人物多くて、そしてベクトルの方向がみんな違うんです。すれ違いすぎだよ…。
と思ったら、ラストでガラシャの恋は成就したようでほっとしました。

この作家さんは『花宵道中』が有名ですが、私はこっちが好きでした。
雨の塔雨の塔
(2007/11/26)
宮木 あや子

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感情移入は出来なかったけど、美しい少女たちと閉ざされた世界、というのは好きです。
鳩山郁子さんの表紙だから、っていうのもなきにしもあらず。


〇『ロンバルディア遠景』
ロンバルディア遠景ロンバルディア遠景
(2009/06/17)
諏訪 哲史

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安直な理由で読んだのを激しく後悔…。私なんかの手に負えるわけのない物語でした。
難しい語彙だらけだし、哲学っぽいし、なんかもうね……。

美貌の無名詩人・篤と出会った、詩誌の編集者で詩人でもある井崎。伊崎はゲイです。
その稀有な才能と容姿に心を奪われ、親交を深めていきます。と言っても同性愛展開にはなりません。でも篤からの最後の手紙を読むと、篤なりの愛情はあったんだと思う、ただ種類が違っただけで。

「世界の果てをこの目で見る」そう言って、篤はイタリアに単身渡ります。
送ってくる日記や短編、詩を絡めて、井崎が小説風に進行していきます。

篤はまだ10代ですが強迫観念のせいで病んでいて、でも書くことで精神の平衡を保ってました。詩人になって有名になるとか、たくさんの人に読んでほしいとかじゃないんですよね、才能があるというのに。
母親が、篤は可愛そうな子だと言うのが印象に残った。

9~11章は読んでて引きました。こんな表現っていうのか、描写があったのかって。
「嫌い」「気持ち悪い」で片付けていいのか分からないです。ショックはショックだったんだけど…。

自分の病の兆候に気付き恐れて、そのイメージをありったけ紙面に封印した短編は怖くて、薄目で読んでました。現実でありえない、想像の話なのに怖かった…。
あまりこういう風に思わないので、私にしては随分と攻めた作品です。でも攻めるつもりで読んでなかったので、それが一行目の感想に戻ります…。

書くことに厭きて、詩人でなくなった篤はどこに行ってしまったんだろう。
死んでしまった気もしないし、生きている気も私はしませんでした。


〇『死して残せよ虎の皮』鈴木輝一郎
死して残せよ虎の皮―浅井長政正伝死して残せよ虎の皮―浅井長政正伝
(2000/07)
鈴木 輝一郎

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読み始めてまもなくの長政☓信長に驚きつつも、私は彼は受だと思ってるのでしめしめでした(笑)
すごく新鮮に感じました。
男性だからか、それに重きを置いてないからか、描写がざっくばらんというか。
メインは浅井長政の生き方なので、時代物にそればかりを望んだらいけませんね(笑)。

とりあえず今回は三冊で。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます!

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NAME: | 2013.07.07(日) 23:37 | | [Edit]

 

c 様

7/8 拍手コメ下さったc 様へ

こんにちは~。
【匂い系小説】に反応いただけて、またまた嬉しいです!
cさんも信長受けですかー! う、嬉しいー…。
荒っぽいイメージの小説が多い中、昔に読んだある小説では全然違っていて驚いたことあります。
余裕で腐変換出来る現在の私なら、宣教師☓信長…。これ、書いていいのかな、って書いちゃったけど(汗)
かなりなマニアックだと思われます、きっぱり。

信長って市に似た美形で色白くて、中肉中背ってなにかで読みました。
記事にした本では、お互い妻がいようが関係なく堂々としていて。それが衆道なのかもしれないです。市は自分の夫と兄が衆道関係を持ったこと普通に知ってました。まつも知ってたのかな~。
そう、二人にしか分からないので、利家☓信長に違いないです!
って、暑苦しいお返事でほんと、すみません…。
コメントありがとうございました!

NAME:立夏 | 2013.07.09(火) 16:05 | URL | [Edit]

 

J 様へ

こんにちは~。

【匂い系小説】に反応いただけて嬉しいですー!

私は歴史好きなので、(大学で専攻してました)ガラシャの生涯は興味ありましたね。
おお、専攻されてたんですか! 高校ん時日本史が好きで、時代物をよく読んでた時期があって。
BLがなかった頃は、そのあたりを攻めて読んでました。

> たしかに信長は受けの方が美味しいですね(笑)
攻めのイメージありますけど受けなんですよー、私の萌えは(笑)。
やっぱりギャップでしょうか(汗)


少ない手持ちドラマCDん中でも、結構な数で遊佐さん出演されています。
殆ど受けです。悲痛に叫ぶ役があって、それがすごく大好きなんです。
「俎上の~」もそんな感じなんですよね。原作も好きなので、聴きたいCDリストに入ったまま時間は流れ…(汗)
コメントありがとうございました!

NAME:立夏 | 2013.07.09(火) 16:07 | URL | [Edit]

 

m 様

7/10 拍手コメ下さったm様へ

はじめまして! この記事に反応いただくと、特に嬉しいです~。
懐かしいですよね~、昔はBLなかったから時代ものや純文学から、そっち系を探して読んでたものです(遠い目)
南條範夫さん!私も読みました!何かは忘れてますが…(汗)『五代将軍』ちょっとメモっときます!
そうなんですよね、恋愛ものじゃないからあっさりとしてますよね。『死して残せよ虎の皮』もあっさりなんですが、妙にドキドキして新鮮でした(笑)。
エロに慣れたせいかもしれません…(^_^;)
コメントありがとうございました!

NAME:立夏 | 2013.07.11(木) 19:48 | URL | [Edit]

 

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立夏

Author:立夏
BL大好きで感想・思ったことなどを、好きなように書いてます。
好きな本ばかりなので、独りよがりなってる自覚はあります。

ほとんどネタバレしてますので、ご注意下さい…。

記事に拍手や拍手コメを、いつもありがとうございます。
拍手コメのお返事は、該当の記事に書かせていただいています。お時間ある時に見ていただけたら嬉しいです☆

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